■最近、若干、 「一日の平均的スケジュール」 を組み替えましたが、 4年ほど前から昨年くらいまでは 以下のような感じで日々を過ごしていました。 ■以下、当時の、 毎月のおおよそのスケジュール。 ▼個別コンサル1日平均3件強 月100件程度、平均1時間半ないし2時間 (コンサルの間の休憩は30分、 コンサル場所は職住近接(徒歩2分)、 訪問は絶対に行わず、回転率勝負、体力勝負で 朝から夕方、場合によっては夜・夜中まで、 ひたすらコンサルし続ける) ▼年間プログラム毎月1回 10時間今日 ▼セミナー4時間×3回 12時間 ▼会食(昼・夜)平均2時間×30回 60時間 主たる予定は以上の通り。 ほとんどプライベートもなく、 ただただひたすら、働いていたように思います。 (他にも読書時間とか、メルマガ執筆時間などが ありますが、今回の計算はあくまで 「1対1ないし、 1対多のコミュニケーション」 に限って投入してきた時間のみを 記述しております) ■これを見ながら計算してみると、 毎年、毎年、 ざっくり見積もって、 280時間×12ヶ月=3,360時間 控えめに見積もって 250時間×12=3,000時間 ほどの時間、 「1対1ないし、 1対多のコミュニケーション」 を行っていた計算となります。 ■もちろん頭の中には常に 「10,000時間の法則」 がありました。 ※どんな分野であれ、一流になるためには 当該分野に「10,000時間」は投入する必要がある、 と言われる法則 ■上記のペースでいくと、 計算上は3年強で到達できることとなります。 そこまでまずはやり続けよう、 と思ってきたのです。 ここ数年、こんな生活を続けてきて 「1対1ないし、 1対多のコミュニケーション」 については10,000時間は優に超え、 おそらくそれ以前から取り組んできた時間も 含めると20,000時間とか、30,000時間、 といった単位になろうかと思います。 ■こんな生活を繰り返してきて、 今、改めて思うのは 「継続は力なり」 という使い古された言葉。 話すためには、 「読むこと&書くこと」による修練、鍛錬が 必要となるので、 話す力を強化するために、漫然とではなく、 意図的、意識的に強化しようと考えながら、 「読むこと&書くこと」 を行ってきたつもりです。 ■そこまで含めると投下時間の累計は、 (2、3万時間をはるかに超えて) とんでもない時間をかけてきたことに なるはずです。 基本、起きていて、人と接することができる 時間は出来る限り、 そこに重点的に投入してきましたから。 ■さすがにこれだけやると 圧倒的な自信が生まれます。 そしてまだまだ私は若い!ので、 これから先、この土台をさらに固め、 さらに磨き、 高みを目指して精進していきたいと 思っています。 ■私(鮒谷)は上述の通り、常に 「10,000時間の法則」 を頭に入れて、 「読む&書く&話す」 の黄金のトライアングルを 人生のど真ん中に置いて生きてきました。 その代わりに、その他のほとんど全ては 「捨てて」 きました。 ■なので私は (誇れる話ではありませんし、 そうしなければならないということでも もちろんありませんが) たとえば一つの例としては、 どの球団がセ・リーグかパ・リーグかも 知りませんし、 サッカーチームが何チームあるかも 知りません。 どんな選手がいるかとかは、 衣笠とか衣笠くらいから全く更新されておりません。 ■オリンピックやワールドカップが終わるたび、 ああ、そう言えば、今回の五輪もまた、 一度もテレビを見なかったなあ、 (そして結果も見なかったなあ、 ニュース記事とかもほぼスルー) と特段の感慨もなく、 その期間、寝不足に陥ることもなく、 いつの間にか始まり、 いつの間にか終わっていた、 という感じで、その期間も淡々と、 「読む&書く&話す」 を繰り返してきました。 ■こんな生活もドラッカーの教えによる ところが大きいです。 一日は24時間しかないのですから つねに 「廃棄」 を心がけなければ、あっという間に キャパオーバーになってしまいます。 私たちには、主たる目標を実現する以外のことを やっている暇などどこにもないと、 氏が以下に記している言葉に 従ってきただけのこと。 (ここから) -------------------------------------- チェンジリーダーとなるために必要とされる 条件の第一が、 変化を可能にするための仕組みとしての 【廃棄】である。 最初に行うべきは、 もはや成果を上げられなくなったものや、 貢献できなくなったものに投入している資源を 引き上げることである。 昨日を捨てることなくして、 明日をつくることは出来ない。 しかも昨日のものを守ることは、 難しく、手間がかかる。 (明日を支配するもの) -------------------------------------- (ここまで) 私は自分の明日をつくるために 「読む&書く&話す」 以外のことを出来る限り廃棄しました。 ■あなたは人生において、 どんな取り組みを中心に据えますか。 ドラッカーの言を待つまでもなく、 古来より、あれこれやり散らかしても モノにはならないと言われているわけで、 だからこそ人生の出来る限り早いうちに 「何を捨て、何に集中するか」 を決める必要があるのではないでしょうか。 少年老い易く学成り難し。 ■そんなわけで私(鮒谷)は、 人生に対する基本的な姿勢として、 「読む&書く&話す (その中でも特に『話す』) 以外のことはすべて捨てました。 だからこそ、自分の守備分野においては 絶対的な自信を持って語れる (語り続けられる)のだと思っています。 ■もちろんこの営みは緒についたばかりであり、 これからますます成長していくわけですが、 お互い、専門は異なれど、選択と集中で 人生を意義深いものとしてまいりましょう! (以下、余談です) ■たまーに私(鮒谷)のことを、 書くのが強みの人間、 と思って下さる方があるのですが、 私は自己認識として 「話すことが強みの人間」 だと思っています。 ■ですから 「話す能力を鍛えるために、 書いている」 こちらのほうがしっくりきます。 書くほうはそのうち人工知能の仕事に なりますよ、多分。 ある程度のエッセイとかコラムなら、 AIが量産する時代とか来るんじゃないですかね。 ■でも、対面、かつ、リアルタイムで、 人間らしいコミュニケーションを行うため に話をする能力は (事務的な説明とかならともかく) 人工知能で置き換えられるとは 思いません。 むしろ圧巻のトーク力を持つ人間は、 代替されにくいから、 より一層の希少性が出てくるだろう、 という仮説を立て、 「話す能力を徹底的に鍛えよう」 と改めて決意したのが、数年前のこと。 こればかりは 「人間にしかできない芸?」 ですし、鍛えてきた時間は裏切りません。 ■エンターテイメントの世界において、 デジタルとかコンピュータなどで 置き換えようがない、極めてアナログな 「コンサートや握手会が盛況である」 ことなどもその予兆ではないでしょうか。 ■そんなわけで、日々、 「人の変化、変容について考えて、 さらにそれを理解頂けるように伝える『話術』?」 を駆使して、お伝えするために開催した セミナーを収録したものが、 以下の音源となっています。 【3日間セミナーフォローアップ音源・全6巻セット (11月7日(火)23時までの期間限定10%OFF)】 https://shinkaron.buyshop.jp/items/5005270 ※今なら10%ディスカウントでお求め頂けます。 (あと4日となりました) ぜひ聴いてみて下さい。 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!【今日のピークパフォーマンス方程式】 ■何ごとかを為そうと思うなら、 何を行い、何を廃棄すべきか、 ハッキリ決める必要がある。 ■1日は24時間、1年は365日しか ないからだ。 少年老い易く学成り難し。 ■こうして一点集中による1万時間の投入が 実現されたときから、 人生やビジネスは大きく変わり始める こととなる。
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5165号 【 少年老い易く学成り難し。あなたは何を捨てることで、何を行うのか。 】
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