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5105号 【 限りなくブラックに近いグレー 】


■長らく経営者をやってきましたが、

 日々、いろんな方からいろんなご提案を
 頂戴してきました(営業を受けてきました)。


 その際、つくづく思うのは、

 提案している相手(=私)が
 何を期待しているのか、

 について、
 知ろうともしない人があまりにも多いこと。



■本来、


 【必要としている人に、
  必要とされているものを提供していれば、

  売り込まなくても勝手にモノが売れていく】


 そんな状態を作り出すのが、
 営業の仕事なのに


 「相手が必要としているかどうかは
  分からなけれども、

  そんなこと知るか、
  とりあえず提案しとけ、
  押し込めたらラッキー」

 みたいな人とたくさん出会います。



■言葉を換えれば

 「必要かどうかは相手に尋ねなければ分からないのに、
  尋ねもせずに、竹槍を突きまくってくる」

 人が後を絶たない、

 ということでもあります。

 こうした人と出会う度に、
 残念な気持ちにさせられます。

 この人、なんでこうなんだろうなあ、と。



■特に、

 一見、頭良さげで、自分に自信を持っており、
 さらに押しの強い若手ビジネスパーソンに多いですね。

 あとはおかしな営業姿勢が染み付き、
 骨絡みになってしまった中堅どころにも、

 散見される模様。



■さすがに何度も騙されて、
 見極められるようになりましたが、

 特に前者(ぱっと見、自信と能力があるように
 見える若手)が紛らわしい。


 顧客にコミットする気持ちなどさらさらないのに


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 1、過度に装飾された自己紹介

 2、過度に自信満々な態度

 3、過度に見栄えのするプレゼン資料

 4、実績と経験から見て妥当な金額と思われる
   金額をはるかに上回る、高額な見積もり

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 の4点セットを提示することで、

 雰囲気的に価値があるように見せかけ、
 素人を騙しにかかるからタチが悪い。



■特に最近、こうした営業に遭遇する機会が
 特に多くなってきたように思います。

 油断もすきもあったものではありません。


 当該分野に知見のない素人は、
 こうした姿勢にコロッと簡単に騙されるので、

 この方式で

 「成功体験(といっていいかどうかは
  分かりませんが)」

 を重ねていく人は、
 気がついたらその姿勢が染み付いてしまい

 「顧客への価値提供」

 など、二の次、三の次、どころか
 五の次、十の次、みたいになっていくのでしょう。



■こうして、だんだんと

 「限りなく透明に近いブルー」

 ならぬ

 「限りなくブラックに近いグレー」

 へと、ときに、当人も気づかぬうちに、
 落ち込んでいくことになるようです。



■こうした輩は申込書をゲットし、
 カネを振り込ませさえすれば、

 その後のことについては急速に関心を失います。

 (顧客にとっては、
  そこから先が一番の関心事だというのに)



■そこから先は、相手を観察して、
 クレームにならないギリギリの最下限ラインを見極める。


 要は、うるさそうな客には一応丁寧に対応し、

 クレームを言えなさそうな、
 気の弱い客には出来る限りの手抜きをする。


 こうすると最低限、

 仕事らしきことはしているのは間違いないから
 発注者側としても、

 表立っては文句をいうことはできないし、
 文句を言うための専門知識や知見もない。



■こうしてクライアントを黙らせつつ、

 次の獲物というのか、
 犠牲者というのか、

 を次々と変えていくのが、この種の人たち。


 正しい姿勢を身につける前に、
 カネの魅力と魔力の虜となると、

 多少のカネと引き換えに

 「人品骨柄 卑しからぬ」

 ならぬ

 「人品骨柄 卑しかりし」

 存在になっていくのでしょう。



■こうした姿勢が身についてしまった人は
 不幸だと思います。

 短期的には良くても、生きていくうちに
 どんどん苦しくなっていくでしょうから。


 なにより長期的にお付き合いをする人が
 どんどん減っていくことは間違いなく、

 それと反比例して、悪評が光の速さで
 広がっていくことともなるでしょう。



■濃淡はともかく、
 そうした傾向を持つ人があまりにも多いから、


 【買う気満々なのに、買わせてもらえない】

 【頼むから、気持ちよく買わせてくれよ】


 ということが頻繁に起こるのです。


 特にあなたが、

 日々、いろんな人からいろんなものを
 売られ続けている経営者さんであるならば、

 首肯される方も多いのではないでしょうか。


 (私は毎日のように思っています、

  頼むから買わせて下さいというのは、
  もはや懇願、あるいは心の叫びレベル)



■モノを圧巻レベルで売りつつ、

 同時に高いQOL(人生や生活の質)を
 保ちたいと思うなら、

 こうした人たちとは逆のことをすればいい。

 要は真っ当な商売をやりましょう、
 ということ。



■当たり前のことを当たり前にやるのは、

 一見、手間も時間もかかるし、
 面倒なことのようにも感じられますが、

 どうも当然のことを、当然に行おうとする人が
 少なくなっているようなので、

 そんな時代からこそ、
 いっそう有効に機能するはずです。



■真っ当に

 【必要としている人に、
  必要とされているものを提供していれば、

  売り込まなくても勝手にモノが売れていく】

 わけですから、

 むしろ今の時代にあっては、
 商売なんて本当に簡単だ、

 と心の底から思います。

 やるべきことをやればいいだけの話なのだから。



 ※今日の話を、より一層、深掘りした話を
  以下の音源において徹底的にお伝えしています

 【鮒谷周史の、圧巻!
  「極小リスク、ミドルリターン起業」放談会音源】

  https://shinkaron.buyshop.jp/items/4931004




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■顧客へのコミットをしておらず、    しかしながら一見、優秀に見える    1、過度に装飾された自己紹介    2、過度に自信満々な態度    3、過度に見栄えのするプレゼン資料    4、あえて高額な提案    を行ってくる営業に注意する必要がある。    それが「本物」の場合もあれば(僅少)、    そうでない場合もある(大多数)からだ。   ■営業されるたびに、    「この人物は本物か、否か」    を自らに問い、観察する必要があるし、    同時に、自らが営業を行う場合には    「本物である努力」    を継続して行く必要があるのも    いうまでもない。

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