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5518号 「コンサルタント」として、自分で自分をコンサルしてみては


■私(鮒谷)は頻繁に、

 【コンサルタントとして、
  自分で自分をコンサルする】

 ことを行うように心がけています。

 これを実践すると二つのことに気づけます。



■一つ目は、

 【人には、一人ひとり、固有の文脈がある】

 と気づきます。


 理論、理屈がどれほど通っていることで
 あったとしても、

 必ずしも100%、その理論を自分の状況に
 当てはめられないことがある、

 と気づくのです。



■客観的に見れば、

 「非の打ち所のない正解」

 であっても、人には、


 各自が大切にしている価値観や感性、

 あるいは、

 過去の履歴や、
 現在置かれている環境、

 さらには、

 簡単に外からは推し量れないような
 込み入った事情など、


 さまざまな、完全には外部から
 理解できない「文脈」があり、

 それゆえ人は、理論・理屈通りに
 動けないことがあることと分かるようになります。



■もう少し詳しく説明すると、

 自分で自分をコンサルしようと思ったときに
 初めて、

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 もし他人に説明を求められても
 うまく伝えにくい、あるいは伝えたくない、

 「簡単に外からは推し量れないような
  込み入った事情」

 が自身の内にもある、

 つまりはそれは他者の心のうちにもある

 ----------------------------------------

 と気づくのです。



■この現実は、

 特に他者に対して、
 何かをアドバイスする立場や役割の人

 (経営者やマネージャー、コンサル等)

 は心がけられるべきでしょう。


 つまり、

 【上から目線で、
  正しいことを伝えるのはたやすいが、

  それを納得し、理解し、
  実践してもらうことは極めて難しい

  (各人固有の文脈があるから)】

 ということを深く理解しておく必要が
 あるということですね。



■これが分かれば、
 例えば私(鮒谷)であれば、

 自分が行っているコンサルに対して、
 つねに

 「不安であり続ける=謙虚になる」

 ようになります。


 「果たして自分は、どこまで深く、
  お客さまのことを分かっているのか」

 について(良い意味で)懐疑的で
 あり続けられるようになるのです。



■こうした不安に苛まされるからこそ、
 お客さまに対して、

 より深い部分まで理解をするためのヒアリング、
 あるいはインタビュー能力を高めたり、


 そこから洞察する力を鋭くする
 トレーニングを強化しなければならない、

 との決意を新たにせずには
 おれなくなります。


 こうしてコミュニケーションについて
 一段、深く思いを致せるようになるのは

 【コンサルタントとして、
  自分で自分をコンサルする】

 一つの効用でありましょう。



■二つ目に気づくのは、

 自分で自分をコンサルしてみると、

 【(自分が自分を見るのだから当然ですが)

  自分との距離が近すぎて
  答えが分からなくなることがある】

 こと。



■自分がいかに、

 【自覚なく、主観に囚われながら
  生きてきたか】

 が、よく理解できることでしょう。


 客観的に見れば、
 間違いなくこちらが正しい結論であり、

 さらに、

 自分の文脈と照らし合わせても、
 やらないという選択肢などあり得ない、

 ということであってすら、


 ついつい目の前のことに囚われて
 そこに意識を向けていなかったり、

 あるいは、それを行うことが自分に
 とってプラスになると分かっていても、

 あえて、目をつむって見ないようにし、
 先送りし続けてきたことがたくさんあった、


 と気づくはず。



■今、行っていることを継続するよりも、

 新しいことに着手し、行動するのは、
 その何倍も精神や身体に負荷がかかるから、

 おそらくは無意識のうちに、

 【これじゃないだろう、、
  と理解していても、

  あえてそこから、
  目をそらそうとするメカニズム】

 が働いているのかもしれません。



■人は自分について、
 コンサルしようとするほどに

 (=客観的に見ようとするほどに)

 こうした痛みが存在することに気づき、
 それうえ、

 【人間とは、
  見るべきことを見ようとしない生き物】

 であると、つくづく分かります。



■意識して行ってみると、
 ほかにもいろんな発見がありますが、

 【コンサルタントとして、
  自分で自分をコンサルする】

 を行うことで、
 たくさんのことが学べるので、

 ぜひあなたにも一度、
 試してもらえれば、と思っています。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■「コンサルタントとして、     自分で自分をコンサルする」    と多くのことを知らされるだろう。   ■一つには、人には    【各人固有の文脈】    があり、    理論、理屈では正しいとされていること    であっても、その通りには動けない、    ということが往々にしてあると、    自分の内側を覗き込むことで気づくはず。   ■もう一つには、    「自分は自分に近すぎるゆえ、いかに     自分のことを理解していなかったか」    についても気づくこととなるはずだ。   ■他にもたくさんのことを学べるので、    あなたも一度、    「コンサルタントとして、     自分で自分をコンサルする」    という思考チャレンジを行ってみると    よいだろう。

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