■人間という生き物は、 つくづく感情を制御するのが難しい 存在であると、 ネット上に流れてくる、 各人を取り巻く環境に対する 恨みつらみや怨嗟の声を聞きながら(見ながら)、 思うことがあります。 ■そんな思いを思いのままに吐き出すのか、 我慢するのか、 あるいは、 別の物語に昇華させて、 それを生きる力に変えるのか、 といった精神の在り様によって 人生は大きく変わるように思われます。 ■そもそも人生という場所自体、 普通に生きていたら、 けっこうロクでもないところで (いろんなトラブルが毎日のように 押し寄せてくるし) 【自らの感情を律する】 ことを覚えなければ、 日常における感情振幅の9割くらいは マイナスになるのではないか、 とすら思うくらい。 そんな世界認識を私(鮒谷)は 持っています。 別に同意を求めるつもりもありませんが。 ■ただ、だからといって、 負の感情を抱えたまま生きていても 精神衛生上、よくありません。 なので、 ツイッターやらフェイスブックやら、 各種掲示板やらヤフーコメントやらで、 自分の思いをそのままにぶちまける (そして一時的に気を紛らわせようとする) 人が後を絶たないのかもしれませんね。 ■もちろん、一人ひとり、 どのようなルール(内的規範)に 従って生きるも各人の自由ですから、 他人である私(鮒谷)が とやかくいう話ではありません。 ■ただ、そうした行為が、 「抜本的な不足や不満の解消」 につながるのであればいいのですが、 現実には、わざわざ 「人生の負の側面にばかり 焦点を当てて、凝視する」 ことになりますから、 いえば言うほど、書けば書くほど、 より一層、ネガティブな感情が心中を 専有することとなるでしょう。 ■ひとたびこの状態に入ってしまうと、 一人で抜け出すことは困難です。 固定された一つの視点からしか 物事を眺められなくなるので、 自縄自縛に陥り、苦しみの海から 抜け出せなくなるのです。 ■人の本性は、 水が高きから低きに流れるように 「油断すると、ついつい不平や不満を 発したり、怒りの感情で埋め尽くされる」 ものであるからこそ、 人間である私たちは、 極力、その法則に逆らって、 【機嫌よく生きていくための 物語】 を自在に編む能力を手に入れる必要が あるのでしょう。 私(鮒谷)自身も、 そんな気持ちで生きてきたつもりです。 ■もちろん、それには理由があります。 倫理・道徳上の観点からではなく、 ひとえに 【人は朝起きてから、夜寝るまでに、 限られた認知能力しか与えられないのに、 何を生み出すでもない (むしろ奪うことばかりの) 恨みや呪いや愚痴や怒りなどと いった感情などに、 認知能力という、最も価値があり、 かつ、希少な資源を無駄遣いしたくない】 という、ただ一点の理由によって、 負の感情に囚われたくないのです。 ■ですから、 「不平や不満や文句、 恨みや呪いや愚痴、 怒りや妬みや嫉み」 といった感情&行為に 引きずられそうになるたびに、 そうした感情に振り回されるのは 「愚の骨頂」 「他ならぬ私にとっての大損害」 だと考えるから、 極力、遠ざけるようにしているのです。 ■具体的に何を行っているかというと、 「不平や不満や文句、 恨みや呪いや愚痴、 怒りや妬みや嫉み」 といった感情は、 絶対に口に出したり、ましてや 言葉にして書き記すことはありません。 ■そんな言葉をひとたび吐いたり、 書いてしまったら、 「取り返しがつかない」 くらいに考えています。 そんな言葉を発した(情けない、小さい) 自分を認識させられ自尊感情が傷つくし、 焦点がそこに固定されてしまうからです。 ■そもそも何ごとかをなす人は 基本的に楽天的な人であり、 特定の負の感情に ひたすら執着する人には、 大きなことはできないと 思っているから、 そんな理由もあります。 ■そんな風に考えているので、 仮にそうした感情が湧き上がってきたら (人間である限り、 これをゼロにはできません) この感情に対して、 どのように解釈したら 自分にプラスになるように転化できるのか、 ただそれだけを考えるようにしています。 ■その理由は 【外的な環境は変更できなくても、 内的な物語は自由に創造できるもの】 だからです。 私(鮒谷)がこんな考えを行うように なった基礎は、おそらく 『小公女』 を幼少の頃に読み、 感銘を受けたから。 あるいは 「良かった探し」 の 『ポリアンナ物語』 にも大きな影響を受けたようにも 思います。 ■こうした、いくつかの (あるいは、いくつもの) 「物語の型」 を持っていたからこそ、 日々、いろんなことが起こっても 基本的に毎日、機嫌よく生きてこられたし、 そんな精神状態が、一歩、前に足を踏み出し 続ける元気を提供し続けてくれました。 ■限りある認知資源を有効に使うためにも 「物語の持つ力」 は上手に活用すべきでしょう。 今日は具体例は挙げられませんでしたが、 現在、ここまで記したことについて 詳細に解説している 【物語放談会音源】 の割引価格での お求めが可能となっております。 ■今だけ、本数限定で、通常、 「28,000円+税(30,240円)」 にて販売している音源を、 「20%引き」にてご提供しております。 ■2本組220分(3時間40分)に及ぶ音源を 定価よりも5,000円以上お安く、 【24,192円(税込)】 にてお求め頂けますので、 この機会をお見逃しなく。 予定している販売本数に到達し次第、 「定価」に戻します。 以下の感想をご覧頂ければ、 内容のイメージはつけて頂けるかと思います。 http://ssdlfiles.s3.amazonaws.com/170627_testimonials_monogatari.pdf ■今だけ、の割引価格が適用されるうちに、 ぜひ求め、お聴き頂ければと願っております。 --------------------------------- 【鮒谷周史の「圧巻!『物語』を自在に操る者だけが、 人生を思い通りに生きられる」放談会音源】 <カード決済を希望される方はこちらから> https://shinkaron.buyshop.jp/items/6536488 <銀行振込ならびに携帯プレイヤー版を ご希望される方はこちらから> https://form.os7.biz/f/08b65f49/ --------------------------------- ※当音源は、2本の音源が収録されていますが、 必ず、続けて2本ともお聴き下さい。 それによって、最大限の学習効果を 得て頂けるに違いありません。 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!【今日のピークパフォーマンス方程式】 ■人生という舞台は、 ロクでもないことがしばしば (というよりも頻繁に)起こる場所なので 放っておけば心中が不平不満や怒りで 満たされるようになる。 ■それが良い結果をもたらすのならいいが、 往々にしてろくな結果をもたらさない。 ■希少資源である認知資源を確保し、 機嫌よく人生を生きていくためには、 「内的な物語」を自分の都合の良いように 自在に編むことができる能力が必要だ。
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5598号 「内的な物語」を自在に創造することで自由になれる
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