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5242号 【 カルビー会長兼CEO松本晃さんに教わった、仕事人としての気概 】


■以前、ある方のご紹介で、

 カルビー会長兼CEOの松本晃さんに
 お目にかかったことがあります。


 東京駅すぐのところにある、
 カルビー本社を訪れ、

 お話をお伺いいたしました。


 (おみやげに紙袋一杯のカルビー製品を
  頂戴し、すっかりカルビーファンになりました。

  その後、しばらく「堅あげポテト」に
  取り憑かれてしまいました笑)



■それはさておき、

 その松本さんが過日(2018年1月15日付)、
 日経夕刊の一面下部にある

 「あすへの話題」

 に以下のコラムを記されていました。


 とても大切な話が書かれているので
 ぜひとも熟読下さい。


 (引用ここから)
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 働き方改革って何?


 今、あなたは本当に働いているのですか。
 今、あなたは誰のために働いているのですか。


 私自身に関していうと顧客は多岐にわたる。

 まずは商品を買っていただいている消費者。

 種々原材料や資材、機器を納入してくれていたり
 販売していただいていたりしている取引先、

 従業員とその家族、官庁やメディア等の
 多くの関係者、もちろん、株主も大切な顧客だ。


 さて、その顧客が抱えている問題って一体何ですか。
 消費者は何に困って何を求めているのですか。

 従業員とその家族は、株主の期待は?等々。


 では、今あなたはその顧客の問題を解決していますか。
 もしくは、少なくともその努力をしていますか。

 この質問に「イエス」と答える時、
 今あなたは働いている。


 また、その質問に「イエス」と答えられないならば、

 「忙しい忙しい」「また、残業だ」

 とは言っているものの
 実際は働いていることにはならない。

 働く、ということは実はそんな簡単なこと
 なのではなのではないだろうか。

 (中略)

 働くということの定義をはっきりさせることから
 始めたほうが改革は進むと思っている。

 (中略)

 深い反省とともに一日が終わる。

 ヨーシ、明日こそ。


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 (引用ここまで)



■働く、って一口に言いますが、

 「ただ毎日出社し、目の前の仕事を
  こなしていたら働いていることになる」

 というのは大間違い、
 と分かりますね。


 先日のメルマガでも書きましたが、
 全てのビジネスパーソンは、

 (直接的にであれ、間接的にであれ)

 「お客さまから代価を頂戴して、
  ご飯を食べさせてもらっている」

 のです。



■何もお客さまは伊達や酔狂で

 命の次に大切なお金を放って下さっている
 わけではなく、


 「これだけの価値をくれるのであれば
  (=期待値)、

  その期待に相応するお代を支払おう」


 と思って下さっているだけの話です。



■その期待値を超えればリピート下さるし、

 期待値通りなら、
 油断すると乗り換えられるし、


 期待値以下なら、
 何も言わずに去っていかれるし、

 期待値を大幅に下回れば、
 大クレームになることもあるでしょう。



■個人で仕事をしている人も、
 組織に所属し、仕事をしている人も、

 こうしたことを常に念頭に置きながら
 仕事をする必要があるわけです。


 特に顧客と直接接しない人は、

 自分は直接、顧客と接しないから関係ない、
 安全地帯に守られてラクチンだ、

 とか、一時的にはそう思えるかもしれません。



■でも、本当はどんな仕事をしていても、
 最終的につながっていくのです。

 このコラムで松本さんが


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 私自身に関していうと顧客は多岐にわたる。

 まずは商品を買っていただいている消費者。

 種々原材料や資材、機器を納入してくれていたり
 販売していただいていたりしている取引先、

 従業員とその家族、官庁やメディア等の
 多くの関係者、もちろん、株主も大切な顧客だ。

 ---------------------------------


 と記されていますが、いずれもいずれも、
 最終的には

 「お客さまの価値に還元される」

 わけで、その前提での、

 「目の前の関わる人への真摯な対応」

 を行う必要があるのでしょう。



■そんなことを微塵も考えたことのない人
 (実のところ、少なくないと思います)

 が、その状態のまま、長年働いていると

 (いや、本当はそれは
  「働いている」とは言わないのですが)


 世の中や特定個人に対して、
 役に立っているという感覚も忘れ、

 ただただ、仕事がつまらなく、
 自分を圧し殺して生きていく、

 ということになるしかないのです。



■やがて、

 感性も錆びつき、
 仕事に向き合う気力も失われ、

 やることもやらず、
 惰性の毎日を過ごすことになるから、

 最終的には少なくとも
 お仕事の現場においては

 「使い物にならない、
  どうしようもない人」

 という烙印を押されてしまうことでしょう。



■でも、厳しいようですが、

 そのように評価されて、当然といえば
 当然のことなのかもしれません。


 お金を下さっている人に何の意識も向けず、
 ただただ、

 「つまらなさそうに
  いやいや作業している」

 人を見て、


 自分がお金を支払っているお客さまの
 立場なら、

 自分のことを一向に顧慮してくれないし、
 力も尽くしてくれぬ人に対して、


 「使い物にならない、
  どうしようもない人」

 という評価を下したくなるのも
 仕方のないことなのではないでしょうか。



■仕事とは、

 「社会を意識し、お客さまを意識し、
  期待を上回る価値を提供すること」

 という当たり前以上に当たり前のことを、
 今一度、

 カルビーの松尾晃さんのコラムを通して
 噛み締めたいものですね。


 今日は

 「一日に何回、私の生活を支えて下さっている
  お客さまのことを考えたのか」

 という問いをお互いに日々、
 繰り返してまいりましょう、

 というお話でした。


 深い反省とともに一日が終わる。

 ヨーシ、明日こそ。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■私たちが生活させてもらえているのは、    ひとえにお金を支払って下さる、    お客さまあってのこと。   ■肝心のお客さまのことを仕事している間に    一度も真剣に考えたことがないとすれば、    「仕事をしているつもりではあっても、     何も仕事をしていないのと同じ」    といえるのではないだろうか。   ■手や口や体を動かすのが仕事ではない。    お客様に尽くしてこその仕事である。

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