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5656号 私(鮒谷)がある種の会社員の方に「強烈な違和感」を感じる理由とは


■今日の内容には、
 気を悪くされる方もあるかもしれませんが、

 以下、

 「あくまで、私(鮒谷)の個人的所感」

 という前提でお読みください。



■私(鮒谷)は、

 会社づとめをされている方と
 お話をする機会がそれなりにあります。


 平均的な人よりも、

 企業規模、業種、業界、職種等の
 違いからもたらされる、

 多様な生き様をされている会社勤めの方と
 接触してきた方ではないかと思います。



■セミナーやコンサルのお客さまといった
 形でももちろんそうですが、

 これまでさまざまなセミナーに足を運び、
 今なお、顔を出しています。


 こうした場において出会う
 サラリーマンの方が少なくないのです。



■長年、こうした出会いを繰り返していると
 徐々に、

 (もちろん全員ではないのですが)

 「ある種の、会社勤めの方」

 とお話をしている際に

 「違和感」

 を感じるようになりました。



■それもほんの少しの違和感、
 といったものではなく

 【強烈な違和感】

 ともいうべき、

 言葉にうまく乗せることができない、
 しかしどうも感性の波長が合わない、

 といった強い違和感。



■これはなんなんだろう、
 と長年、うまく言葉にできなかったのですが、

 最近、ようやく

 「違和感の原因」

 を言語化できたので、
 以下に備忘を兼ねて記しておきます。



■私(鮒谷)は経営者ですが、
 経営者、商売人という立場で生きていると、

 毎日、直接・間接にお客さまとの
 コミュニケーションが発生しますが、

 そのやり取りの質はダイレクトに

 「売り上げ(ならびに利益)」

 という形で反映されるので、
 日々、強い緊張感にさらされています。



■ご自身で商売をやっていらっしゃる方には
 今さらいうまでもありませんが、


 ビジネスにおいては、

 お客さまに対して、期待通り、さらには期待を
 超える価値を出せなければ離れていかれるし、

 その分、売り上げは
 落ちることとなるのですから、

 ヒリヒリとした緊張感から
 逃れることはできません。



■反対に、きちんと期待を超えて
 お客さまに価値を出し続けられれば、

 少なくとも、その状態を継続できている
 限りおいて、

 売上げは上がり続けることとなります。

 売上げは正直、ということですね。


 お客さまへの提供価値に応じて、

 「売上げがみるみる下がったり、
  上がったり」

 するのです。



■補足しておくと、

 いくら本人的には一生懸命、頑張って、
 お客さまに尽くしていたつもりであっても、

 お渡ししたものが
 お客さまの求めているものでなければ、

 シビアに判断され、
 売上げは減少することとなります。


 その場合、
 悪いのはお客さまではなく、

 「お客さまのニーズを捉え、それを満たす
  商品・サービスを渡せなかった『私』が悪い」

 ということになるでしょう。



■日々、こうしたプレッシャーに
 さらされ続ける、それが商売人。

 それゆえ、

 【寝ても覚めてもお客さま】

 という気持ちで
 毎日を過ごすこととなるのです。



■このような思いを持って
 毎日を過ごしていて、なお、

 お客さまに対して、ニーズど真ん中の
 価値提供を行えなければ

 (少しでも価値提供のポイントを外すと)

 どんどんお客さまは離れていかれるから、

 「日々勉強、日々努力、
  日々精進、日々実行の毎日」

 が続くこととなるわけです。



■私(鮒谷)はそんな思いを
 毎日を生きているつもりですが、

 そんな私がビジネス関連のセミナー等に参加し、
 会社にお勤めの方と話をすると、

 「日々、お客さまと向き合って、
  仕事をしているのだ」

 という緊張感を一切、
 感じさせない人があるのです。



■会話をしていて、

 「(仕事において)誰に、
  どんな価値をお渡ししよう」

 という思索を、

 社会人になってから一度たりとも
 考えたことがないんじゃないか、

 と思わされる人も少なくありません。


 言葉を選ばずに言うならば

 「果たしてこの人は、

  これまで一体、誰を見て、
  何を考えて、

  日々、仕事をきたのだろう」

 と思ってしまうこともしばしばです。



■お客さまに喜んでもらうのが

 【仕事における最高の報酬】

 であるにもかかわらず、

 その報酬を自ら手に入れようと
 していないように見受けられるのです。



■では、

 そうした方々はどこにフォーカスして
 仕事をしているのかというと、

 おそらくは、この人たちは、

 「自分に給料を(直接・間接に
  お支払い下さっているお客さま」

 のことなど、ほとんど考えたこともなく、


 その代わりに


 自らのキャリアであったり、
 給与のことであったり、

 そのための能力向上やスキルアップ、
 知識の増大、といったものであったり、

 勤務先であり、上司であり、
 同僚であり、部下であったり、


 にのみ、意識を向けてこられたのでは
 ないかと思われます。



■仕事=お客さまへの価値提供、

 なのだから、その人たちは

 【あさっての方向を向いて、
  仕事をしている】

 ということになりそうです。



■営業職においてすら

 「お客さまのことなどどうでもよく、
  ただ売上が上がればいい」

 という考えを持っている人が
 少なくないのですから、


 お客さまと直接向き合わない部門、部署にいたり、
 そうした職種であったりすると、

 「客のこととか関係ないわ」

 「ってか、そもそも客って誰よ?
  まったくイメージ湧かないわ」

 みたいに思っている人も
 少なくないようです。



■こうして、お客さまと正面から
 向き合わぬことによって浮かせた

 「認知能力」

 は、代わりにどこに用いられるかというと、


 (それが頭の良い人であればあるほど、
  往々にして)

 「自分がいかに優秀である、
  高い能力を持っているか、

  頭がいい、格好が良い、
  と思ってもらえるか」


 に使われることがあるようです。


 見当はずれの方角に向けて、

 持てるエネルギーの全てをそこに
 捧げている人も少なくありません。



■お金を支払ってくださる
 お客さまのことを全く念頭に置かず、

 にもかかわらず、ご本人は

 「仕事」

 を行なっていると思っている。


 そんな人と接すると
 私(鮒谷)は


 「それ、お客さまの方を
  向いていないんだから、

  けっして『仕事』ではなく
  自己満足のためのなにか、

  を行っているに過ぎないのでは」


 と心の中で、
 突っ込みたくもなるものです。



■違和感の原因は、ここにありました。


 ある種の人と私(鮒谷)との間の

 【仕事の定義】

 に齟齬があったよう。


 この定義が食い違う人とは、

 波長が合わない、相性が合わない、
 そして居心地が悪く感じられる、

 というメカニズムが働いていたようで
 ありました。



■仕事の話など出てこない、

 プライベートの場では、
 あんまり気にならないのですが、


 こうした思いを特に強く感じるのは、

 起業系、マーケティング系、
 セールス系、事業開発系、

 といった内容のビジネスセミナーに参加して、


 そこでのワークや休憩時間の会話、
 ときに全体発表の場などで、

 「あなたは、お客さまのことについて
  絶対に真面目に考えたことないだろう」

 みたいな人が得々と語っている
 現場に立ち会ったとき、

 「強烈な違和感」

 よりハッキリ言うならば

 「強い嫌悪感」

 が湧き上がってくるのです。



■ことによると、

 その人を(間接的に)養ってくれている
 はずのお客さまを悪し様に罵ったり、

 さらには馬鹿扱いされる人すらあり、


 そうした人と長時間の
 会話や対話を余儀なくされる、

 たとえばワークなどで一緒になると
 苦痛で苦痛で仕方ありません。

 あまりにも耐え難くなると、
 そっと席を外すこととなるわけですが。



■そんなとき、


 「あなたは誰に養ってもらっていると
  思っているんだ。


  会社が養ってくれているのではなく、
  あなたの上司が養っているわけでもなく、

  あなた給料の原資は
  全てお客さまから出ているんだぞ。


  誰見て仕事してんだよ。

  もっと真剣にお客さまと向き合い、
  ひりつくくらいの緊張感を持って対峙しろよ」


 という声が、私の心の中で
 繰り返されることとなります、、、



■ある時期から私(鮒谷)は、

 「すべての起点はお客さま」

 の前提で

 【仕事】

 を行うようになり、


 それが私生活にまで及び、
 その状態そのものが喜びとなりました。

 (もちろんその状態を他者に強要したり、
  自己礼賛するつもりもないのですが)



■ただ、少なくとも、そうした毎日を
 生きている私(鮒谷)の認識と、

 上に記したような方との認識は
 異なる(というか真逆)なので、

 決してビジネスの話においては
 交わり合えることはなさそうです。



■いうまでもありませんが、

 もちろん、
 会社勤めの方であっても

 真摯にお客さまのことを考えている人が
 たくさんいらっしゃることは間違いありません。


 そうした方とは波長があい、
 長くお付き合いが続くこともよくあります。



■仕事に対して、
 どんなスタンスで臨むかは、

 各人それぞれで、
 正解はないのかもしれませんし、


 どんな姿が正しくて、
 どんな姿が誤りか、

 などと言うつもりもありません。


 ただ、少なくとも私(鮒谷)は、

 ここまでに記してきたような内容に
 共感くださる方とお付き合いをしていきたい、

 そう考えています。


 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■お客さまの方を向いているから「仕事」    なのであって、    価値提供の対象である「お客さま」の    抜けた仕事はもはや「仕事」ではない。   ■仕事はお客さまの為に行うものであって、    決して会社や社内の人間に優秀な人間だと    思われたり、    格好をつけるために行うものではない。   ■常にお客さまのことを考えて、今の仕事を    行っているか、常に振り返りが必要だ。

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