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5245号 【 友がみな、我より「青く」見える日は 】


■これまで、多くの人と接してきた中で、

 (短期で成果を出すことが求められる
  今の時代にあっては仕方ないのかもしれませんが)

 「取り組み始めてから成果が出るまでの
  時間軸を

  (常識的な感覚と比べて、極端に)

  短くしたい」

 と考えられている方が、
 思いのほか多いように思われます。



■焦る気持ちは分からないでもありませんが、
 そんなときは、

 「急いては事を仕損じる」

 という言葉があることを思い出してみても
 良いかもしれませんね。


 あまりに短期の成果を求めて
 焦るあまりに、

 重心が高くなり、
 常に浮ついた姿勢で何かに取り組んでいる、

 といった態度が身についてしまうことを
 恐れるべきではないでしょうか。



■地に足をつける、そんな気持ちが失われ、
 気もそぞろの状態で成果を求めると、

 ほんの少し、
 取り組んでみては成果が出ず、

 (というよりも、
  成果が出るまで待ちきれず)

 すぐに諦めてしまうことが
 常態化することとなるでしょう。



■こうした姿勢を繰り返すと

 「三日坊主癖」

 が身につき、


 やがては、病膏肓に入りて

 「骨絡みの三日坊主習慣」

 にまで病状が進行する、

 ということにまでなりかねないのです。



■ここまでいくと、

 重心がますます高くなり、
 三日坊主習慣から抜け出せなくなり、

 焦りが焦りを呼んで、さらなる
 切迫観念に取り憑かれることとなります。


 具体的な行動としては

 「短期間で成果が出る◯◯」

 と銘打たれた、

 「秘密のノウハウ」
 「ここだけの話」
 「ウルトラC」

 に飛びつくこととなるでしょう。


 あるいは、隣の芝生は青く見え、
 (友がみな、我より「青く」見える日は、、)

 「一攫千金の投機ネタ」

 を掴みに行ってしまったり。



■こうした、

 「最短・最速で成果を出す」

 的な話は横着者にはウケがいいけれども、

 「最短で成果を出す◯◯」
 「これだけやれば◯◯」
 「◯◯日でなんとか」

 などと謳われているものの99%は、

 「詐欺(まがい)」

 あるいは、それが言い過ぎだとしても、

 「羊頭狗肉
  (いちおう肉ではあるけれども、、)」

 くらいに思っておいたほうが
 よいのではないでしょうか。



■貧すれば鈍する、
 という言葉がありますが、

 「焦れば焦るほど、
  見事にドツボにはまっていく」

 そんな例は枚挙に暇(いとま)がありません。


 ときおり見かける、

 「短期的視点でうまくいかないから、
  さらなる超・短期的視点に焦点を合わせにいく」

 人の心理メカニズムは、
 こういうところにあるのです。



■もっと具体的な例としては、

 競馬とかやってる(やってた)人なら
 分かると思いますが、

 「短期的視点でうまくいかないから、
  さらなる超・短期的視点に焦点を合わせにいく」

 で起死回生の一発を狙って
 手持ち資金全部を最終レースにぶっ込んだ、

 という経験のある人も少なくないのでは
 ないでしょうか。


 これも形を変えた

 「焦りが焦りを呼び、
  常識的な思考が失われる典型的な例」

 と言って良いでしょう。



■自分はまさに、
 こんな傾向にあるなあ、と思った人には

 (実は、かつての私(鮒谷)です汗)

 「焦って焦らず」
 「急いで急がず」

 という言葉をプレゼントしたいと思います。



■短期の成果が求められる時代にあっては、

 多くの人が皆、短期視点で短期の成果を
 目指した方向に突っ込んでいくことになります。


 何かひとつのことに、
 じっくり腰を据えて取り組もうとする人が、

 どんどん少なくなっていくでしょう。



■ということは、

 その流れを横目で見ながら
 (正直、焦りは出てくるのですが)


 その思いを抑えて、

 長期の時間軸を意識して、
 一つのことを徹底して深く掘り、

 その道の第一人者となることを
 目指してみてはどうでしょう。


 時代の流れ的に、
 長期目線で取り組くライバルが少なくなる分、

 むしろ、これまで以上に勝ち目が出てくる、
 と考えられないでしょうか。



■バサロ泳法ではありませんが、

 たしかに最初の数年、あるいは十数年は
 日の目を見ないかもしれません。


 けれども、ひとたび、

 「表舞台」

 に躍り出ることができれば、
 それまでにかけてきた時間が

 「圧倒的な参入障壁」

 あるいは

 「代替不可能性」

 の源泉となるので、

 それまでの蓄積がそこで一気に
 報いられることとなる(はず)です。



■そんな日の訪れを夢見ていれば、

 「日々の地道な取り組みに対して、
  意義や意味を感じながら、

  気を抜かず、手を抜かず、
  真剣に向き合うことができる」

 のではないでしょうか。


 こうして感じられる意義や意味は、

 「それそのものが喜び」

 となるわけですから、毎日、
 充足感を感じながら生きられます。



■個人のキャリア構築であれ、事業であれ、
 投下時間を積み重ねて、

 他者が容易に参入できない、とてつもなく
 高い壁を築くことができれば、


 その立場、立ち位置は安泰となり、結果として、
 経済的にも恵まれることになるはずです。



■問題は

 「そこまで待てるか」

 という話ですが、


 有名なマシュマロ実験
 ※ご存じない方はググって下さい

 の話を思い出し、短期的な成果を
 求めたくなる気持ちをぐっと堪えて

 「結果の享受は(前倒しではなく)
  できるだけ先送りする」

 そんな姿勢でいくとよいのではないか、
 と私(鮒谷)は考えています。



■たとえば私は、

 今から15年ほど前になる、メルマガ創刊
 1、2か月目くらいから既に何度も

 「微差の積み重ねが絶対差になる」

 という話を書き続けてきました。


 また、

 「10年偉大なり 20年畏るべし
  30年で歴史になる」

 というイエローハット創業者の
 鍵山秀三郎さんの言葉を何度も引用し、


 1日も欠かさず(死ぬ、もしくはそれと同等の
 状態になる)までは、メルマガを書き続ける、

 と決意表明もしてきました。



■それは、

 「人の行く裏に道あり花の山」

 ではありませんが、

 多くの人が見向きもしない、
 あるいは忌避しさえする

 「長期視点での、日々の地道な取り組み」

 を意識的に選好し、


 10年、あるいは数十年単位で時間軸を意識し、
 時間を味方につけることができれば、

 いずれ、トータルの投下資源をはるかに
 上回る、圧倒的な価値をもたらしてくれる、

 という予感があったからです。



■メルマガ創刊より、
 さらに以前(今から25年ほど前)から、

 記し続けてきた日記についても同様で、

 「何があっても、
  日記だけは一日も休まず付け続ける」

 という思いで継続してきました。


 「長い時間を意識しつつ、
  ただひたすらに微差を積み重ねる」

 という考え方は、今の時代にあっては
 そぐわない、時代遅れ、

 なのかもしれませんが、
 その延長線上に何が起こるのか、

 楽しみにしながら、これからもひたすら
 地道な積み重ねをしていくつもりです。



■それによって、

 いずれ、どこかの時期
 (それはきっと十数年から数十年のち)に

 「前人未到の、異次元の世界」

 に到達するつもり。

 今の決意と覚悟をここに記しておきます。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■「友がみな、我より『青く』見える日」も    あるものだ。   ■焦る気持ちが出てくるのは仕方ない    けれども「焦って焦らず」の気持ちで、    長期の時間軸を意識し、重心を低く保ち、    むしろ、    「十数年後から数十年後の自分」    に思いを致し、微差を積み重ねることに    意識を払ってみてはどうか。   ■短期視点全盛の今だからこそ、長期的な    取り組みから生まれた能力や資源がいずれ    「巨大な参入障壁」    となる可能性が大いにあるのでは    なかろうか。

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