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5529号 「お役立ちの心」に、愛嬌という名の糖衣コーティングを


■これまで、たくさんの人とお会いしてきました。


 その中で5年、10年、
 あるいはそれ以上のスパンで見たときに、

 「潜在能力を開花させ、
  順調にキャリアを作り変えていった人」

 もあれば、


 「非常に優れた潜在能力を持ちながら、
  能力を発揮する機会に恵まれず、

  せっかくの能力もいつの頃からか、
  朽ち果ててしまった」

 という人も残念ながらあるように思います。



■先日、

 両者の違いはどこにあったのか、について
 深く考える機会があったのですが、

 つまるところ、
 両者を隔てた究極の原因は、


 【周りの人たちに対する、
  「お役立ちの心」の有無】


 ではなかったのかと思うのです。



■すなわち、

 どれだけ高いポテンシャルがあったり、
 能力やスキルを持っていた人があっても、

 それを喜んで他者に開放しようと
 心がけてきた人と、


 反対に、

 せっかく能力を持ちながらも、
 貢献心なきゆえに、

 役立たせる機会なく、
 陳腐化させていってしまった人との差、

 と言い換えてもよいかもしれません。



■能力を開花させるのは「機会」ですが、

 肝心の、その機会を与えられるのは、

 【フットワーク軽く、
  他の人の役に立とうという思い】

 を持つ人のみ。


 さらに欲をいえば、
 こうした思いに加えて、

 【愛嬌】

 すなわち、気にかけてもらえる、
 可愛がってもらえる力、

 があれば最高です。



■たとえ今、何者でもなく、

 大きな貢献をできる力を
 持っていなかったとしても、あなたが持つ

 「目の前にいる人の、役に立とう」

 という姿勢と行動は
 周りの人に伝わるものです。



■さらに、

 こうした姿勢と行動が、愛嬌という名の
 糖衣でコーティング(!?)されていれば、


 チャンスを渡せる立場にいる人から

 「〇〇君、
  こんな機会があるけれどもやってみる?」

 「〇〇さん、
  せっかくの機会だしチャレンジしてみたら?」

 と声をかけられることも増えてくるでしょう。



■率直に言って、

 こうした言葉を
 投げかけられたことのない人は、

 (あえて厳しくいうならば)

 「周りの人の役に立とうという
  思いを持ったことがない」

 か

 「思いがあっても、
  その思いを形にして表していない

  (=やっぱり強い思いがなかった、
    ということですが)」

 のか、


 あるいは

 「思いと行為はあっても、
  好かれるための愛嬌が足りていない」

 かの、いずれかです。


 ※とはいえ、最後のものである可能性は
  そこまで高くないはずです。



■もちろん、

 「経験が豊富な人」であり、
 「高い能力を持つ人」だし、
 「信用できる人」だから声がかかる、

 という状態に至れれば、
 それが理想です。


 ただ、そんな理想状態に入る前には、
 どんな人も必ず、

 「経験豊富で、高い能力を持ち、
  信用できる人」

 になるための下積みとでも言える、


 【たくさんのチャンスを与えてもらい、

  経験を重ね、能力を磨き、
  信用や信頼を勝ち得る】

 という過程を経ているもの。



■人間関係が構築され、

 多少の失敗にも目をつむってもらえる
 安心、安全な場に身を置きつつ、

 たくさんのチャレンジを重ねさせてもらい、

 その経験が潜在していた能力が
 大きく伸長する。


 そんな機会を与えてもらえるのは
 ひとえに


 【貢献する心と、
  その思いを実践する行動力、

  さらに、いろんな人に気にかけられ、
  気安く、声をかけてもらえる愛嬌力】


 がある人のみ。



 これらを磨くことこそが、

 一見、遠回りなように見えて、
 その実、近道でキャリアを発展させる法、

 といえるのではないでしょうか。



■できれば20代、
 あるいは30代半ばくらいまでに、

 こうした姿勢を身に付けておくことで、
 たくさんの機会を頂戴できれば、

 30代後半ないし、40代に入って以降、

 多くの場数を経験し、
 強化させてきた能力と、

 数々のチャレンジによって
 培われてきたネットワークの掛け算で、

 一気に飛躍のときを迎えられることでしょう。



■こうした、

 【キャリアを構築するにあたっての核心】

 を外し、

 いくら一生懸命、お勉強に励んだり、
 能力開発に努めたところで、


 気にかけ、可愛がり、「私」を使って
 下さる方がいなければ、

 努力し、磨いてきた自慢の能力や知識も
 開放されることなく、

 【宝の持ち腐れとなり、
  文字通り「腐っていく」】

 となるのです。



■よく言われるように、やっぱり

 【仕事力の前に人間力】

 ということですね。


 何ごとにおいても「キモ」があり、

 「キモ」を外し、
 ズレた努力をどれほど重ねても、

 報われることは永遠にありません。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!



 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■長い目で見て、潜在能力を開花させ、    順調にキャリアを積み重ねている人たちは    皆、周囲へのお役立ちの心を    持ち合わせているものである。   ■周囲へ貢献しようという思いを持ち、    行動し、さらに愛嬌まで備えている人は、    その姿勢と行動が周囲に伝わり、    おのずとチャンスにも恵まれるだろう。   ■こうして数多くの経験を積むうちに    潜在能力が開花し、    やがて、大きな成果をあげられるように    なるのである。   ■つまり、キャリア構築における第一歩は    能力の強化、開発よりもむしろ、    【貢献心愛嬌を持つことを心がける】    この2点にあると言えるのではないか。   ■いくら能力があったとしても、    他者にその力を使ってもらえなければ、    能力を向上させるための経験も得られず、    宝の持ち腐れとなるのである。

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