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5449号 「総括するまでが学び」なのは「家に帰るまでが遠足」であるが如し


■毎日、数通から多い時で十数通、

 音源リリースをした直後などは、
 瞬間風速で数十通という、

 ご感想メールを頂戴しております。


 日々、ご提供している各種商品やサービス

 (年間プログラムやセミナー、放談会、
  個別コンサル、各種音源等)

 に対してのご感想です。



■頂戴する数が多く、個別のご返信が
 できないことが心苦しいのですが、

 100%、頂いたご感想は熟読しておりますし、
 そこでの気づきや発見は、

 日々のメルマガや放談会等における、
 新コンテンツの提供、

 あるいは頂戴した質問に対する
 お答えといった形で、

 さらなる価値提供につなげようという
 思いでおります。



■極力、そのように取り組むつもりで
 やってきましたが、

 全部が全部のご感想に対して、直接・間接の
 フィードバックができているかというと、

 もちろん、ままならぬところも
 多々あります。


 けれども、そのような申し訳ない状態で
 あってなお


 【個別コンサルやセミナー、放談会、
  あるいは各種音源について、

  感想を記して頂くことは、他ならぬ、
  お客さま自身のためになる】


 と考えています。



■特に音源については、

 【感想を頂戴したらクーポンをご提供】

 という、

 一見、マーケティング要素満載の
 取り組みをしておりますが、

 (そしてもちろん、そうした側面があることは
  決して否定いたしませんが)


 のみならず、

 【音源を振り返り、咀嚼し、再解釈、再編集を行い
  自分の言葉で総括し、定着を促す】

 という役割のために、
 感想をお書きになることをお薦めしている、

 という意味合いが強いです。



■ご感想をお送り下さる方は
 既にご理解下さっているものと思いますが、

 感想を書くことによって
 誰が一番、得をするのかというと、

 【書かれたご本人が一番、得される】

 のです。



■往々にして、人の話を聴いていると
 自覚なく

 【聴いているけれども、聴いていない】

 ことが起こるもの。


 私(鮒谷)はその昔、毎日のように、
 弁護士の高井伸夫先生、

 ならびに高井先生の会食相手の方

 (いずれも時代の先端を行き、
  あるいは各分野を代表される方々)

 と同席をして食事をご一緒する機会に
 恵まれておりました。



■そんな会食中、高井先生は唐突に

 「今の話、鮒谷くんはどう思う?」
 「ここまでのところで質問はあるか?」

 と尋ねられることが頻繁にあったのです。


 が、最初のうちは、きっと

 「聴いているけれども、
  自分の頭で考えていない」

 状態だったのでしょう。


 「えっ、あの、その、、、」

 ということが何回も繰り返され、
 大恥をかいたこともしばしばでした。



■まさに

 「聴いているけれども内容は
  耳から耳へと素通り、

  当事者意識を持って聴いていないから
  自分の頭でまとめられていないし、

  自分なりの言語表現で再表現しても
  いなかった」

 という、情けない状態だったのでしょう。



■けれども、

 いくらアホな私(鮒谷)でも会食のたびに、
 毎度のごとく、突然に

 「今の話、鮒谷くんはどう思う?」
 「ここまでのところで質問はあるか?」

 と振られると、


 そうした質問を投げかけられること前提で、
 つねに

 【その時点までの話を、自分なりの言葉で
  リアルタイムに総括し続ける】

 ことが習慣化されるようになりました。



■どういう意図を持って、

 こうしたプレッシャーを高井先生が
 私に与え続けられたのか、

 その理由は今もって謎ですが(汗)、

 こうした筋トレの機会を頂いたこと、
 今となっては非常に感謝しているのです。



■なんといっても、


 【一つの話を、

  自身の経験に照らし合わせて咀嚼し、
  自分なりに再解釈して、
  自分なりに再編集して、
  自分なりの再表現をして、

  その話を、自身の体験を踏まえた含蓄ある、
  説得力を持つ言葉として語れるようになり、

  そこに至って、ようやく語られていた内容を
  真に理解したと言えるのだ】


 ということが、体を通して知らされたことが
 大きかったです。



■私のセミナーや放談会に参加されたことの
 ある方はお分かりのことと思いますが、

 私は頻繁に

 「今の話、どう思いますか?
  総括して下さい、感想でいいので述べて下さい」

 「ここまでのところで質問はありますか?」

 という問いを参加者に投げかけます。



■その理由は、


 1、緊張感を持ってもらいたい

 2、聴いた内容を、自分の言葉でまとめる
   意味や価値を理解してもらいたい

 3、それをリアルタイムで行うことは
   瞬発力を要求されるコミュニケーション能力の向上に
   大いに寄与する


 というところにあります。



■音源をお聴きくださった方に対しては、
 直接、そうした投げかけはできないから、

 「よろしければ感想をお出し下さい」

 というお声掛けをし、


 さらにそれだけでは動かれない方もあろうかと

 「クーポン提供という名のオファー」

 までつけて、感想の記述を促しているのは

 【せっかくの学びの価値を
  最大化して頂くため】

 なのです。



■ちなみに、一点補足すると、

 「学びを最大化させるための感想の書き方」

 というものが、もしあるならば、


 私が話をした言葉をまるまる抜き出して、
 項目だけを羅列する、

 これはこれで悪くはありませんが、
 あまりお薦めはいたしません。



■それでは、どこまでいっても、

 人の言葉(=鮒谷の言葉)の受け売りになり、
 自分の脳内で

 【咀嚼&再解釈&再編集&再表現】

 を行ったことにはなりませんから

 知力を限界まで用いたことにはなりませんし、
 結果として、

 【理解が浅薄&表面的になる】

 懸念が拭えないからです。



■余談ですが、ここまでお読み下さった、
 日記放談会音源を聴かれた方であれば、

 こうした(羅列系の)ご感想は、

 日記の記述における「初級編」に
 相当することに気づかれた方も、

 少なくないのではないかと思います。


 そこから「中級編」「上級編」に入っていくことで
 より学びの質が高まるのです。



■以上のような理由から

 (もちろん別に強制ではありませんし、
  提出の義務があるわけでもありませんが)

 学びの場に足を運んだり、
 耳を用いたりされた際には、

 【咀嚼&再解釈&再編集&再表現】

 を意識して、

 【その時の学びを自分なりに総括することに
  よって、より一層の理解が深まる】

 ことを体で体験して頂ければと
 思います。



■本日は私(鮒谷)が、高井先生の、

 「突然の無茶振り」

 によって、

 (つねに恥をかかされつつ(汗))

 やがては自分の頭で物事を
 考えられるようになった、

 そんな過去をお伝えいたしましたが、


 私自身が体験させてもらったことの追体験を、
 感想を記すことによって経験いただきたい、

 そのように思っております。



■以上のような理由から

 【(話を聴くだけではなく)
  総括するところまでが学び】

 なのは、あたかも

 【(学校にたどり着くまでではなく)
  家に帰るまでが遠足】

 であるが如し、

 そんな風に考えています。


 ※繰り返しになりますが、ご感想の送付は
  決して義務ではありませんし、あくまで

  「せっかくの学びの機会を
   より価値のあるものにしたい」

  とお考えの方に対する、
  一つの方法論のご説明、

  といったような意味で捉えて頂ければと。


 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■「総括するまでが学び」なのは    「家に帰るまでが遠足」であるが如し。   ■いくら懸命に学んでも、    自分の経験と紐付けて、咀嚼、再解釈、    再編集、再表現して、    自分独自の説得力のある言葉に    置き換えられなければ、    真に学んだことにはならない。   ■単に表現をインプットするのではなく、    【一旦、自分の中に入れ、再び外に出す】    ことによってのみ、深い理解と概念定着が    促されるものであるからだ。

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