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5233号 【 恥ずかしい部屋を見られて、父も私も無言になってしまった話 】


■このメルマガではいつも

 「言葉の持つ力」

 についてお伝えしてきましたが、

 そういえば、私(鮒谷)がサラリーマンを
 していたとき、こんなことがありました。



■当時、私は大阪で独り暮らしをしていましたが、

 (どのような用向きだったのか、
  今となっては思い出せませんが)

 ある朝、父が連絡もなく、
 突然、私の家を訪ねてきたのです。

 狭い玄関先で話すわけにもいかなかったので、
 部屋に招き入れました。



■父を部屋に上げてから気づいたのですが、

 そのとき既に、言葉の持つ大きな力を
 理解しつつあった私は、

 「A41枚について、一つの名言を記した紙」

 を作成し、プリントアウトして、
 壁に貼り付けていたのです。

 その数、50枚は下らなかったと思います。



■一枚のA4用紙について、それぞれ異なる

 「力を与えてくれる名言や格言」

 を50枚ほども壁にセロハンテープで
 貼り付けていたのです。


 意識高い系の言葉がA4用紙で50枚分、
 壁の、ある一面にビッシリと貼られていた、

 ということになりますね(笑)



■そこに記していた言葉は、たとえば、

 「意志あれば道あり」

 「即断即決即行」

 「艱難汝を玉にす」

 「一騎当千」

 「君子は豹変し、小人は面を革む」

 「選択と集中」

 「強みを磨け」


 あるいは、

 「末遂に海となるべき山水も
  しばし木の葉の下をくぐるなり」

 「燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや」

 「燕雀は知らず天地の高さ」

 「勝負は一瞬の業、鍛錬は千日の業」

 「我以外皆我師也」

 「苦労来い、他人歓迎」

 「私はいまだかつて嫌いな人に出会ったことがない」

 などといったもの。



■部屋に上がった父は、

 すぐにその異様な(?)壁面に気付き、
 たいそう驚いた様子で、

 (でも、触れにくかったのか、何も言わず)

 私もなんだか自分の恥ずかしい部分を見られたようで
 きまりが悪かったのですが、


 今から振り返っても、

 あのようにして名言、金言、格言、教訓を
 貼り付け、ことあるごとに眺めていたことは、

 間違いなく、今の私を形成する土台と
 なったように思われるのです。



■その時に記していた50個ほどの

 (今、私がことさらに使っている言葉でいうと)

 「良質の意思決定基準」

 は朝、起きた直後に眺め、
 歯を磨いているときに眺め、

 出社前、スーツに着替えながら眺め、


 仕事が終わり、家に帰ってきて、
 部屋着に着替えながら眺め、

 寝る前の歯磨きの際にも眺め、


 といった風に暇さえあれば眺め、
 そしてときおり、更新していたので、

 「知らず知らずのうちに細胞レベルで
  行動の基準が刷り込まれ、

  自らの生きる姿勢にゆっくりと
  昇華・反映されていった」

 ように思われるのです。



■もちろん、こうして日々、触れていた
 50個ほどの名言とは別のところで、

 日々、目にする名言を切り貼りしたり、
 読書メモとして記録したりもしていました。

 (そのうちの一部を壁に貼り付けたり
  していたわけです)


 ※以下、証拠画像↓


 <今から19年前の手帳が出てきましたよ、っと。>
 https://note.mu/funatani/n/n530ab1e6e594

 <今から20年前の読書メモが出てきましたよ、っと。>
 https://note.mu/funatani/n/n5836ed8a972f


 こうして手に入れた無数の言葉の集積と、
 そこから生み出された行動が、

 今の私(の人生)を形作ってくれました。



■そんな経験から間違いなくいえるのは、

 もしあなたや私が何者かになろうとするならば

 (ドラッカー流に言えば、
  「何かによって世の人に憶えられたい」と思うなら)

 自分が進むべき道を指し示してくれる言葉を
 北極星のような存在として大切にし、

 自らの脳に刻み付け、行動の指針とし、
 振る舞うべき、

 ということです。



■もちろん、

 こうしたことは一朝一夕にできるものではなく、
 私も今なお、試行錯誤の連続ではありますが、


 こうした習慣を日常生活に組み込むためにも、

 良い言葉を見つけたら
 取りこぼすことなく、記録・収集し、

 さらに、ただ記録・収集するのみならず、
 それらを血肉にするための

 「仕組み・システム」

 を作ることをお互い、心がけたいもの。



■話は変わりますが、二宮尊徳が残した言葉に

 「積小為大」

 という言葉があります。


 この言葉は

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 大事を為さむと欲せば、小なる事を怠らず勤むべし
 小積もりて大となればなり

 およそ小人の常、大なる事を欲して小なる事を怠り
 出来難き事を憂いて 出来易き事を勤めず

 それゆえ終に 大なる事をなすこと能わず

 たとえば、百万石の米といえども、粒の大なるにあらず


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 ここに出ている

 「小積もりて大と為ればなり」

 からきているのですが、

 「小さなことの積み重ねが、
  途方もなく大きなものを生み出す」

 というほどの意味でしょう。



■こうした言葉にも力を得て、

 日々の小さな取り組みが
 やがては大きな結果をもたらしてくれると信じ、

 ここまで記してきたような毎日の小さな取り組み、
 すなわち、

 「良質の言葉を集め、記録し、
  何度も反復・反芻し、定着させ、

  その言葉を指針として、
  自らの行動に反映させていく」

 ことを心がけてみられてはいかがでしょう。


 そんな地道な積み重ねは、

 「数年、十数年、数十年後に、
  とてつもなく大きな果実」

 をもたらしてくれるに違いないと信じています。


 ※下記の音源では、もっともっと詳しく、

  「言葉の集め方、使い方」

  について、およそ8時間に渡って解説しています。

 【鮒谷周史の圧巻!「転落続きの人生を、
  日記を書いて蘇生させた話」放談会音源】
 https://shinkaron.buyshop.jp/items/5955812




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!



 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■「良い言葉」に日々、触れ続けることは     知らず知らず自らの内に    「良質の意思決定基準」    を浸透させていくだろう。   ■そのような自分の進むべき道を    指し示してくれる言葉を見つけたら、    その場で読み流すのではなく、    収集し、記述し、自らの脳に刻み込む、    そんな仕組みを生活の中に取り入れる    工夫をすると良い。   ■こうした取り組みを継続して行うことで、    必ず大きな結果がもたらされるはずだ。

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