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5274号 個人も「トレーサビリティ(追跡可能性)」を意識しなければならぬ時代


■2000年代に入ってからでしょうか。

 「トレーサビリティ」

 という言葉が頻繁に
 聞かれるようになりました。


 このメルマガをお読み下さっているあなたには
 いまさら説明の用はないとは思いますが、

 念のため、ウィキペディアの記載を
 以下にご紹介いたしますね。


 ---------------------------------

 物品の流通経路を生産段階から最終消費段階
 あるいは廃棄段階まで追跡が可能な状態をいう。

 日本語では追跡可能性
 (ついせきかのうせい)とも言われる。

 (出典:Wikipediaより)
  https://goo.gl/3eYRmd

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■上記のように、食料品や工業製品についての

 「流通経路の追跡可能性」

 について用いられる言葉ですが、


 対象となるものの履歴が追跡可能である
 (=透明性が担保されている)ことによって、

 信頼や信用が生まれ、
 安心して取引も行われるであろうし、

 付けられる価格も正当性、妥当性を持つものと
 なっていくはずです。



■逆にいうと、

 トレーサビリティが確立されていない商品は、
 品質や保証の裏付けがないから、

 購入を検討する人は
 不安や心配を抱えることになりますし、

 それゆえ、購入に至らなかったり、

 あるいは、購入したとしても、
 買い叩かれるといったこともありそうです。



■実は、今日は、トレーサビリティの概念を

 「私という人間が
  いかに形成されてきたのか」

 にも適用し、


 他者から見たときに

 「自らの履歴が追跡可能である状態
  (トレーサビリティを確立された状態)」

 を作り出すことを意識すると良いのでは、
 そんな問題提起をしたいのです。



■たとえば、私(鮒谷)は

 「過去5200号(約15年分)の
  メルマガバックナンバー」

 を自社のサイトにて公開していますが、
 これによって、その気になれば誰でも、

 過去の私の思考や行動や履歴を全て
 トレースできるようになっています。



■何を考え、何を行い、

 その過程においてどのように
 思考が変化し、行動が変わり、

 ビジネスがどのように変遷していったのか、


 それが一日も欠かさず、時系列順で、
 細かく記述されているので、

 (本気で確認しようと思うならば
  膨大な時間がかかりますが)

 その労さえ惜しまなければ、

 きわめて正確に私の思考と行動が
 トレースできることでしょう。



■農作物や工業製品において、
 トレーサビリティを確立するためには、

 当然、相応のコストが発生するわけですが、

 一個人の履歴についての
 トレーサビリティの確立にも、

 もちろんコストが発生します。


 私(鮒谷)であれば、

 メールマガジンを毎日休みなく
 執筆&発信をし続けるという、

 膨大な時間的、精神的なコストを
 支払い続けてきたわけです。



■しかし、今の時代、

 出荷する製品の履歴に
 透明性を持たせなければ、

 商売そのものが成り立たない時代に
 なっているのと同様、


 個人においても履歴の追跡可能性を
 意識しなければ、

 来歴の透明性が担保されず、結果として、
 商売を行えなくなる、

 といったこともあるのではないでしょうか。


 ※実際に、ある場所でお会いした方が、

  膨大なメルマガバックナンバーの
  数十号ないし数百号をお読み下さり、

  セミナーやコンサル、音源をお申し込み下さった、
  ということは日常的に起こっています。



■ある著名投資家が、

 「ソーシャルネットワークで
  自己開示していない経営者は胡散臭い」

 と言っていた、と聞いたことがありますが、

 これなども、ここまでに記してきたことと
 通底する話かもしれませんね。



■また、新卒&中途採用において、

 ソーシャルメディア等を通して
 その人の過去(来歴)をリサーチされるのは、

 もはや常識でありましょうし、


 初めての人と商売を始めるかどうか、
 という時には、

 相手の会社や個人のプロフィールや履歴等を
 ネット上で調べようとするのも、

 日常的に行われているはずです。



■そんな時代にあって、

 日々の履歴を残さない、
 発信しない、頑なに拒む、

 という姿勢は、
 一時的には良いかもしれませんが、


 長い目で見たときには、

 自身の透明性を高めるためのコストを支払い、
 情報を公開し続けている企業や人と比べて、

 当事者も気づかぬところで、機会を損失して
 いることも多々あるように思います。



■以下は一つの例ですが、端的に言えば、

 あなたがある仕事を依頼したい、と考え、

 その仕事ができそうな候補者を二人、
 見つけてきたけれども、


 数千日に渡り、相応の密度で毎日、
 発信し続けてきた人と、

 サイト上にプロフィールだけが記載されていて、

 履歴も実績もが全くわからない、
 (=トレーサビリティが確立されていない)人、

 の両者がいたとしたら、
 どちらに発注しますか?ということです。



■何も一個人を、

 牛や豚、あるいは野菜や工業製品と
 同列に扱うつもりはありません。


 ただ、せっかく手塩にかけて育てた畜産物や
 農作物、魂を込めて作った製品が、

 来歴の透明性の欠如によって、売れなかったり、
 買い叩かれたりするのは悔しいのと同様、

 せっかく頑張ってきたのに、
 その軌跡を伝える努力を怠り、

 正しく評価されなかったとするなら
 それもまた悲しいことではないでしょうか。



■正当な代価を頂戴し、

 それでもなお、私自身、あるいは私が
 送り出す商品が行列を作って求められる、

 そんな状態を作り出すために、各人が

 「自身のトレーサビリティ確立」

 のために意識を払うべき時代に、もはや
 なっているのではないでしょうか。



■こうした考えに共感されるところが
 多少なりともあるならば、

 ぜひ、あなたもこれを機会に、

 日々の行動や思考の履歴を記録し、
 さらには発信する、

 といった取り組みを始められてみては
 いかがでしょう。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■近年、農産物や工業製品では    トレーサビリティが重視されている。   ■これを自身のキャリアにも当てはめ、    他者があなたの来歴を追跡できるよう、    継続して情報発信をしてみてはどうか。   ■高い透明性が求められる時代だからこそ、    透明性を高めるための投資を、可能な限り    行うべきではないだろうか。

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