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5155号 【 会食・会合の主宰者、発起人を積極的に務めるべし 】


■先日、


 経済産業省を辞めて、

 ベンチャーキャピタル
 /大企業の新規事業コンサルタントとして、

 活躍している友人と、


 外資系戦略コンサルを経て、現在、
 某外資系巨大ファンドに勤める友人、

 を引き合わせるための会食会を
 企画いたしました。



■二人が相対する形で座ってもらい、

 その傍らに私が座り、主としてお二人に
 話を展開してもらう形で会場セッティング。


 傍らで話を聴いていると、
 両名が語るビジネス上の金額の単位は、

 数百万、数千万ではなく、
 数億、数十億でもなく、

 「数百から数千億という単位の金額」

 の話でありました。



■言葉の意味は分かっても、
 全く肌感覚がないので、分かりません。


 飛び交う専門用語も、

 日経新聞では見かけるけれども、
 実感を伴って

 「ああ、あれね」

 なんて思えることは
 最初から最後までありませんでした(泣)



■でも、それでいいし、それがいいのです。


 基本的にはニコニコと話を聞いていて、

 自分が質問できそうなところだけ、
 ちょろっと質問してみる。


 そんなことを繰り返すうちに

 (なんとなくではあっても)

 知らない世界の文脈も、だんだんと
 分かってくるものです。



■そもそも、

 この二人の友人と以前から関係が続き、
 今もなぜ、

 「君子の交わりは淡きこと水の如し」

 的な形で関係を続けられているのかというと、


 これまでも同様のことを
 行い続けてきたことによって、

 「全く分からない話ではあるけれども、
  全く分からない話でもない」

 すなわち、細かいことは分からずとも、
 二人の住む世界の雰囲気は

 (なんとなくではあっても)

 掴めるようになった、

 そんな感覚が醸成されているからでは
 ないかと思われます。



■今回の話題はたまたま、

 私(鮒谷)にとって縁遠い話の中でも、

 「日本経済、立て直しますよ系」

 の話でしたが、


 同じく私にとって縁遠い、

 たとえば、海外在住者、
 たとえば、芸術の世界に生きる人、
 たとえば、演劇の世界に生きる人、
 たとえば、職人の世界に生きる人、
 たとえば、政治の世界に生きる人、
 たとえば、法曹の世界に生きる人、
 たとえば、役人の世界に生きる人、
 たとえば、スタートアップベンチャーの
      世界に生きる人、
 たとえば、学生さん、
 たとえば、70代、80代の方、
 たとえば、農業、
 たとえば、大学教授、
 たとえば、小説家、
 たとえば、IT技術者、
 たとえば、証券ディーラー、
 たとえば、プロカメラマン、
 たとえば、審判、
 たとえば、ユーチューバー、
 たとえば、探検家、


 などなど、といった人たちに会ったとき、

 話の腰を折らず、
 一定レベルで盛り上がる、

 その程度のコミュニケーションは
 取れるであろうと考えているのは、


 常々、自分が生きている世界「以外」の人と、
 積極的にお会いすることを努めてきたから、

 といえるのではないかと考えています。



■むしろ、

 自分が生きている世界をあえて離れ、

 そこに生きている人たちを中心に人の輪を
 構築し、その方々を互いに紹介し、

 自分は

 「会食や会合の立場を設定した
  主宰者、発起人」

 という立ち位置を積極的に務めることで、

 いろんな業界や専門の話を
 毛穴から染み込ませるが如くに理解できる、

 そんな立ち位置を心がけてきたのが
 良かったように思います。



■こうした取り組みを続けていると、
 時間の経過とともに、

 「全く知らない業界、世界」

 というのは、
 どんどんなくなっていくものです。


 つまり、どんな人が目の前に現れられても
 ビビったり、臆したりしない、

 どころか、興味・関心を持ち、
 目を輝かせながら話を聞ける、

 そんな風になっていく。



■実はこの方式、

 私(鮒谷)は、弁護士の高井伸夫先生から
 学びました。


 高井先生は、

 ありとあらゆる業界の人たちを、
 自分が主宰する会において、

 それぞれお引き合わせされては、
 いつもニコニコと話を聞かれているだけ。



■自分から口を挟まれることは
 ほとんどありません。

 場合によっては、
 10分、20分、ときには30分ほども、

 (ご自身が設定された会にも関わらず)

 ほとんど口を開かれないことも
 珍しくありません。



■そんな姿を見て、

 「ああ、こういう関係の広げ方、
  さらに世界の広げ方があるんだ」

 と学ばせて頂いたものでした。


 とはいえ、私などは、
 そのような姿を模倣しようとしながらも、

 ついつい、勇み足で質問をしてしまったり、
 話に割り込んでしまったりするので、

 修行が足りないわけですが、、、



■ただ、このような方法を用いれば,

 さまざまな人たちとの
 容易に関係性を広げていけるようになるし、

 (なにせ、自分がその世界のことを
  ほとんど知らなくても、
  参加者が盛り上がってくれる)

 同席しているだけで、
 多くの世界の文脈理解が進むし、


 今後、そうした世界に住んでいる人と
 出会ったときに、

 より一層、コミュニケーションが
 容易になっていくのですから、

 こうした

 「人との関わり方」

 もありますよ、

 と未だご存じない方にお伝えするべく、
 本稿を認(したた)めさせて頂いた次第です。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■専門外の分野で自分が知らないからと    いって臆する必要は何もない。   ■二名、あるいは複数名同席の会食・会合を    設定し、    その傍らでニコニコ、話を聴いているだけ    で、どんどん知らない世界の文脈を理解し    土地勘を身につけられるのだ。   ■会食の主宰者、発起人を積極的に務めると    よいだろう。

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