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5514号 あらゆる人を批判、非難、断罪し続けてきたニュースキャスターの末路とは...


■世の中には、

 「ほとんど習慣的に、
  つねに他人のアラを探し続けなければ
  気が済まない人」

 があるように思います。



■もちろん、私を含め、どんな人も

 「人の悪い点が目に入ってしまうし、
  それに対して憤りや腹立ちを感じてしまう」

 ことがあるのは、

 「人間として生まれたからには
  逃れらぬ性(サガ)」

 でしょう。



■ただし、そのときに一呼吸置いて、


 【さはさりながら、

  「逆に自分はどうなのか、
   自分も偉そうなことを言えた義理はないな」

  と客観的に顧みることができる姿勢を
  持っているかどうか】


 が、その後の人生において、大きな影響を
 及ぼすのではないでしょうか。



■人と接することによって、

 イラッときたり、腹が立つことはしばしば
 (あるいは頻繁に)あるのは、

 人間である以上、仕方ありませんが、


 ただ、そのあとに、

 【(自分のことは棚に上げて)
  他人を悪者に仕立て上げて考える】

 のは、狭量に過ぎるようにも思われます。



■自分ができないことを断罪するのなら、
 どんな人でも

 「罪人」

 にすることもできるし、

 「自分の立場をすべての人の上に置き、
  全能者になる」

 こともできるでしょう。



■ただ、そうした姿勢が習慣化してしまうと、
 必然的に謙虚さが失われ、

 「コミュニケーションにおいて、
  自覚なく、他の人を断罪し続ける」

 こととなるはずです。


 その姿勢は、一般的な感覚を持つ人からは
 疎んじられるものですから、

 (はじめのうちはよくても、やがて)

 心ある人は、ゆっくりと、
 一人、また一人と離れていって、

 「そして誰もいなくなる」

 ものなのかもしれません。



■そういえば、中学生の頃ですが、

 「見るもの、聞くもの、触れるものの全てを
  断罪し続けるニュースキャスター」

 が登場する、印象深い話を、星新一の
 ショートショートで読んだことがあります。



■相当、昔の話なので、
 内容は相当に曖昧ですが、たしか、


 長年、ありとあらゆる分野の人を
 批判し、非難し、斬りつけ続けて、

 人気を博していた(確かにそのほうが
 人気を集めやすい)ニュースキャスターが、


 なにか個人的なことで大きな災難に見舞われ、
 いざ、周りの人に助けを求めようとした時に、

 助けを求めた人は皆、そのキャスターに、かつて
 徹底して批判、非難された人ばかりだったので、

 結局、誰一人として助けてくれる人は
 いなかった、


 という結末であったように記憶しております。



■これを読んだとき、
 直接の関係はないけれども、

 【人を呪わば穴二つ】

 という言葉を思い出しました。


 この言葉の意味は、

 「他人を呪って殺そうとすれば、

  自分もその報いで殺されることになるので、
  墓穴が二つ必要になる。

  人を陥れようとすれば
  自分にも悪いことが起こるというたとえ。

            (デジタル大辞泉)」

 というものですが、


 このニュースキャスターは、まさに、

 「人を批判し続けることによって、
  人気を集めているように見えるけれども、

  長い目で見れば、結局は、回り回って
  大勢の人を敵に回し、自分が嫌われ、憎まれ、

  他人の墓穴とともに、自らの墓穴も
  掘らねばならぬこととなった」

 のでしょう。



■仮にもし、いま、
 さまざまなメディアにおいて、

 「他者を批判し、非難し、断罪し続ける」

 人があったならば、

 このニュースキャスターと
 まったく同じことが起こらない、

 とは誰も言えないのではないでしょうか。



■ここから汲み取れる教訓としては、

 自分ができないことは
 相手にも(過度に)求めない、

 そんな謙虚さと寛容さ、
 つまりは自分を客観的に捉えられる視点、

 が必要なように思われます。


 倫理道徳の話ではなく、
 自分のためでもあります。

 自戒を込めて。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■人間である限り、誰しも    「他者を批判し、非難し、断罪する」    傾向にあることは否定できないが、    心の赴くままに、他者を否定し、非難し、    切り刻むことは止めたほうがいい。   ■その行為は回り回って、自分に返ってくる    だろう。    一時の有能感や全能感と引き換えに、    人生そのものを喪う危険すらある。

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