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5497号 「大企業サラリーマン」という、機動部隊の真ん中に位置する空母の乗組員


■仕事している者は、つねに

 【自分がいつ、なんどき、何者かに
  置き換えられてしまう恐怖】

 を感じながら、
 仕事をするべきではないか、

 と思っております。



■かくいう私(鮒谷)も、つねに、

 「自分がいまだ知らぬ何者かに
  置き換えられてしまう」

 という恐怖と向き合いながら、
 緊張感を持って仕事をしているつもりです。



■自らが、

 「代替可能な存在」

 ではなく、

 最低でも、他と比べて、
 相当レベルの差別化が図られ、


 できうるならば

 【模倣困難、
  さらには代替不可能の領域】

 までをも目指している必要がある、

 ということです。



■ここまで記して思ったのが

 「大手企業に所属されている方々」

 のこと。


 こうした方々は、
 私(鮒谷)のような者と比べて、

 圧倒的に守られた(羨ましい)環境に
 あるわけです。



■例えるならば、私(鮒谷)が、

 「太平洋の真ん中で、

  小舟を漕ぎながら
  ゆっくりゆっくり進んでいる、

  吹けば飛ぶような存在」

 であるとするならば、


 名のある大きな企業に
 所属されている方は、

 「巡洋艦、駆逐艦、潜水艦に
  守りを固められた、

  機動部隊のド真ん中に位置する、
  空母の乗組員」

 のようなものですから、

 安心感に満たされてながら、日々、
 業務に勤しんでいらっしゃるであろうことは、

 想像に難くありません。



■もちろん、そうした方の中にも、

 「いや、そんな状態にいることこそが
  一番、危ないのだ」

 と日々チャレンジされている方も
 ありますし、

 私(鮒谷)の個別コンサルのお客さまにも、
 そういった方が少なくありません。



■しかしながら、

 人間は環境に左右される存在であるので、
 安心感や優越感を感じられる環境にいると

 「ついつい、
  無意識のうちに気が緩んでしまう」

 ということもあるかもしれません。



■もし、あなたがそんな環境に
 いらっしゃるのであれば、

 (メルマガ読者の方には、
  こうした属性の方が少なくないはずです)


 私の公私に渡る先生であるところの、
 弁護士の高井伸夫先生流に言うならば、

 自らのうちに

 「高等なるフィクション」

 を打ちたて、

 いつ、どこから、
 ミサイルが撃ち込まれるか分からない、

 そんな緊張感を持たれる必要が
 あるのではないでしょうか。



■こんな話を聞かされると、

 「そんな生活は、
  ストレスが溜まりそうだから嫌だ」

 といわれる方もあるでしょう。


 もちろん、

 一人一人に価値観があり、
 生き方も多様であるべきですから、

 私が四の五の言うべきところでは
 ありません。



■ただ、

 私(鮒谷)自身は、
 無防備でいるところに、

 (桶狭間における今川義元のように、
  ゆっくり休息しているところに)

 突然、想定外の方向から、
 矢弾が飛んできてパニックなるくらいなら


 【最新鋭レーダーを導入し、
  広範囲に索敵し、

  いつ、どんな打撃が加えられても
  即応できるような態勢を整えておくべき】

 であると考えています。



■ただただ、それは、

 【備えが不十分な状態で、
  突然の攻撃を受け、

  回復不能の損害を蒙ることだけは
  避けたい】

 と思っているからです。


 勤務先が

 「粉飾決算によって、
  (まさかの)倒産をした」

 という想定外のところからの攻撃経験が
 あるからかもしれません。



■もとより、こうした考え方を
 他者に押し付けるつもりはありませんし、

 「私(鮒谷)は、
  そのように考えています」

 とお伝えしているだけです。



■ただ、あなたもよくご存じの通り、
 今はもう、

 「目に見える範囲で
  索敵しておけば良い」

 という時代ではなくなっています。


 ステルス戦闘機が
 思わぬ方向から突っ込んできたり、

 船団の探知を逃れ、肉薄してきた
 潜水艦に魚雷を放たれたり、

 といったことが起こりうるように、

 想定もしてないなかったところから、
 事業構造をひっくり返されることがあるのです。



■これに関して、
 今、もっとも旬な言葉は

 「Amazonエフェクト」

 かもしれませんね。


 Amazonの膨張によって、

 出版業界のみならず、
 あらゆる業界が、

 喫緊の変革を迫られています。



■対応できなければ、
 市場から退場を迫られることとなり、

 もちろん雇用が守られることも
 ないでしょう。


 これは一つの例ですが、
 テクノロジーの発達とともに、

 (Amazonに限らず)

 「とんでもないことが、
  とんでもない方角から起きてくる」

 からこそ、

 「もし、自分の立場や存在が
  何ものかによって代替されるとするならば、

  果たして何によって代替されるのか」

 また、

 「それに対する備えはあるのかないのか」

 さらには

 「今、それに対する備えを行っているのか」

 といったことに

 (目を背けることなく)

 真面目に向き合う必要があるのでは
 ないでしょうか。



■いずれにしても

 【見たくもない現実を直視し、さらには
  それに向き合い、行動する力 】

 こそが、今、求められている
 大切な力であると考えています。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■仕事に取り組む者は皆、    「他者に自分が置き換えられる恐怖」    を念頭においておくべきだろう。   ■たとえ、現在、安定した環境下にいると    しても、いつなんどき、何が起きるのか、    全く分からない状況なればこそ、    自らの内に「高等なるフィクション」を    打ち立て、緊張感を保つ必要がある。   ■無防備でいるところに    大きな環境の変化(打撃)が訪れると、    それが致命傷にもつながりかねない。   ■見たくもない現実を直視し、    それに向き合い、行動する力が、    今、求められているのではなかろうか。

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