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5381号 起業家と結婚詐欺師は紙一重


■嘘から出たまこと、という言葉があります。

 これ、あながち、デタラメな言葉だとは
 思えないんですよね。


 たとえば私(鮒谷)がこれまでについてきた
 嘘としては


 「早稲田に受かります」

 「大学を卒業します」

 「起業します」

 「東京に行きます」

 「メルマガ読者を創刊60日で
  10000人にします」

 「メルマガ読者数を日本一にします」

 「メールマガジン広告の月間売上を
  2000万円に引き上げます」

 「本を出します」

 「大学で教えます」

 「自分の好きなことしか
  やらないことにします」

 「圧巻レベルの営業力をつけます」

 「コンサルビジネスの月商を1000万円に
  到達させます」

 「音源ビジネスの月商を3000万円に
  到達させます」


 などなど、

 【それを語った時には、自分も他人も
  「嘘」としか思われなかった】

 そんな嘘で塗り固めた人生でありました。



■ただ、

 (ここに書けることも書けないことも含めて)

 嘘をつきまくって分かったのは

 【たとえ本人ならびに周囲の人が、
  実現の確度は極めて低いと思ったことでも、

  とりあえず口に出して言い続けていれば
  結構な確率で実現する】

 ということです。



■もちろん、すべてがすべて、
 狙った期日までに実現するとは限りませんが、

 言わなければ100%、
 実現しなかったであろうことも、

 言い続けることによって、

 【悪くない確率で実現する】

 し、たとえ達成しなくても、

 【そこそこ、近いところまでは持っていける】

 こともあるのです。



■あるいは、

 【期日は遅れたけれども、
  結局、達成した】

 というものまで含めると、

 【かなりの高確率で、つき続けた嘘は
  達成される】

 ように思われます(私の経験上)。



■たとえ、

 いまだ、その世界に到達していない、
 どころか、

 【どうやったら、それが実現するのか、
  皆目、見当がつかない】

 状態であったとしても、


 とりあえず、会う人会う人に
 たとえ荒唐無稽な話であっても話し続ければ、

 まず自分の言葉に感化されて

 【自身がその気になってくる】

 ものです。



■次に、

 【その気になってあれこれ語っているうちに、
  話に整合性が取れてくるようになり、

  語りの重心が低く、
  一貫性を帯びるようにもなる。

  ここから、実現のための方法論を一層、模索する
  こととなり、具体的なイメージがつきはじめる】

 こととなります。



■さらに、

 【相応に具体的なイメージを伴ってきた、
  自らの語りに説得されてきて、

  気がついたら、
  自身の未来に確信が生まれてきた】

 ということになるでしょう。



■そして、

 【確信を持ったまま、他者に語り続けると、
  重心の低さや一貫性が相手にも乗り移り、

  周囲からそういう目(本当に、こいつは
  成し遂げるのではないか、という目)で、

  接せられるようになる】

 はずです。



■ここにおいて、

 【自分が深く信じ、語り、
  聞く人もまた深く信じ、語りを受け入れる】

 という状態が生まれることとなるのです。


 この状態に入ると、

 【話している人と、その話を聞いている人が、
  両者、ある種の共犯関係(?)となって、

  語られている(その時点では)虚構の世界の
  実現に向けて行動するようになり、

  遂にはその世界が実現してしまう】

 という驚くべきことが生起するでしょう。



■こうした過程を経て

 【不可能が可能になる】

 のです。

 あるいは

 【嘘からまことが生まれる】

 こととなるのです。



■以前、

 ある方の紹介で、その昔、マイクロソフトの社長
 をされていた成毛眞さん(インスパイア創業者)と、

 会食をご一緒する機会があったのですが、
 そのとき成毛さんは、

 具体的な実名を挙げつつ
 (ここで紹介することはいたしませんが)

 【偉大なる起業家は詐欺師と紙一重】

 という話をされたことが印象に残っています。



■これなどはまさに

 「思い込み
  (他人からみたら嘘としか思えない話)」

 を熱心に語り続けたら、
 共感、共鳴する人も現れて、

 それが社会的に善であることを行えば

 【偉大なる起業家】

 となれるのでしょうし、


 悪の方向に向けば

 【誌上名高い詐欺師】

 になってしまうという話ではなかったかと
 思うのです。



■その話を聞いて思ったのが、
 時折、新聞で報道されることのある

 「結婚詐欺」

 なんかも、まさにこれなんじゃないか、
 ということ。


 デタラメなプロフィールを語り続け、
 演じ続けているうちに、

 自分もすっかりその気になり

 【自分の言葉に自分が騙される】

 ようになるのでは。

 【その確信を持った姿に、
  相手もまた、騙される】

 のです。


 ※ここまで書いてきて、有名な
  「クヒオ大佐事件」を思い出しました。

  間違いなく、ここまでに記した仕組みが
  発動したものだと思っています。



■良くも悪くも、

 「敵を欺くにはまず味方から」

 ではありませんが、
 自分をも偽る嘘を付き続けているうちに

 【自分の中で整合性が取れてくる】

 こととなり、これが

 【周囲を巻き込む原動力】

 となるのです。



■このカラクリを理解し、かつ、
 善用する方向に用いるようになった人から順に

 【(誰にも害を与えることのない)嘘を、
  積極的につきまくっては次々、実現させていく】

 という離れ業を演じ続けることが
 できるようになるのではないでしょうか。



■言葉の力を疎かにしてはなりません。
 侮ってもなりません。

 言葉にはとてつもない力があります。


 ここまでに見てきたように、
 自分の運命は、ときに

 【自らの吐く言葉によって、
  コントロールされるもの】

 なのだから、

 メカニズムを理解し、何を言うのか、
 そして、言ってはならぬのか、

 吟味した上で、思いを言葉に載せるべきで
 ありましょう。



■ちなみに、

 【コンサルをする】

 という行為は、

 【クライアントに(良い)思い込みをもたせる】

 ことと切っても切れない関係にあります。


 そんなことをいう人はあまりいないかも
 しれませんが、でも本当のこと。


 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■嘘から出たまこと、という言葉がある。   ■嘘をついているうちに、だんだん本気に    なり、そのうち本気が周囲に感染する。   ■こうして「嘘」が「本当」になることが    実際にあるのである。   ■もちろん誰にも迷惑をかけず、    人さまに価値をもたらす「嘘」である    ことは大前提ではあるけれども、    このメカニズムを理解して積極的に「嘘」    をつき続けてみてはどうだろう。

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