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5369号 「物語の持つ力」に無自覚な人は自分も他人も動かせない


■物語の持つ力は、とても大きなもの。


 たとえば私(鮒谷)やら、
 親やら、学校の先生やらが、ただ

 【人生、どんな状態からでも
  逆転できるのです(キリッ】

 といったとしても、

 その言葉だけで、大した説得力を
 持たせることはできません。



■それを聞いた人に


 「みんな、そういうこと、
  言うんだよね、とりあえず」

 「そんなこと言われても、
  信じられない」

 「そんな言葉は薄っぺらくて、
  臨場感も説得力もまったく感じられない」

 「それはそうかもしれないけれども、
  私には関係ない」


 と思われるのが関の山。



■でも、そこにたとえば遠藤周作の


 <落第坊主の履歴書>


 を読み、

 さらに、そのあとがきに書かれている
 氏の言葉(以下に紹介)に触れたら、

 【ちょっとはその気になる】

 のではないでしょうか。


 (ここから)
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 お読みになって頂ければおわかりのように、
 幼年時代と少年時代の私は、

 かなりな遅熟児(早熟児の反対の意で、
 もちろんわたしの造語である)で、

 することなすこと親兄弟や周りの大人を
 呆れさせてばかりいた。


 本当言うと、ここに書いたのはその一部だけで、
 実はもっとお話できぬ愚行があまたある。

 にもかかわらず、私も成長して何とかものを考え、
 この社会で生活できるようになったのだから、

 おなじようなお子さまをお持ちの女性も
 安心してくださっていいのではないか。


 そういう意味でこの本も社会的教育的意味が
 あるかもしれない。


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 (ここまで)



■あるいは、

 これまでにいくつかの音源を
 お聴き下さった方であれば、


 私(鮒谷)が、

 いかにいい加減な人物であったのか、
 愚かだったのか、

 情けない人間であったのか、
 両親や人さまに迷惑をかけてきたのか、

 をご理解頂けると思いますが、


 そんな私でも今はなんとか、
 こうして社会生活を営んでおります、

 という話をすれば、同じく

 【ちょっとはその気になる】

 人が出てこられるかもしれません。



■あるいは、それでもなお、
 私の過去を疑うのなら、

 (たまーに、そんな事を言って、
  実は本当は優秀だったんでしょう?

  と言われる人もあるので)

 そんな人には、
 たとえば恥を忍んで書いてみた


 <数十年ぶりに「パンドラの箱」を開けてみた>


 こんな記事を紹介してみたり。



■これを読めば、けして私が

 「実際は優秀なのに、
  わざと過去の出来の悪さを謳っている」

 のではなく、

 「名実ともに、
  本当にダメな子だったのだ」

 とご理解頂けるのではないでしょうか。



■先に紹介した遠藤周作の本は、
 日経新聞連載の

 『私の履歴書』

 をまとめられたもの(自伝=物語)ですし、


 私が音源で語ったり、
 先の投稿で記した(恥ずかしい)過去も、

 自伝(=物語)です。



■冒頭に記した

 【人生、どんな状態からでも
  逆転できるのです(キリッ】

 という言葉だけで
 人を動かすことはできなくても、


 この言葉に

 【自他の物語を付加する】

 だけで

 【ちょっとはその気になる】

 方向に感情が動くということが、
 なんとなくでも想像できないでしょうか。



■もちろん、物語の持つポテンシャルは、

 とてもこの程度で収まるレベルの
 ものではありませんが、


 たったこれだけの例でも、

 【ちょっとは物語の持つ力が
  気になってきている】

 のではないでしょうか。



■その力を理解しているからこそ、

 実は私は、
 わざとこのメルマガそのものに

 【物語を内包させている】

 のです。


 すなわち

 【鮒谷の試行錯誤譚&成長譚】

 という物語を。



■格好つけてのあと付けの話ではありません。


 今から13年前(801号 平成17年11月27日版)
 のメルマガにおいて、

 私が中学時代に『太閤記』を読んだことを
 回想しつつ、以下のことを書いています。


 (ここから)
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■「平成進化論」創刊前に、
 そういったことに気づいたので、

 通常は格好悪いこと、伏せておきたいこと、

 まで含めてすべての成長のプロセス、
 あるいは失敗のプロセスにいたるまで、

 包み隠さずにオープンに配信していこうとの
 コンセプトでメルマガの設計をいたしました。



■古くからお読みの方であればあるほど、

 予想通り、といいますか、

 わたし(鮒谷)の成長譚を共有できるのが
 楽しい、というご感想を下さいます。


 ある種、距離を置いて他人の人生を
 のぞき見ているような気になるのも、

 一つの楽しみとなるのではないかと
 推察もしております。



■こうして大勢の方に興味を
 お持ちいただけるということは、

 とってもありがたいことであると同時に、

 実はそのような感情をお持ち頂けるように
 媒体設計をしてきたつもりでもあるのです。



■商売をしようと思ったら、自分に興味をもって
 もらわないことには始まらないのですから、

 みなさんも、あなた自身について
 他の人から興味関心を持ってもらいたい、

 と思ったら何はなくとも、

 「あなた自身の成長譚」

 を前面に押し出してみてください。



■極論をいうと、
 今はなにも持たなくてさえ構いません。

 何かで事を成した経験がないから、
 なんにも発信することがありません、

 時折、そんなことをいわれる方も
 おられますが、まったく関係ありません。



■ぜひ、「成長」あるいは「進化」を
 キーワードにして情報発信してみてください。

 別にメルマガやブログを使ってでなくて
 すらよいのです。

 実地の生活で、成長し続ける姿を
 周囲に見せることができれば、

 それもひとつの

 「成長譚」

 の対外発信となるわけです。



■どんな形であれ「成長」にフォーカスして、

 それをオンライン・オフラインを含め、
 発信していくことにより、

 そこに共感され、見守って下さる
 たくさんの方々との出会いを、

 きっと得られることができるように
 なるとおもいます。



■みんな秀吉の成長物語が好きなように、

 あなたの成長物語にも、あなたの周りの人は
 きっと興味を示してくれることでしょう。


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 (ここまで)


 ※同様の内容を、今から十数年前に出版した
  処女作においても記しています。



■メルマガ創刊当初より、こうやって

 【成長譚=物語】

 を意識し、
 文中に埋め込んできたからこそ、

 長らくお読み続けて下さる方が
 いらっしゃるのであると確信しています。



■これが物語的要素など一切無視した

 「ビジネスにおける、お役立ちコンテンツ」

 という体で配信していたら、
 お読み下さる方はもっと少なかったはず。


 これが

 【物語の持つポテンシャル
  (の、ほんの一部)】

 なのです。



■こうした物語の持つ力を身に帯し、
 自在に操れるようになれば

 【とてつもない武器を手にしたも同然】

 と思われないでしょうか。


 お読みくださっている方の中でも、

 お気づきの方はほとんどいらっしゃらないと
 思いますが、

 私の発信しているコンテンツ内容について

 「物語が内包されていない日は
  ただの一日としてない」

 のは、その武器の力を自覚しているからです。



■でも、世の中には、

 そんな強力な武器が存在しているのに、
 意識すらしたことがない人が大半、

 (でも分かっている人は分かっている)

 ということであるように思われます。

 もったいない話ですが。


 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■人は「理論」で動くのではない。    理論に「物語」が内包されているからこそ    動くし、動かずにはおれなくなるのだ。   ■自分を動かしたければ、    そうした物語を自分に埋め込むこと。   ■他人に良い影響を及ぼしたいのなら、    物語を発信メッセージに込めるべし。   ■「物語の持つ力」に無自覚な人は、    自分も他人も動かせるはずがないだろう。

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