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5251号 【 ドラッカーとの出会いによって仕事観が180度、転回した話 】


■「仕事に向き合う基本姿勢」を、
 ドラッカーは私に教えてくれました。


 大学を卒業し、サラリーマンになり、
 しかしながら、いまだ

 「仕事とは何か」

 という問いに対する明確な答えを
 持たなかったときには当然、

 「何のために仕事をしているのか」

 も不明瞭でした。



■それゆえ気持ちも入らず、正直、

 「生計を成り立たせるために
  仕方なく働くのが仕事」

 だと考えていました。


 そんな情けない有り様の私でしたが、

 今から11年前、起業して数年が経ち、
 当時、幹事を務めていた勉強会において、

 (ドラッカー著作のほとんどを翻訳なされた)
 上田惇生先生をお招きすることとなりました。



■こうして上田先生のご講演を拝聴する機会を
 得たのですが、

 そこで先生がドラッカーについて
 情熱的に語られる姿と、その内容に心打たれ、

 さらに、何度か会食をご一緒させて頂くことで
 ドラッカーに対する関心が大きくなっていきました。



■そんなある日、上田先生をお囲みしての会食が
 終了した際の別れ際、先生に

 「私がもし一からドラッカーを学ぼうとしたら、
  どの本を読んだらいいですか?」

 とお尋ねしました。


 数冊の推薦図書を頂ければ、
 くらいに思っていたのですが、そのときのご回答は

 「ドラッカー全著作を時系列順に読んだら良いですよ」

 という、予想の斜め上をいくものでした(汗)

 ドラッカー全著作というと莫大な分量があるのですが、、、



■ただ、たまたまその時期は仕事が一段落していて、
 幸か不幸か(?)まとまった時間も取れたので、

 その言葉をきっかけとして
 ドラッカーエターナル版15冊、

 ならびにAmazonで手に入る、

 それ以外のドラッカー関連の論文集やら書簡やら、
 エッセンシャル版やらの書籍をすべて購入。



■エターナル版については、

 時間を見つけて、時系列順に読み進めて、
 およそ2年ほどかけて読了いたしました。


 (難解なところやイメージがつきにくかったところは、

  かなりの速度で流し読みした部分もあることは
  告白しておきますが)


 エターナル版はいずれも大部、
 かつ、集中力が要求されるものでしたので、

 そこまでのエネルギーに乏しいときには

 『ドラッカー365の金言』

 も赤ペン片手に繰り返し、何度も読みました。

 (最終的にはほぼ全ページに
  赤線が引かれることとなりました)



■そんなことをしている間に、
 気づいたらビフォー・アフターで

 「仕事観」

 が180度、転換されていることに
 気付くこととなりました。


 特に印象に残っているのが

 『マネジメント-課題、責任、実践』

 に記されている


 「あらゆる組織が
  社会、経済、人間に貢献するために存在する。

  当然、成果は組織の外部にある。
  それは社会、経済、顧客に対する成果として表れる。

  企業のあげる利益にしても、
  それをもたらすのは顧客である。」

 の言葉。



■「成果は組織の外部にある」
 当たり前といえば当たり前の話ですね。

 でも、当時の私は、勤務先の突然の倒産、
 という悪夢も冷めやらぬ頃で、

 さらに起業して未だ数年、
 という時期でしたので、

 なにをさておいても、
 まずは己の食い扶持を稼がねば、

 としか考えていませんでした。


 代価をお支払下さっている顧客のことなど、
 真面目に考えたこともなく

 「成果は内にある」

 と思っていたのが、今となっては恥ずかしい。



■そんな私でしたが

 「成果は組織の外部にある」
 「一人ひとりの組織人が文明の担い手である」

 という仕事に対する捉え方をドラッカーに教えてもらい、

 以後、お客さまに向き合うにあたって、
 常にこの言葉を意識するようになりました。



■それ以降、私は仕事を行った後には、必ず

 「お客さまからのご感想」

 を頂戴するようになりました。


 毎日お届けしているメールマガジンについても、
 コンサルでも、セミナーでも、

 あるいはセミナー音源をお届けした際にも、
 それ以外にも、すべての機会において。



■どれだけの成果を外部(顧客)に渡せているのかは、
 お客様に聞かない限り、分からないと思ったからです。

 さらに

 「5(大満足)ー3(普通)ー1(大不満)」

 みたいな定量評価にはあまり意味がないと思ったので
 (社交辞令で5とか4がほとんどになるに決まっているので)、

 嘘のつけない、出来る限り長文の
 自由記述の定性評価のみを求めることとしました。



■こうして気がついたら、
 メルマガの感想だけでも3000件以上

 (とても更新が追いつかず、
  5年前くらいの時点での数字ですが)、

 コンサルの感想もPDFにまとめると700ページ以上、
 セミナー音源についてもすべて合わせると1000ページ以上、

 頂戴することとなりました。


 ※以下、その一部となります。


 <目標設定に関するセミナー音源ご感想>
 https://ssdlfiles.s3.amazonaws.com/170412_testimonials_mokuhyou.pdf

 <日記に関するセミナー音源ご感想>
 https://ssdlfiles.s3.amazonaws.com/170630_testimonials_nikki.pdf

 <物語構築についてのセミナー音源ご感想>
 https://ssdlfiles.s3.amazonaws.com/170627_testimonials_monogatari.pdf

 <個別コンサル(キャリア・独立起業編)ご感想>
 https://ssdlfiles.s3.amazonaws.com/171106_testimonials_consulting_career.pdf

 <個別コンサル(企業経営・売上増進・利益拡大編))ご感想>
 https://ssdlfiles.s3.amazonaws.com/171107_testimonials_consulting_manager.pdf

 <メルマガについてのご感想>
 http://www.2nd-stage.jp/customer/



■こうして頂戴してきた無数のご感想こそが、

 私にとっての宝物であり、
 仕事履歴の証明であり、足跡であり、

 自信や誇りの源となっていますし、

 これだけの数が集まると、
 目指すべき理想の姿であるところの

 「顧客以上に顧客を理解している」

 状態を作り出すことにもつながっていくと
 考えています。



■ただ、お客さま全員に対し、
 サービス提供後の感想を求めるのは、

 やってみれば分かりますが、実はとてつもなく
 大きなプレッシャーがかかるもの。


 なぜなら、ダメなサービスを提供していたら、
 容赦なく、

 その旨のフィードバックが
 襲い掛かってくるはずだから。

 正直怖いです、今も。



■でも、そうした強制的な負荷が自らを背伸びさせ、
 成長を促すと固く信じているからこそ、

 恐怖を乗り越え、例外を設けることなく、
 都度、お客さまのご意見を伺ってきました。


 こうした取り組みに例外規定を設けず、
 継続的に行おうと決めたのは、

 ひとえにドラッカーの

 「あらゆる組織が社会、経済、人間に
  貢献するために存在する。

  当然、成果は組織の外部にある。

  それは社会、経済、顧客に対する
  成果として表れる。

  企業のあげる利益にしても、
  それをもたらすのは顧客である。」

 の言葉によってでありました。



■こうして、ある時期まで、

 まるで生気なく、ただただ、
 生活の糧を得るために、

 仕方なく仕事をしていた私でしたが、


 ドラッカーとの出会いによって
 ビジネスパーソンとしての正しく取るべき態度を示され、

 毎日、充実感、充足感、満足感に満たされながら
 仕事に取り組めるようになりました。


 ほとんどの人は人生のかなりの時間
 (人によっては大半の時間)、

 仕事と向き合うこととなるわけですが、
 そんな仕事に寝食忘れて取り組めるのは、

 本当に幸せなこと。


 ひとえに今は亡きドラッカー教授に導かれ、
 出させてもらえた世界だと思っています。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■仕事の成果は「外部」にしかない。   ■常に自分にとっての外部である    「社会、経済、人間(顧客)」    に対しての貢献を考えることによって    売上も立つし、利益ももたらされる。   ■つい油断すると    「何のために仕事をしているのか    という肝心要の問いを忘れそうになること    もあるかもしれないが、    決して忘れず、常に心のなかに留めて    おくべきことではなかろうか。   ■この姿勢が充実感、充足感、自己重要感、    高い自尊心を生み出してくれる。

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