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5234号 【 トヨタ産業技術記念館を訪ね「生産性向上」の決意を新たにさせられる 】


■先週土曜日、

 かつてトヨタに勤めていた友人(福澤くん)
 http://www.f-firm.com/index.php?company#j75eefe4

 の案内で、名古屋にある

 <トヨタ産業技術記念館>
 http://www.tcmit.org/

 を訪れました。



■広大な敷地の中に、

 繊維産業ならびに自動車産業の
 カイゼンならびにイノベーションの歴史、

 について、きわめて分かりやすく
 説明されている素晴らしい博物館でした。


 製造業をこよなく愛する福澤くんの案内もあり、
 非常に充実した博物館見学となりました。



■たくさんの気づきがありましたが、
 中でも感銘を受けたのは、

 「製造業ならではの、
  目に見える形での生産性改善」

 が時間の経過とともにどのように進展して
 いったのかが具体的に理解できるように、

 「実機&実演」

 によって、素人にも平易に理解できるように
 展示されているところでした。



■たとえば織物の歴史について、

 綿の花から糸を紡ぎ、
 布地にするまでの工程自体は、

 相当以前より確立されていたわけですが、


 機械化される前は家内制手工業として
 数秒間に一度くらいの割合で、

 両手両足を用いて、パッタンパッタン、
 縦糸と横糸を交差させて織っていたのが、

 技術の進展によって、
 現在は1分間に1000回!

 (文字通り、目にもとまらぬ速さで
  織られていきます)

 というくらいのレベルにまで進化・発展を
 遂げているのが分かりました。

 この機械を工場に大量に並べて生産している
 のですから、まさに驚異的な進歩です。



■そんな博物館の見学を通して、

 教科書の中でゴシック体にて
 記されているだけの存在であった、

 「豊田佐吉」

 という人名、ならびに

 「自動織機」

 という、それまで全くイメージの湧かなかった
 機械が急速に身近なものに感じられました。



■豊田佐吉翁の開発した自動織機は、

 繊維産業においてまさにイノベーションと
 呼ぶに相応しい、

 とてつもない生産性の向上に
 貢献したことがよく分かりましたし、

 翁に対する畏敬の念すら生まれました。



■佐吉翁亡き後も、連綿とその後を引き継いだ
 数多くの技術者の努力によって、

 生産性はかつての数千倍(?)ほどの
 レベルにまで引き上げられたわけです。


 この生産性向上の軌跡は製造業においては

 「可視化された形」

 で実感を伴って理解することができるし、

 さらにこの博物館においては、その過程が
 時系列順に分かりやすい形で展示されているので、

 非常に意義深い施設だと思いました。

 (福澤くんが行く前から大絶賛していただけの
  ことはありました)



■こうした様々な技術が織り重なって
 もたらされた生産性の向上が、

 人類をとてつもなく豊かにしたわけですね。

 (おかげで私たちはユニクロの服を
  あれだけ廉価に購入できるのです)



■一口に生産性というだけでは、

 抽象的な概念であり、
 イメージも湧きにくいものです。


 こうした展示を観覧することにより、
 身体感覚を伴う具体的な感触を伴って、

 生産性を引き上げることの意義や重要性に
 ついて理解できたことは、

 私にとっても大きな発見と学びでありました。



■私はネットを介して相当程度のところまで
 完結する仕事を行っているわけですが、

 こうした仕事ばかりを行っていると、
 今回の視察のようなことがなければ、

 口ではいくら生産性向上、
 と唱えていても、

 リアルな身体感覚を伴わせて
 意識や理解をすることは難しいものでした。



■今回の視察旅行は、

 生産性について改めて思いを致す、
 素晴らしい機会になったと思っていますし、

 こうした企画を立ててくれた福澤くん、ならびに
 同行してくれた岡崎くんには本当に感謝です。

 (岡崎くんとの会話においても、今日は
  触れませんが、深い気づきが与えられました。
  ありがとう!)



■もしトヨタ産業技術記念館に
 行かれたことのない方は、

 ぜひ、時間を取ってでも、
 訪れられることをお勧めいたします。


 百聞は一見に如かず、

 ここまでに記したことは私が感じたことの
 ごくごく一部の気づきでありますが、

 たくさんの、そして深い学びを得られることを
 お約束いたします。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■「生産性」は抽象度の高い概念だ。   ■なればこそ(特に非製造業に携わる者は)    一度、機会を設けて    「製造現場の進化の過程」    を自身の目で確かめてみると良いだろう。   ■そうすればイメージの湧き辛かった    「生産性の改善がもたらす巨大な価値」    を身体的感覚を伴う具体的イメージとして    自らの内にインプットすることが出来、    そこから生産性向上に対する、新たな    執着も生まれるのではなかろうか。

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