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5153号 【 「経験則」を、ときに意識的に書き換えてみる 】


■経験則、というのは便利なものですね。

 余計なことを考えなくても、
 身体を自動的に動かしてくれるものだから。


 私たちは毎日、色んな経験を重ねながら
 生きているわけですが、

 その中から導き出された、

 「こんな場合は、こうすればいいんじゃね?」

 と考えたことが、

 (よく、私が使う言葉でいうならば)

 「意思決定基準」

 ということになります。



■この基準に基づき、
 行動を頻繁に用いているうちに、

 それが経験則となり、
 やがては習慣となっていくのです。


 無意識に、自動操縦で、

 (良くも悪くも)

 「行動が経験則に乗っ取られる瞬間」

 です。



■ここで問題なのは、


 あるときに行った、
 意思決定基準から導き出した行動が、

 そのときたまたまうまくいったからといって
 その基準が絶対的に正しい、

 とは必ずしも言えないこと。



■分かりやすい例でいえば、


 生まれてはじめてパチンコ屋さんに
 連れて行かれて、

 たまたまビギナーズラックで、
 大当たり!数万円儲かった!!


 こんな

 「意思決定 → 行動 → 良い結果」

 が(たまたま)生まれたからといって、


 この意思決定基準を経験則へと昇格させ、
 習慣化されてしまうと、

 (100%とは言わないまでも、
  ほとんどの場合)

 人生は破滅の方向へと導かれることと
 なるわけです。


 ※私が高校一年生の頃の実話です(汗)



■こうしてひとたび、

 経験則が無意識に入ってしまったら
 自分で自分をすくい上げることは、

 極めて困難となります。


 なぜならば、

 自分ひとりでは、
 ある意思決定が正しいのかどうか、

 相対化されないから、
 分かりようがないからです。



■こうして、傍から見ると

 「地獄への道を突っ走っている」

 のに、当人は一向に危機感なし、

 みたいな状況が普通に起こることになるのです。



■そんな滑稽な
 (でも当人にとっては悲劇的な)

 状況から抜け出すためには、

 常に自分を疑い、自己否定を繰り返し、
 自らの殻を破り、

 「新しい経験則を獲得する
  =新しい世界を生きる」

 ことに努めるべきではないでしょうか。



■確かに、「経験則」があるからこそ
 楽に生きられるという側面もあります。


 限られた認知能力を大幅に節約しながら
 生きていく

 (=(短期的には)悩まずに生きられる
  =惰性で生きていく)

 という意味合いにおいては。



■ただし問題は、

 (無意識レベルで)
 金科玉条のごとくに取り扱っている

 「意思決定基準=経験則」

 が本当に正しいのかどうか、ということ。


 一人一人がさまざまな状況に応じて確立してきた
 意思決定基準を持っているけれども、

 「常にそれが正しいとは限らない」

 ことは、しっかりと理解しておく必要が
 あるでしょうね。



■もちろん、

 現実問題として一つ一つ、日々行なっている
 全ての行動を疑うことは現実的ではないし、

 そんなことをしながら
 社会生活を営むことはできません。


 ただし、これは!という人と出会う中で、

 特に自分の人生、キャリア、コミュニケーション、
 経済的側面について、

 などにおいて、

 明らかに自分の中に構築してきた経験則と
 その人の経験則が異なるように思えるなら、

 自らが時間をかけて築いてきたルール、
 意思決定基準は変更、更新の余地がある、

 といったことを頭の片隅にでも置いておけば、
 ずいぶんと人生は変わるように思われます。



■そうした機会を手に入れるためには、

 まず自らが、然るべき人、と思った人に
 近づく努力をするべきでありましょうし、

 さらには、その人が当該分野において
 どのような言葉を用いているのか、

 注意深く観察すると良いでしょう。


 そしてその詳細なる観察記録を
 観察日誌、ならぬ

 「日記(時々刻々の記)」

 に記載し続けるところから、
 人生は変化・変容を遂げ始めます。



■その際、

 「質の高い経験則は、
  往々にして世間の常識の逆を行く」

 ということは
 知っておいてもよいかもしれませんね。


 もちろんそうした経験則、習慣は、
 すべて言語によって記述されることが可能です。

 (と私は考えています)



■そうしたお宝(質の高い経験則)を
 見つけ出しては言語化し、

 反芻し、脳内に刻みつけ、
 行動の際の判断基準とし、

 その基準にのっとって行動した成果を確かめ、
 自身も納得がいき、その意思決定を繰り返し、

 最終的には無意識レベルで発動される
 経験則へと置き換えられたとき、

 あなたや私の人生や生活のクオリティは
 さらに一段階、高いものとなるでしょう。



 ※本日のメルマガの参考音源は
  こちらとなります。


 【鮒谷周史の圧巻!「転落続きの人生を、
  日記を書いて蘇生させた話」放談会音源】

 https://shinkaron.buyshop.jp/items/5955812




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■ときには「経験則」を疑ってみると    良いだろう。   ■自分ひとりで、自分の経験則を疑うことは    原理的に不可能だからこそ、    「これは!」    と思う人には積極的に近づくべきである。   ■近づくだけではなく、その人の口癖、    振る舞いを徹底的に観察し、    「質の高いと思われる経験則」    を見つけ出したら、言語化して捕獲し、    自らに刻み込み、試し、結果を振り返り、    それを取り入れたほうが良さそうなら    取り入れて、    習慣化するところまで持っていくべし。   ■こうして質の高い経験則が無意識レベルで    実行できるようになったときが、    一段高い、人生や生活のクオリティを    手に入れられるようになったとき。

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