毎日20万人が読んでいるビジネスコラム 平成進化論

日本最大級・毎日20万人が読んでいるビジネスメルマガ
「平成進化論」のバックナンバーをご紹介しています。

メールマガジン「見本」はこちら

5487号 お客さまは「お客さま」として遇してはならない


■???となる方もあるでしょうけれども、

 「お客さまはお客さま』として
  遇してはならない」

 と私(鮒谷)は、考えています。


 意味が分からないよ、という声なき声が
 聞こえてきそうですが、

 これは、お客様と接する上での
 心持ちとして大切なこと。



■お客さまに対して

 「過度の、お客さま扱い」

 をすると、

 会話は一見、丁寧・丁重ではあるけれども、
 心通わぬ、慇懃無礼な態度となる、

 ことになりかねません。



■お客さまを、
 一個の人格ある人間と捉えるのではなく、

 ただ、売り上げや利益をもたらしてくれる客、
 程度にしか思っていないなら、

 それはきっと、
 態度に現れるに違いありません。



■冒頭に

 「お客さまは、お客さまとして
  遇してはならない」

 と記した真の意図は、


 そんな

 「お客さま思いに見えてドライな関係」

 でお付き合いするのではなく、

 お客さま一個の人間として、たとえば親しい親戚や
 友人、知人と向き合う感覚で接すると良いのでは、

 という問題提起にあります。



■親しい親戚や、友人や知人に、
 おかしなものを売りますか。

 自分だったら絶対に買わないようなものを
 売り付けるでしょうか。


 あるいは、

 強引な販売を行ったり、嘘をついて何かを
 買わせようとしたりすることもないはずです。



■同年代であるならば、
 親しい、気心の知れた友達として接する、

 少し歳の離れた人であるならば、

 その人と同じ年格好の、
 親しく付き合っている親戚、

 くらいの感覚でお付き合いすると
 良いでしょう。



■親しき仲に礼儀あり、

 という言葉に代表されるような
 「弁(わきま)えた」関係性の中で、

 しかしながら、

 時に軽口を叩いたり、
 冗談を言い合ったりする、

 そんな気のおけない関係作りを
 心がけるべきであると思っています。



■過度に馴れ馴れしいのも不快に思われますが、

 あまりにお客さまを「お客さま」扱いしていると
 距離が近づくこともありません。


 もちろん、快適だと思われる距離感は
 人それぞれ、異なることを忘れてはなりませんが。



■ですから、

 相手に応じて、近づき過ぎず、
 それでいて遠ざかり過ぎず、

 【適切な距離感】

 を探り、その距離を意識し、

 心地よい空間を維持し続けることを
 心がけることが大切なのでしょうか。



■こうして育んだ土壌の上にのみ、

 お渡しすべき、本当の価値を
 提供できるようになるのです。


 価値提供の土台となる人間関係の
 距離感は、この距離である、

 といったような一律の解はありませんが、


 それでも、お客さまを「お客さま」として捉え、
 他人行儀な扱いで遇するのではなく、

 人間と人間、という自然な関係性の中で
 お付き合いすることを意識してみてはどうでしょう。



■ビジネスの前提は、

 【お客さまに、期待を超える価値を
  受け取っていただくこと】

 であることは言を俟(ま)ちませんが、

 そのために、
 こうしたことを心がけることは、

 見過ごされがちではあるけれども
 案外、重要なことかもしれません。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■お客さまを過度に「お客さま」扱いしては    ならない。   ■「お客さま」扱いとは、お客さまを、    一個の個人として扱わず、    ビジネス上の対象として捉え、接する態度    から生まれるもの。   ■お客さまには、むしろ、距離感を弁えた    上ではあるけれども、    一定のフレンドリーさを持ち、接すること    が大切ではないか。   ■そうすることで、お互いに心を開き、    受け取って頂くべき価値を、きちんと    お受け取り頂きやすくなるからである。   ■適切な距離感とは「人と人との関係」と    いう自然な関係性の中でのみ育まれる。

カテゴリ:



※現在、20万1602名が購読中。