毎日20万人が読んでいるビジネスコラム 平成進化論

日本最大級・毎日20万人が読んでいるビジネスメルマガ
「平成進化論」のバックナンバーをご紹介しています。

メールマガジン「見本」はこちら

5213号 【 「他人の作った物語」に消費されない、知的強靭さを身につけよ 】


■今日は

 「他人の作った物語に消費されない
  知的強靭さ」

 を持つことを心がけてみては、

 そんな話をしようと思います。



■昨日のメルマガでは、

 「絵画は頭で鑑賞する」

 「ワインは頭で飲む」

 のと同様、


 「時計は頭でつける」

 「洋服は頭で着る」

 「家は頭で住む」

 「車は頭で乗る」

 「アクセサリーは頭で装う」

 「ホテルは頭で泊まる」

 「健康食品は頭で摂取する」

 ものである、


 そんなお話をしました。



■この話の中で
 私(鮒谷)が重要だと考えているのは

 「原価(製造にかかった実際のコスト)は
  金銭に置き換えることが可能」

 であるけれども、


 「物語部分は(創造の産物なるがゆえに)
  金銭に置き換えることは原理的に不可能」

 というところ。



■たとえば、今の時期であれば、

 「◯ィ◯ァ◯ーのアクセサリー」

 などが、飛ぶように売れているのでしょう。


 そのブランドに何の恨みもありませんが、
 ぶっちゃけ、私は何の興味もありません。

 (なんて書いたら、各方面から
  総スカンを食らいそうですが、

  でも本当にそうなのだから、仕方ない)



■では、なぜ、
 私がそこに興味を覚えないかというと

 (正確には、あえて関心を示さないように
  している)

 のかというと、


 そうした世界に惹きつけられ、
 取り込まれてしまうと

 「いくらカネがあっても足りなくなり、
  自らが不幸になる」

 という結末がハッキリ見えているから。



■物の値段、特に、ブランド品の価格には、


 当然のことながら発生する

 「製造原価(→数値化可能)」

 に加えて、


 企業努力によって構築された

 「ブランド固有の物語、ならびに、
  各商品ごとに付与された物語の値段

  (→数値化不可能)」

 が組み込まれています。



■特に後者、すなわち物語部分は


 「極めて巧みに物語を作られると、

  数値化が不可能なほどの価値が
  付与されることもだって起こる

  =原理的・構造的に青天井となりうる」


 のが恐ろしいところ。


 その極端な例が絵画で、
 一枚の絵画が何百億になることすらあるのは、

 ひとえにその絵の背景にある物語が
 圧倒的に人を惹きつける魅力のあるもので、

 でも、それが一品物であるから、
 需給バランスが崩れ、青天井になるわけです。


 ※絵画ではありませんが、

  マリリン・モンローの使っていた◯◯、
  ケネディの所有していた◯◯、
  アインシュタインが用いていた◯◯、

  などなど、
  いずれもそこに物語が生まれるから、

  「二束三文の◯◯だったものが、
   何百倍、何千倍の値段に高騰する」

  ことだってありますね。



■ブランド品については、
 もちろん品質がいいのは承知の上で、


 ただ、あるブランドに魅せられ、
 その世界に絡め取られると、

 延々、そのブランドの物語で満たされることを
 求めて、カネを払い続ける羽目になり、


 そしてそれは、上述の理由によって、

 原価をはるかに超えるレベルで価格設定された
 商品である可能性が高いわけだから、


 うっかりすると(悪い言葉でいえば)
 企業側が作り出した物語にはめ込まれ、

 「ケツの毛まで抜かれる」

 ことになりかねないから、

 「必要以上に近寄らない」

 と私(鮒谷)は決めています。



■もちろん、

 それらのブランドが文化を支えるという
 側面があったりもしますから、

 そういった価値を否定するものでは
 ないことを申し添えておきたいと思います。


 ただ、文化の一側面を担うブランドを
 守る主役たるべきなのは、

 スーパー金持ちな王侯貴族
 (や、それに類する人たち)であって、

 少なくとも私ではないし、


 私はそこまで(その企業が貢献している)
 文化的な側面にカネを払ってまで守りたい、

 とは思っていないし、そもそも、
 そんな金もないから距離を置き、

 大勢の人がブランド品に群がる現象を
 超・醒めた目で眺めている、

 というだけの話。



■なんで、こういう話をしているかというと、
 私自身もまた、ある意味において

 「物語を作る側の人間」

 であるから、

 物語の持つ力や素晴らしさを
 理解するのと同時に、

 購買者側も、商品に込められた物語に
 醒めた視点を持つ必要がある、

 といったことが分かったから。


 言葉を換えれば、

 「物語の持つ力とともに、
  その限界(=くだらなさ)も分かってしまった」

 ということです。



■物語を否定するわけではないけれども、
 物語に対する

 「一定レベルの免疫」

 を備えておかないと、


 さまざまな企業や人が提示してくる世界に
 都度、入り込まされてしまい、

 結局、いくらカネを投入しても満たされない
 世界から抜け出せなくなるのではないでしょうか。



■今の時代においては、
 間断なく、

 「さまざまな物語を(意図的に)
  内包させた商品やサービス」

 が押し寄せてくる中で、


 こうしたことを意識していないと
 あれも、これも、それも、全部!となり、

 「足るを知る心」

 が失われていくこととなるのです。



■無尽蔵あるいはそれに匹敵する程の富が
 あればまた別かもしれませんが、

 そんな財産もないのに
 そうした世界に突っ込んでいけば、

 ブランド品を買い込んでカード破産する人の
 例を挙げるまでもなく、

 どう転んだって、満たされることなく、
 不幸せになることが構造的に見えているのだから、

 そんな世界にわざわざ突っ込んでいこうと
 いう気には全くならない、

 ということです。



■究極のところ

 「他者が作った物語に触れるのは
  趣味や楽しみのレベルではいいけれども、

  その物語に依存してはならない」

 と思っているし、


 と同時に、その代わりに

 「自分が独自に編んだ、自らの物語を
  生き切ることこそが最も幸せなことである」

 と信じているということです。



■ちなみに補足しておくと、

 そんな斜に構えた私でも
 ブランド品を買うことがあります。


 それは

 「信頼できるブランドは品質を
  (ある程度まで)約束してくれている」

 と信じているから。



■ノーブランド商品・サービスの購入には

 「調査のためのコスト(時間)や、
  失敗したときのリスク(時間や金銭、精神的な損失)」

 の可能性が存在するから、


 安心や信頼を購入するために、
 あえてそこに

 「物語構築費用分の、
  (ある意味)過剰なコスト」

 が含まれていることが分かっていても、
 そうしたものを求めることもある、

 ということです。



■それが分かった上で購入しているのだから
 わたし的には何の問題もありません。


 たとえば私は、ホテルを泊まるときには、
 ほぼ100%、

 「ここ、と決めている、
  いくつかのブランド名が冠されたホテル」

 にしか泊まりません。



■もちろん、そのホテルに宿泊し、
 問題が生じることもないわけではありませんが、

 そのブランドが冠されたホテルチェーンが、

 「当該ブランドが定めた品質を、
  標準化しようとする仕組みと努力」

 が存在することは認めていますし、
 それゆえ、

 「ホテル選択を誤ったことに起因する
  ハズレリスク(時間ロスと精神の摩耗)、

  の確率を相当程度まで軽減するための投資」

 と捉えることができるからです。


 食品を購入するときだって、同様ですね。

 下手なものを掴んだときのリスクが
 でかすぎるから。



■、、、ということで、

 話が大きく脇にそれたので、
 話を元に戻しますが、


 「真に幸福を追求しようと思うなら、

  他人の作った物語に消費されない
  知的強靭さを身につける必要がある」

 と考えることに同意下さる方があるならば、


 「そもそも、物語とは何?」

 ということについて
 一定の理解を持っておくことは

 「現代を生きる私たちにとっての
  必須リテラシー」

 ということにもまた、
 ご理解頂けるのではないでしょうか。



■そんな考えに同意、共感下される
 奇特な方(!?)があったとすれば、

 おそらく、以下の音源についても
 楽しく聴けるし、学んで頂けると思います。


 物語について、より一層の理解を深め、

 人生や実際のビジネスにおいてフルに
 活用されたいと思われた方は、

 以下よりお求め願います。


 -------------------------------------


 【鮒谷周史の、圧巻!『物語』を自在に操れる者だけが、
  人生を思い通りに生きられる放談会音源】

  https://shinkaron.buyshop.jp/items/6536488


 ▼全収録時間:約220分(3時間40分)


 ▼価格:28,000円+税

  さらに、ご感想を頂戴できましたら、
  当社音源販売にてご利用いただける

  【 3,000円分の割引クーポン(6ヶ月間有効)】

  をご提供致します。

  <カード決済はこちらから>
  https://shinkaron.buyshop.jp/items/6536488

  <銀行振込でのお支払い、携帯オーディオプレイヤー版を
   をご希望の場合は、下記フォームからご注文願います>

  https://form.os7.biz/f/08b65f49/


 【ご参考】

 <当音源をお聴きくださった方からお寄せいただいた
  100ページにおよぶご感想紹介>
 http://ssdlfiles.s3.amazonaws.com/170627_testimonials_monogatari.pdf


 -------------------------------------




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■真に幸福を追求しようと思うなら、    他人の作った物語に消費されない    知的強靭さを身につける必要がある、    といえるのではないだろうか。   ■物質的原材料には原価が存在するけれど、    物語には原価がないゆえ、    原理的に「青天井」になる可能性がある。   ■青天井の世界において、有限の資源(金)    で己を満たそうとしても、    構造的に不幸せになることが約束されて    いるといえるのではないだろうか。   ■結局のところ、他人の物語ではなく、自分    の物語を確立し、生きることが大事では。   ■そのためにも、まず「そもそも物語とは」    という根本に、思いを致すべきだろう。

カテゴリ:



※現在、20万1602名が購読中。