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5370号 『大地(パール・バック)』という物語が私(鮒谷)に及ぼした長期的影響


■どんな人であっても、
 生きていくにあたって、

 【自分なりの物語を編みながら
  生きている】

 ものです。



■同じ環境にあっても、

 【未来に希望を見出す物語を生きている】

 人もあれば、

 【悲観、さらには絶望しか見い出せない
  物語を生きている】

 人もあるわけです。



■同じ境遇に置かれても、

 精神の有り様(持ち方)によって、

 【全く異なる心象風景】

 を持つ人が出てくるのは、
 こうした理由から。


 それが物語の持つ力の素晴らしい
 ところであり、怖いところでもあります。



■物語がそれほど大きな力を秘めているのなら、

 未来の希望や可能性を膨らませ、
 悲観や絶望を減じさせる試みによって、

 現実と折り合いをつけ、
 さらには新たな将来を創造できるはず、

 と考えてみられてはいかがでしょう。


 そして実際にできるのです。



■10歳の少年が大志を抱いたとするならば、
 それは彼が

 【自らの物語を生きている】

 ことに他ならず、


 70歳になって、さらなる夢や志、
 あるいは野心を抱くのも、同じく

 【自らの物語を生きている】

 のに違いありません。



■反対に、

 15歳にして人生に悲観し、
 未来の可能性に目を向けられぬ人、


 あるいは、

 「俺はもう27歳のオッサンだし
  (私はもう27歳のオバサンだから)、

  今さら、なにをやっても手遅れ」

 と自らの可能性を否定する世界に
 陥ってしまっている人があったなら、

 それもまた、

 【自らの物語を生きている】

 のです。



■どんな人であっても、

 【(自覚の有無によらず)
  自分の物語を生きている】

 というのは、そういうこと。


 そして、

 自分の紡いだ物語
 (=自分で作り上げたシナリオ)通りに、

 自らの人生を歩んでいくのです。



■たとえば、


 現在、悲惨な境地にある人であっても

 【私は今、鍛えられていて、
  この鍛錬が10年後に活きてくる】

 という物語を生きていれば、


 その人は未来に希望があるから
 今を懸命に生きることができるでしょう。


 こうした「今の姿」が本当に、
 未来を作り出していくのです。



■これが逆に、

 今、悲惨な運命に喘いでいる人が
 あったとして、


 【俺は(私は)そういう星の下に
  生まれてしまった運のない人間なのだ】

 という物語を信じて、
 その通りに振る舞ったら、


 そもそも、努力しても報われないという
 世界観に生きているわけだから、

 現状の改善や、未来を創り出すことに
 対して真剣に取り組もうという力も湧いてこず、

 惰性で生き、結果、本当に

 【自分が創作した物語の通りに、
  人生の駒を進めていくことになる】

 のです。



■だからこそ、私たちは

 【自分がどんな物語を生きるのか】

 について、
 真剣に考える必要があるでしょう。


 そのためには

 【いくつもの(力を与えてくれる)
  物語の雛形】

 を持つことが有効です。



■たとえば私(鮒谷)であれば、

 今、振り返ってみても、
 母から勧められて中学時代に読んだ、

 パール・バックの『大地』の影響を
 大いに受けていると感じています。


 ※もし未読の方がいらっしゃるなら、

  Amazonの書籍紹介文やレビューを
  ご覧頂いた上で、

  ぜひ、一読されることを
  お薦めいたします。

  特に第一巻などは、読みながら、
  次のページを繰るのももどかしくなるくらい、

  没頭されることになると思います。



■多感な少年時代にあって、
 この長編小説を読んだことは、

 今につながる、あまりに大きな痕跡を
 私に残してくれました。

 特に第一部で描かれた、

 大地に根ざし、
 額に汗して働くことの貴さについて。


 あるいは一部から三部を通して読むと

 「家族(親子、兄弟)の期待や確執」
 「親族間の(醜い)諍い」
 「世代ごとに変遷する認識」
 「時代の変遷と社会(文化)の変化」

 といったことについて、
 深く思いを致さざるを得なくなるでしょう。



■今でも時折、同書の内容を
 思い出すことがありますし、それが

 【意思決定における指針】

 となることもあるわけですが、


 ということはつまり、
 この意思決定基準は

 【『大地』という「物語」を通して
  私に埋め込まれたもの】

 であると分かります。



■これが

 【物語の持つ力】

 なのです。


 良い物語に触れていれば、
 良い意思決定ができる可能性は高まるし、


 逆に、

 (言葉を選ばず、
 あえて言ってしまえば)

 【もし、陳腐な物語しか持っていなければ
  陳腐な人生にしかなりようがないのでは】

 と思われます。



■だからこそ、

 自ら、自分が最高の人生を歩めると
 信じられる物語を編む必要があるし、


 そのための

 【物語を編むにあたってのお作法】

 は、決してビジネスの世界から
 もたらされるのではなく、


 むしろ

 【そうした世界から極力離れた分野】

 から大きな学びを得られるのでは
 ないかと思います。



■加えていうと、

 【時々刻々、変化する環境に応じて、

  臨機応変に物語を編み換えられる
  変幻自在さを身につけられれば、

  情緒面で安定する】

 ことにもなるでしょう。



■つまり、

 あらかじめ、
 たくさんの物語の雛形を蓄え、

 状況に応じて換骨奪胎し、リアルタイムで
 新たな物語を生み出す力を手にできれば


 【不安になったり、焦ったり、
  恐怖を覚えたり、憤りが生まれたり】

 ということも大いに減じられることと
 なるはずです。


 それはそのまま人生や生活の質の向上に
 直結することは容易に想像できると思います。



■そのように考えてきたので、
 私(鮒谷)は自分の人生を豊かにするために


 --------------------------------------


 1、(さまざまなパターンを含んだ)
   物語の雛形を大量に蓄積する


 2、その物語を自分仕様に
   (ときに自分と関わる人仕様に)、

   自由自在に組み替えて、
   最も機嫌よく、明るく、楽しく、

   未来に向かって生きていける力を
   手に入れられるように紡ぎ続ける(編集する)


 --------------------------------------


 ことを「意図的に」行ってきたつもりです。



■だからこそ、

 傍から見ていれば明らかに不遇な環境に
 あったときにさえ、

 【常に希望と可能性を持って、
  生き続けることが出来た】

 のだと思っています。



■ですから、

 「あなた(鮒谷)が持っているもののなかで、
  最も価値あるものは何ですか?」

 と尋ねる人があったとすれば、


 その問いに対して私は、

 「それは間違いなく、
  物語を創造する力です」

 とお答えするでしょう。



■お金をはじめとする富など、

 不安定極まりないこの世にあって
 何の頼りにもなりません。


 家族も、友人も、身体も、
 あるいは立場や各種ビジネス資源も、

 しょせんは、どこまでいっても

 「次の瞬間には失われる可能性が
  ゼロではないもの」

 です。



■そんな、あてにならないものばかりの中に
 あって、最も頼りになるのが、

 【どんな状況下に置かれても、
  今、生きている喜びや楽しみを見いだせる、

  という物語を編み続けられる力】

 だと思われます。



■その昔、

 【極限の環境に置かれ、
  そこから生き延びられた人の手記】

 を殊更(ことさら)に、
 読みふけった時期があったのですが、


 今から考えると、まさに

 【どんな状況下に置かれても、
  今、生きている喜びや楽しみを見いだせる、

  という物語を編み続けられる力】

 に惹かれ、憧れ、

 自らもその力を手に入れたい、
 と願ったからでしょう。



■もちろん、

 少なくともこれまではそんな極限状態に
 置かれたことはありませんでしたが、

 それでもなお、いつも

 【明るく、前向き、溌剌、元気になる
  物語を案では生きてきた】

 ことは間違いなく、

 その理由は、ここまでに記したことに
 あったように思われます。



■そんな話を、
 より高密度にお伝えしているのが、

 ときおり、当メルマガでもご紹介している

 【物語放談会音源】

 となります。


 この話を聴いてもらえれば、
 これだけ儲かりますよ、

 といった(分かりやすい)話ではないから、

 ある部分において

 【マニアックな音源】

 という位置づけでお伝えしています。



■しかし、実は私にとっては、

 (儲かるとか儲からないとか、
  どうでも良くなるレベルの)

 【極めて重要な音源】

 であると認識しています。



■、、、という、

 ここまでの(長い)前振りの着想は
 このたび、Hさんより頂戴した

 【物語放談会音源】

 についての感想を読ませて頂き、
 浮かんだものでした。

 (Hさん、ありがとうございます!)



■以下にHさんのご感想をご紹介いたしますね。


 (ここから)
 ---------------------------------


 放談の趣旨として理解した内容を
 ざっと凝縮してまとめると、


 ▼様々な物語に触れ、
  琴線に響くものを選りすぐり、

  自ら紡ぐべき壮大な物語の一部と
  することが大切である。


 ▼物語の型を沢山自分の中に
  取り込んでおくことで、

  壮大な物語の構成を
  より精度高く行うことが出来る。


 ▼鮒谷さんの琴線に触れた物語の実例として、

  イエローハットの鍵山さんや、
  路上ライブの宮崎さん、

  間欠泉や氷柱を観測している人、
  新聞紙やセロテープをアートに昇華させた人など、


 日々の微差の積み重ねによって、とてつもない
 結果をたたき出した人生が挙げられていた。


 但し、鮒谷さんの基準に合わせる必要はなく、

 自分の琴線に触れる物語の型の収集を行い、
 それらを自分の血肉に取り込んで行けばよい、

 といったところでしょうか。


 自分自身の「物語」を編集することの必要性を
 きっちり腹に落とすことができたのが、

 この音源を購入した最大の収穫です。


 二十数年前に就職活動をした際に、

 自己分析をトコトンやって、
 それこそ自分の生い立ちから振り返り、

 どういった仕事を自分はしたいのか、
 すべきなのかを考え抜きましたが、

 これは、自分自身の物語を構築することに
 他ならないものであったと思います。


 こうした自分自身の物語構築は、

 本来就職活動という限定された期間だけ
 行うべきものではなく、

 一生かけて定期的に継続しなければ
 ならないものだったわけです。


 きっと頭のどこかではそういったことを
 理解していたものの、

 目の前の仕事に忙殺され、ただのサラリーマンに
 成り下がって行ったと言っても過言ではない、

 そんな気付きがありました。


 しかし、何度もこの音源を聴き、
 今からでも決して遅いなんてことなく、

 自分自身の物語をポジティブな方向へと
 紡ぎ直すことができる、

 という自信とやる気が湧いてくる
 感覚を得ています。


 あとは行動するのみです。

 他の音源(日記系)と併せて
 日々反芻しながら、前へ進んでいきます。


             (A.Hさま)

 ---------------------------------
 (ここまで)


 Hさん、改めて、
 長文のご感想ありがとうございます!

 おかげさまで、
 メルマガ一話分のネタになりました(笑)



■それはさておき、
 物語を上手に操れるようになれば、


 自尊心の向上、
 自信の強化、

 トラウマ除去、
 自らの弱点を認める強さ、

 他者への寛容、
 コミュニケーション能力の鍛錬、

 何が起きても動じぬ精神、
 全てをプラスに転じる解釈力、


 等々、さまざまな

 【幸福感に直結する要素】

 を改善させることができるでしょう。



■実は私(鮒谷)が、
 個別コンサルで行っていることの、

 (すべて、とはいいませんが
  少なからぬ部分は)

 【クライアントに対して、

  古い物語を捨ててもらい、
  新たな物語を提示する】

 という営みであったりするのです。

 気づかれている方は少ないかも
 しれませんが。


 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■人は自覚の有無にかかわらず、    皆、自分の物語を生きているのである。   ■どうせなら、    【現在、ひいては未来が明るくなる物語】    を生きたいもの。   ■そのためには    1、雛形となる良質の物語に大量に触れ、      ストックしていくこと    ならびに    2、蓄積した物語を、自らの、ときに      他者の人生にプラスになるように、      臨機応変に換骨奪胎できる、      応用自在な解釈力を身に付ける    ことを心がけてみてはどうか。

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