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5495号 プレゼント、お土産をお渡しするにあたって心がけるべきこと


■中学・高校の大先輩にあたる
 元警視総監の池田克彦さん

 (とても面倒見の良い方で、その昔、
  とあるご相談に乗っていただいたところ、

  即座に対応下さり、
  迅速に解決したこともありました)

 が連載されている、

 日経新聞夕刊『あすへの話題』に、過日、
 下記のような言葉を記されておりました(抜粋)。


 (ここから)
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 私はプレゼントの三原則を知った。


 1、プレゼントは無条件にうれしい、

 2、プレゼントに金額は関係ない、

 3、プレゼントは実用的なものだとはずれがない。


 出典:日経新聞『あすへの話題』2018年9月26日


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 世の中には

 「人の心を上手に惹きつける」

 ことに長けた方がいらっしゃいますね。



■そこに過剰な意図や作為が感じられれば、
 逆効果ですが、

 自然体で、真に相手のためを思い、
 さりげない気配り、心遣いのできる方が、

 世の中にはいらっしゃるものです。



■今から15年ほど前、
 当社のインターンをしてくれていた、

 当時、学生の
 (後、リクルート、現在は独立)、

 の浅見義治くんなどは、
 まさにその典型で、

 いつも年下の彼をみて、
 コミュニケーションとはかくあるべし、

 と勉強させてもらったものでした。



■さて、こうした

 「人の心をほっこりさせたり、
  親近感が醸成される」

 そんなコミュニケーションを図る上で
 欠かせないもの、

 それがプレゼントでありましょう。



■高価なプレゼントで、
 人のお心を頂戴し(買収し)、

 といったことではなく、

 自らの素直な思いを、

 ただ言葉のみならず、目に見え、
 形あるプレゼントに乗せることによって、

 「人の心をほっこりさせたり、
  親近感が醸成される」

 といったことがあるようです。



■実のところ、

 私はそうしたことを深く考えたことがなく、
 つまりはプレゼント選定能力が低い、

 わけですが、

 上述の池田克彦さんのコラムを読み、

 「なるほど、プレゼントにあたっては
  こうした意思決定基準を持てばいいのか」

 と、明確な基準を持てた次第です。



■既に心がけていたよ、
 言われてみれば、そうだよね、

 という方もあるかもしれませんし、


 私(鮒谷)のように機微が分からず、毎度、
 頭を悩ませる人もあるでしょうけれども、

 いつも用いている言葉でいえば

 【明確な意思決定基準】

 さえあれば、迷わなくなるものですね。


 、、、ということで、

 早速、脳に刻み込むべくこちらのメルマガで
 ご紹介させていただいた次第。



■そういえば、
 プレゼント、贈り物、お土産といえば、

 我が師であるところの、
 弁護士の高井伸夫先生は、

 その道の達人であり

 (その昔、日経新聞に「接待」についての
  コラムを連載されていたくらい)

 その高井先生から「残心」という言葉を
 教えて頂いたことがあるのを思い出しました。



■以下に、

 以前、高井先生が日経記事に寄稿された
 コラムをご紹介いたします。


 (ここから)
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 話が弾み、宴もたけなわになったときに
 一番大切なことは、「見送り」でしょう。

 つまり、「残心」という世界を大切に
 することが肝要です。


 残心とは、日本の武道および芸道において
 用いられる言葉で、

 たとえば井伊直弼(1815年~1860年)は、
 『茶湯一会集』で、

 見送りとは、主客の名残惜しさの表現、
 余情残心である、と述べています。


 残心をさわやかに演出するためには、たとえば
 お土産をお渡しするのもよいでしょう。

 ゲスト側もお土産を用意している場合も
 多いですが、それは

 「あなたとの心の関わりを
  大切にしていきたい」

 という意思表示でもあると思います。


 お土産を手に帰路につくことで、
 その会食の余韻を感じながら帰ることができて、

 コミュニケーションが継続していくのです。


 そして、会食の翌日には、
 メールやレターでお礼状をだし、

 会食の場で約束したこと等があれば
 それに少しふれて、

 「お約束の件について覚えております」

 旨、それとなく伝わるようにします。


 会食の場では、
 軽い気持ちで約束事をしがちですが、
 有言実行がなにより大切です。

 本当に実行することによって、信頼性が高まり、
 ご縁はさらに強固なものとなるでしょう。


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 (ここから)



■会食等に頻繁にご一緒してきましたが、
 必ず、

 「記憶に残るお土産」

 を、その

 「おみやげを選んだ所以」

 の言葉とともに、お渡しされます。



■また、お土産について、

 「お渡しすると、

  お客さまの帰りの道中に、
  残心(心が残る)し、

  家に帰り(それが食べられるものなら)
  そのときにも、また思い出される」

 こととなる、と何度も教えて頂きました。



■こんな話を書きながら、

 そういえば
 (昔は、それなりに心がけていたのに)

 最近は、全く何も気にしてこなかったな、
 と思い出してしまいました(汗)



■池田克彦さん、高井伸夫先生、
 ご両名の言葉から、いずれもいずれも、

 「相手のことを慮る」

 ことの重要性を思い出させてもらうとともに、

 やはり、

 「良い言葉に触れることによって
  良い内省(振り返り)が行える」

 と改めて思った次第。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■プレゼントは豪華であれば良い、という    ものではない。   ■あくまで相手を思い、さりげなく、    その気持ちを伝える、    そんな姿勢で選ぶとよいのではないか。   ■物に心が乗る、ことはあるものだし、    また、その場限りではなく、    しばらくの間、先様の心に残り続ける、    といったこともあるわけだから、    もう少し真面目に、    プレゼント、お土産について考えてみても    よいのかもしれない。

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