■デジタル&ネットの時代は、 【他者との差別化や差異化を図るための ノウハウや知識】 が、あっという間に模倣されては、 陳腐化していく時代です。 ■昔は情報流通における壁が厚く 時間もかかったのが、 今は各人が発信手段を持ち、 一瞬で転送される時代ですので、 「単純な参入障壁」 を設けているだけでは、 ノウハウや手法がどれだけ革命的な ものであったとしても、 すぐに陳腐化させられてしまいます。 ■そんな世界に生きている私たちは、 「どのような形で、自身を他者と 区別してもらい、 さらにはどのような模倣困難な 参入障壁を作るべきであるのか」 について真剣に考える必要が あるでしょう。 ※区別されなければ「その他大勢」と 同じに扱われてしまいます。 ■そんな世界に生きている我々ですが、 当該分野において、つねに最先端に 居続けようとするのは疲れる、 という向きもあるでしょう。 もちろん、特にテクノロジーの 世界においては、 そうした人(先端を走り続ける人)が 文明を切り拓いてくれるわけですから、 リスペクトしなければならないとは 思います。 ■ただし、リスペクトはするけれども、 自分はそれをできないし、 やりたくないし、 やれと言われても 勘弁つかまつりたい、 という人も少なくないでしょう。 (かくいう私もその一人) ■であるならば、 「最先端」 という切り口とは異なるアプローチで、 差別化、差異化を図るのが、 「常に先端をいかなければならない」 という緊張感から多少なりとも 緩和された世界で生きていきたいと考える、 中小零細企業や個人の歩むべき道では ないかとも思うのです。 ■たとえば私(鮒谷)なら、 先端のITマーケティングとは 無縁のところで生きています。 そのため、少なくとも、 今の事業の延長線上において、 企業価値が何十億、何百億、といった ことになることはないでしょう。 ■ただ、 先端を行く、どころか、 十年一日、どころさえない、 「十五年一日のメールマガジン」 を配信してきましたが、案外、 枯れずにうまくいっています。 ■この15年の間には、 メールマガジンを一度登録しては みたものの、 あまりに膨大なボリュームのコンテンツが 高頻度に(一日一通以上)送られてくるのを見て、 一瞬で解除する人も、 多々、いらっしゃったことでしょう。 ■けれども、十数年後に何かの機会で 『平成進化論』 という名を目にされたとき、 地道な、長期継続の取り組みが 「まだやっていたのか!」 という驚きを与え、そこから 「本気度」 を感じてもらい、再登録下さり、 ビジネスに繋がった、 などという話を聞くことは、 枚挙に暇がないわけです。 ■ここに、 「常に最先端を追わなければならない」 という方向性とはまた別の 「生きるヒント」 があるのではないかと思うのです。 ■しかも、 毎日続けるのみならず、 尋常ならざる量を発信し続けるという 「圧倒的な熱量」 もまた、発信する文章の中に 埋め込めれば最高ですね。 ■ここに記した 【継続(本気度)&高熱量】 の二つによって、 少なくとも本気さが乏しく、 続けられない、 さらには熱量が低く、 情熱を感じさせることのできない、 そんな他者と差をつけることが できると考えているのです。 ■先端テクノロジーや手法を 追求するのとは 「真逆のアプローチ」 となりますが、 案外、この古臭い?方向性を真剣に 追求している法人も個人も少ないので、 情報流通のコストが圧倒的に安くなった 今のような時代においては、 「一つの取りうるアプローチ」 ではないかと考えています。 ■ここまでに記してきたような 【継続(本気度)&高熱量】 を維持するのは大変だと 思われるかもしれませんが、 先端技術やノウハウの追求を 四六時中、緊張感とともに行うよりも、 遙かに(少なくとも)精神的には 楽ちんです。 ■ただ、その継続には大きな (有形無形の)コストがかかる、 と多くの人が思いがちであるため、 結果として 「案外な穴場」 となり、当該市場における 「ニッチ市場 (本気や情熱を求める方々の市場)」 を独占することすら、 可能になるかもしれません。 ■こうした態勢を整えた上で、 もし望むなら、 もっと世の中に大きなインパクトを 与えるチャンスを狙うも良し、 あるいは、 さらにその場で最後まで、一所懸命、 死力を尽くすのも良いでしょう (私はできることなら、 どこかの段階で前者を狙いたい) ■いずれにせよ、 中小零細企業、 もしくは個人においては、 新規性を追求するのもいいですが、 案外、 「脚下照顧」 という言葉もある通り、 足下を固めるのもアリでしょう。 ■辛気くさく見えて、実は勝率(?)を 極めて高くするための 【継続(本気度)&高熱量】 の方策は、一度、検討してみられても よいのではないでしょうか。 ■私(鮒谷)であれば、 こうした戦略&取り組みの延長線上に、 「案外な穴場」 「ニッチ市場 (本気や情熱を求める方々の市場)」 たる、 【リピート率が異常に高い、 独自の音源マーケット】 が立ち上がったのです。 ※鮒谷の音源ビジネスの「裏表」については 以下の音源において、全てお伝えしています。 --------------------------------- 【鮒谷周史の「圧巻!あなたが今すぐ、 音源販売をしなければならない11の理由」 セミナー音源(ショートコンサル付き)】 https://shinkaron.buyshop.jp/items/9700274 --------------------------------- 【鮒谷周史の「圧巻!あなたが今すぐ、 音源販売をしなければならない11の理由」 セミナー音源(コンサルなし、音源のみ)】 https://shinkaron.buyshop.jp/items/6332255 --------------------------------- 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!【今日のピークパフォーマンス方程式】 ■デジタル&ネットの時代においては、 他者との差別化を図るためのノウハウや 知識もあっという間に模倣され、 陳腐化してしまう。 ■常に最先端の情報を追い求めるのも ひとつのやり方だが、 それができない(やりたくない)人には 別のアプローチもある。 ■長期にわたって継続的に、高い熱量を 伴って発信を続けることで、 本気度&高熱量の二つで他者と差をつけ、 差別化、差異化を図ることができるのだ。 ■多くの人はそのコストを課題に見積もり、 結果として「意外な穴場」となる。
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5322号 「継続(本気度)&高熱量」で、金鉱脈を掘り当てよ
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