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5570号 「ほとんどの分野において他人に劣る」と認めるところから全ては始まる


■言うまでもありませんが、

 「人間の能力は凸凹があるのは当然」

 であり、

 「自分はほとんどの分野について
  他人より劣っている」

 ことを出来るだけ早く、
 素直に認めた方が、

 世の中を楽に生きられるように思います。



■素直に認められた人から順に

 【(良い意味で)諦められる】

 ようになり、

 【腹を括(くく)れる】

 ようにもなれるからです。



■自分の限界を認識し、

 他のほとんどの可能性を諦め、
 一点集中と腹を括ることができた人間は、

 強いものだと思います。


 世間一般の

 「デキる人」

 のイメージであるところの、

 オールマイティ、
 何をやらせてもうまくやる人、

 とは真逆の道を歩もうという覚悟が
 伴うこととなるからです。



■その道は、

 自分の強みのタネ、
 以外の一切を捨てるという

 「徹底した潔さ」

 が要求される道。


 つまり、

 「何でもできると格好をつけたがる人」

 には、歩めぬ世界です。



■ただし、

 ひとたび、この世界で生きると
 割り切ることができれば、

 これ以上、
 生きやすい世界もありません。


 たとえば、私(鮒谷)は

 「人が変化・変容するという現象に対して、
  圧倒的なレベルで言語表現を行える」

 という世界に出るために、

 それ以外の一切の可能性を、
 ある段階から全て捨て去りました。



■たとえ世の中の人から

 「デキる」
 「素敵」
 「おしゃれ」
 「格好良い」

 と評価される道ではなく、
 格好悪いと思われてもよいので、

 「この道一本でいこう」

 と覚悟を決めたのです。



■それ以降、

 私(鮒谷)は上記の存在に近づけると
 思えること以外の一切の取り組みを諦めました。


 結果として、スポーツや芸能の世界は
 数十年前から知識が止まっています。

 夏冬合わせて過去10回ほどのオリンピックも
 映像で見た記憶は、ほぼ、一切ありません。



■Jリーグにどんなチームがあるのか、
 申し訳ないのですがほとんど知らず、

 セ・リーグとパ・リーグに所属している球団が
 どこであるのかももはや分からなくなり、


 先日は、ある場所で
 沢田研二さんの顔を知らない、

 といったら、とても驚かれたのですが、
 そのレベル。


 たまにセミナーで出す野球選手の名前も、

 北別府とか正田とかブーマーとかバースとか、
 せいぜい池山くらいまでで止まってしまってます。



■さらに、

 パソコンを用いた作業は一切できないし、
 (ファイルの保管の仕方すら分からない)

 ワードもエクセルもパワポも使えないから
 事務処理能力はゼロに等しく、


 全ての語学も捨てたゆえ、
 英語は日常会話もままなりません。



■そういえば、プロジェクターを用いた
 プレゼンもできません。


 パソコンとプロジェクターをつなぐ
 方法すら、知りませんから、

 プロジェクターを使ったプレゼンなんて
 生まれてこの方やったことがありません。



■また、特段、服装にこだわることもなく、

 最近は服を買う時間ももったいないから、
 ZOZOスーツを着て測ったサイズに合う、

 安い服をクリック一つで
 適当に購入したりすることが時折あるくらい。


 そんな塩梅なので、

 新社会人になりたてのころと、
 服飾費に使うお金はほとんど変わっておらず、

 いや、むしろ、
 スーツもこの十数年、購入していないし、

 革靴もほとんど履かないので、
 大幅に減少しているはず。




■さらには落ち着きもないし、

 3歩歩くと全てを忘れてしまう、
 ニワトリのような記憶能力しかなく、


 ここまでのところだけ切り取って見られれば、

 ほとんど社会での生活を諦めた、
 使えない、でくの坊、

 と思われても仕方ありません。

 (というか、ほとんどの分野において、
  実際にでくの坊)



■しかし、こうした代償を支払う代わりに、
 それ以外のただ一点に集中することによって、

 とてつもなく大きなもの、

 すなわち、自らが拠って立つ場所が
 確立されつつあると思っています。



■万人平等に1年間は365日、
 1日は24時間しか与えられておりません。


 その限られた時間の中であれもこれもと
 手を出す暇もありませんし、

 もし、そのようなことを行っていたら、
 いつまでたっても何者になることもできません。



■私(鮒谷)は別に、
 雑学王になりたいわけでもなく、

 どんなことも器用にこなせる、便利で
 重宝される人になりたいわけでもありません。


 ただただ、

 【一隅を強烈に照らせる存在になりたい】

 と願っているだけなのです。


 量産型ザクではなく、

 【(ある分野において)この世に一人しかいない
  圧倒的な光芒を放つ人間になりたい】

 ただ、それだけです。



■そのような存在になる、と決めることと、

 そこに直結しない一切を捨て去ることは
 裏表の関係です。


 とはいえ、

 一見、無関係に思えるものについて、
 興味関心を示すことはもちろんあります。


 それは、他の人から見ると、

 テーマと無関係なことに
 取り組んでいるのではないか、

 と言われかねないものであったとしても、


 当人(=鮒谷)からすると、
 私独自の文脈からは、

 「関係があるもあるも大あり」

 といえるものもある、ということですね。



■そういうことがあったりもしますが、
 結局は、

 【一芸を徹底的に磨き抜く
  (=一剣を磨く)】

 ことのみが、

 【自分が自分らしく、
  自信と誇りを持って生きる】

 ための切り札となるのではないか、

 と思っております。



■他の何もできなくとも、
 ある分野において卓越していれば、

 他の能力の不足を補って余りある、
 さまざまな特典がついてくる、

 と自分の経験から確信を持って
 言い切れます。



■せっかくなので、
 ついでにもう一つお伝えしておくと、

 「一芸を磨く」

 とはいっても、

 「頭の良さを磨く」

 ことは(ほとんどの人は)止めておいたほうが
 いいのではないかと思っています。



■もちろん、
 頭の良さはそれ自体が武器となり得ますが、

 「頭の良い人=格好いい」

 と、皆が考え、
 熱心にいろんな「お勉強」をするのは、


 私に言わせれば

 (たとえは極めて悪いですが、
  あえてイメージが湧くように記すならば)

 「誘蛾灯に群がる蛾」

 のように思われるのです。



■わざわざ最激戦区であるところの、

 賢さやスマートさを求められる世界に
 積極的に足を踏み入れることはそのまま、


 わざわざ強烈な競争の中に、自ら乗り出していく
 愚かな行為のように思われてなりません。



■ひょっとすると、

 「賢さ=格好良さ」

 と刷り込まれた人にとっては、

 そういう道を選びたいし、
 そういう道しか選択肢は存在しない、

 その道を外れれば、
 社会からドロップアウトしたことになる、

 と考えているのかもしれませんね。



■けれども、

 そもそも「賢い人」向けに割り当てられている
 世の中のポジションは、比率としては極めて少なく、

 しかしながら、志向する人が圧倒的に多い、
 過当競争の世界です。


 心を削り、身を減らして頑張っても、

 努力に見合った報いを受けられるのは
 トップ1%ないし、せいぜい数%程度、

 そんな苦しく大変な場所で何十年間、
 戦い続けるのも、人生ではありますが、


 本当に頭が良く、さらには、そういった
 世界で勝ち残っていく戦闘力にも自信がある、

 そんな方でなければ、

 あえてその世界に突っ込んでいく意味を
 見出そうとするのは無謀ではないでしょうか。


 ※私(鮒谷)は、とてもそんな世界では勝てないと
  思ったから、

  「賢さとは別の尺度で評価される世界」

  に陣を敷くことにいたしました。



■表面的な格好良さに幻惑されて、
 自らの人生を棒に振るくらいならば、

 所属(勤務先)とか肩書といった

 「記号の束縛」

 から自由になり、真に自身を解放できる世界に
 身を投じられてはいかがでしょう。



■私(鮒谷)は、

 社会人生活における極めて早い段階に、
 独自路線、すなわち、

 【自分が圧倒的に勝てると思われる場所において
  唯一無二の存在となる】

 世界を目指すことを決めましたが、


 この道は自らの取り組みについての意義を
 見出せるから楽しいし、

 それゆえ、高速で成長を遂げているという
 実感も味わえます。



■また、成長や能力の伸長にしたがって、
 評価もされるし、

 いずれ、代替不可能な存在へと
 近づいていくはずだ、

 そんな予感や確信も生まれてくるので、
 自尊心も高まり、いいことづくめです。



■ただし、レールを切り替える際に

 「世間的な格好の良さ」

 は一旦、脇に置き、

 自分が目指す世界に行くことを妨げる
 全てを投げ捨てる、

 そんな覚悟が要求されることとなるでしょう。



■この数年間の「レール転換の期間」を経て、
 新たなレールに切り替えられたなら、

 そこから先は他の何者も妨げることのない、
 自由な世界が広がっているはずです。



■こうした私(鮒谷)自身の経験を通し、

 後進の方にも
 この世界の存在をお伝えしたいと思い、


 一つの参考事例として、
 こうした生き方もあるのでは、

 ということをお伝えいたしたく、
 本稿を認(したた)めた次第です。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■人間には得手不得手があることを    早い段階で認識しておいた方が    人生は楽に生きられるのではないか。   ■自身の弱みの存在を認めることによって、    腹を括り、自分の得意分野に資源を    投下する覚悟が固まるのである。   ■世間の常識に自らを当てはめようとする    生き方を目指し、疲弊消耗するくらいなら    勇気を持って、自身を解放する生き方に    身を投じてみてはどうか。   ■完全に軌道変更できるまでには数年程度の    時間が必要となるかもしれないが、    一旦、その世界に出れば、妨げる者のない    自由な世界が広がっているだろう。

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