毎日20万人が読んでいるビジネスコラム 平成進化論

日本最大級・毎日20万人が読んでいるビジネスメルマガ
「平成進化論」のバックナンバーをご紹介しています。

メールマガジン「見本」はこちら

5096号 【 『経営者の条件』すら読んだことのない、モグリのビジネスパーソン 】


■過激なタイトル、ごめんなさい。

 でもどうしても、
 同書を読んでもらいたくって、

 以下、記しました。
 よろしければお付き合い下さい。



■私たちは日々、

 面倒くさいとか、うっとおしいとか、
 腹が立つとか、やってられない、

 という思いに襲われることがあります。


 こうした出来事が起きたとき、決して否定的に捉え、
 憂鬱、悲しみ、怒りの感情に支配されてはなりません。

 また、気を紛らわせて、その場しのぎの対処を
 しようとするのもよくありません。

 このように感じたときこそ、チャンスだから。



■生活やビジネスを根本の部分から
 改善する、絶好の機会です。

 横着な人間(=私)はそうしたことに直面しなければ、

 なんとかしたい、
 改善しよう、

 といった殊勝な気持ちが起きてこないのです。



■何も問題が起きていないのに

 「よーし、改善だ!」

 みたいなことを思える人は(あるかもしれませんが)、

 よしんば、もしあったとしても、
 よほど愚直、実直、真面目な人でしょう。


 私を含め、ふつーの人は、問題が起きない限り、
 現状を変えようなどとは思わないもの。


 だからこそマイナスの感情が出てきたときに、

 「チャンス到来!」

 と解釈すべきです。



■つまり、毎日を生きていく中で

 「またかよ!(怒)」
 「これ、前にもあったよなあ(泣)」
 「何度も何度もいい加減にしろよ(憤)」

 といった感情が湧き上がってくるたびに

 「臭い匂いは元から断たなきゃダメ」

 よろしく

 「よし!せっかくの機会だから、
  この原因を『元から』断とう」

 という気持ちに切り替えると良いでしょう。



■一度目に起こったことは仕方ありません。

 でも二度目に同じことが起きたとすれば、
 ドラッカーが『経営者の条件』で述べているとおり、

 【二度起こったことを、
  三度起こしてはならない】

 の言葉を肝に銘じ、
 今後は同じことが絶対に起こらないよう


 【思索し、元から原因を断つための仮説を立て、
  そのアイデアを生活なりビジネスなりに実装する】


 べきです。



■立てた仮説に従って実行した改善プランが当たれば、

 それをシステム化し、実装すれば、
 その仕組みが稼働し続ける限り、原理的には

 【二度と同じことが起こることはない】

 のです。



■たとえばお盆や正月の時期になると、
 JRの窓口に長蛇の列ができますね。

 あれを見るたびに思うのです。


 毎年毎年、同じことを繰り返していて、

 面倒くさいとか、うっとおしいとか、
 やってられないとか思わないのかな、と。

 挙げ句の果ては、急いでいるのに列が前に進まず、
 時間が押して、窓口でキレている人まで現れたり。



■こんなときこそ魔法の言葉、

 【二度起こったことを、
  三度起こしてはならない】

 を唱えてみてはどうでしょう。


 私ならこう考えます。

 こんな不毛なことを二度と行わずに
 済ませるにはどうしたらいいかなあ?と。

 それで調べれば、東海道・山陽新幹線であれば
 エクスプレス予約というものがあるんだな、

 と分かります。



■これを導入したら、列に並ばなくて済むんじゃ
 なかろうか、と仮説を立て、実装し、

 しばらく使ってみたら


 「なんでもっとこんなに便利なサービスを
  使わなかったんだろう。

  安くなるし、ポイント貯めればグリーン車に
  乗れるし、直前まで予約の変更はし放題、
  (しかも無料)、

  決済もカード払いで現金触らなくていいし、
  座席も自由に選べるし、

  なによりわざわざ駅に出向いたり、
  長蛇の列に並ばなくても良いのが最高」

 ということになるでしょう。


 これが

 「生活にシステムが実装された」

 という一つの事例です。



■もちろんこれなどは、

 あえて分かりやすく説明するために
 挙げた例なので、

 さすがに今どき、新幹線にちょくちょく乗る人で、
 エクスプレス予約を使ってない人なんか、

 おそらくほぼいないかと思いますし、
 ここで揚げ足を取らないでもらいたいんですが、

 でも基本的な考え方としては、
 こういうことなのです。



■ここまでをまとめると


 「面倒だなあ → なんか改善策はないかなあ

  → 調べてみよう → これだったら、いけんじゃね?

  → 一度、試してみよう →うまくいった!

  →システムを生活やビジネスに実装する

  →以降、金輪際、その問題に悩まされなくなる」


 このサイクルを超高速で回しましょう、

 という話。



■大小合わせて、毎日、無数に起きてくる
 いろんな課題の解決・改善を


 【一年にいくつ、といったレベルではなく→×】

 【一ヶ月にいくつ、といったレベルではなく→×】

 【一週間にいくつ、といったレベルではなく→×】


 【毎日、いくつも、のレベルで行う→◯】


 ことによって、圧倒的な効率化が進みます。



■さらにいうと、効率化もそうですが、
 なによりも

 【認知能力の無駄遣いをせずに済むようになる】

 のが一番でかくて、

 やってみるとわかると思いますが、
 これこそが最大の効果・効能です。


 一旦、仕組みとして取り入れれば、
 以後は何も考えなくても同じ成果が出る、

 これが精神衛生上、極めて良いのです。



■一つ一つの改善は小さなものであってでも、

 そこで解決され、システム化されて
 自動化された運用がなされるようになれば、

 当該の問題は基本的には
 原理的に二度と起こらなくなるはずです。


 こうした大小さまざまな改善が、
 積もり積もると最終的には

 【とてつもないレベルのリターン】

 をもたらしてくれることになるでしょう。



■一旦、仕組みに組み込まれると、

 あとは意識を払わなくても
 (=認知コストを支払わなくても)

 普通に生きているだけで、

 トラブルは回避され、さらに仕組みから
 生まれるメリットを永続的に享受できる、

 ようになるのです。


 これは長い目で見たときに精神的な安楽をもたらし、
 時間的な余裕を生み出し、

 仮にその余剰をビジネスに投じれば、
 経済的なゆとりまで手に入れることができる、

 ようになるかもしれません。



■繰り返しますが、

 長蛇の列をどう回避するか、

 といった具体的な方法論を、
 ここで云々したいわけではありません。


 毎日、上に記したようなアンテナを立てていれば、

 たとえば以下の自問自答が、
 怒涛のごとくに湧き上がってくるはずです。


 ▼移動するの、面倒くさいよな、
  時間ももったいないなあ

  →どうすればお客さまに足を運んでもらえるか


 ▼頭下げて営業するとかなんか嫌だ

  →どうすれば、お客さまに売って下さいと
   頭を下げてもらえるか


 ▼理不尽なクレームを入れて来る人があった

  →はじめからこういう人が入ってこれない
   仕掛けは作れないものか


 ▼なかなか売上が上がらなくて、困窮している

  →どうすればたくさんお客さんにきてもらえるか
  →どうすればもっとたくさん買ってもらえるか
  →どうすれば商品単価を引き上げられるか


 ▼パソコン使うの面倒くさいなあ

  →どうすればパソコンを極力使わずに済ませられるか


 ▼出張時にノートパソコン持っていくとか、
  重くてかなわん

  →どうすればパソコン持たずに仕事できるか


 ▼タクシー乗っても道を知らない
  運転手さんが多いなあ

  →どうすれば新人ドライバーに、時間をかけずに
   最短でルートを伝えられるか


 ▼目標を立てても振り返る機会がないから忘れちゃう

  →どうすれば目標をずーっと思い続けられるだろう


 ▼歯医者さんに歯石除去行くのを忘れてしまった

  →どうすれば四半期に一度、確実に、
   忘れず、いけるようになるだろう


 ▼毎年、行くことにしている人間ドックも
  うっかりすると忘れてしまう

  →どうすれば四半期に一度、確実に、
   忘れず、いけるようになるだろう


 ▼毎日、大量のメールを頂くようになり、
  自分で返すのは物理的に不可能になってきた

  →どうすれば、丁重さを失わず、それでいて大量の
   メールに対する対応を行えるだろう



■こうした自問自答と思索→実践を経て、

 大きなシステム改善から、
 ほんの小さな改善まで、

 できることならば

 「時々刻々」

 くらいの時間感覚を持って、
 改善を重ねていくことで


 気づいたら

 【とてつもないレベルの生産性の世界に出られる】

 こととなるのではないでしょうか。



■実際に、これは自分なりの体感ですが、
 私は自分がサラリーマンだったときの時代と比べて、

 生産性はハッキリいうと数倍とか十数倍ではきかず、
 まず、間違いなく数十倍にはなったと思います。


 私がサラリーマン時代に一ヶ月で生み出していたのと
 同等の成果を、今では、一日で生み出せる、

 大げさではなく、自慢でもなく、
 本当にそれくらいの感覚があるのです。

 注:サラリーマン時代の生産性が、平均よりも余程、
   低かっただけなのかもしれませんがw



■それはさておき(汗)、こうしたことは
 もちろん一朝一夕に実現できたことではありません。

 面倒くさいとか、うっとおしいとか、
 腹が立つとか、やってられない、

 と思うたびに、


 【二度起こったことを、
  三度起こしてはならない】


 というドラッカーの魔法の言葉を思い出し、

 長年かけて一つ一つ、地道に潰していった
 結果であると思っているのです。



■、、などと偉そうなことを書き連ねてきましたが、

 ここに挙げたこと(の本質)は
 すべてドラッカーの

 『経営者の条件』

 に書いてあることです。


 いやしくも個人レベルでの生産性向上、生産性革命を
 追求しようとするならば、

 数ある生産性について語られている本を
 濫読する前に、まずは赤ペン持って

 『経営者の条件』

 を3回ないし5回くらいは、読み通し、

 さらには赤線引いたところをメモして
 暗記するくらいに繰り返し頭に叩き込む、

 ことをお勧めしたいと思います。



■長いとか、難しいとか、
 読みにくいとか、とっつきにくい、

 などと言って、食わず嫌いで読み通さないなのは、
 本当にもったいない。


 私はドラッカーの教えを徹底的に学び、
 忠実に守り、さらには愚直に実践してきたから、

 一個人としての生産性を大きく引き上げることが
 できた、と固く信じています。



■だからこそ

 【『経営者の条件』すら読んだことのない、
   モグリのビジネスパーソン】

 という過激な見出しで、気を惹きつけ、

 『経営者の条件』

 を一人でも多くの人に読んでもらいたい、
 と思って、本稿を認(したた)めた次第です。


 <ドラッカー名著集1 経営者の条件>


 大げさではなく、
 私(鮒谷)はこの本に救われたんですよ。




■現在、当社にてご案内中の音源は、
 以下からお求め頂けます。


 -------------------------------------------

 <先週の売れ筋音源 BEST5はこちら
           ※8月14~8月20日・本数ベース>


 【1】早稲田大学商学学術院 井上達彦教授の
   『模倣の経営学』から読み解くイノベーション思考法

   ~あなたのビジネスを一大飛躍させるための、
    模倣についての19のヒント
   https://shinkaron.buyshop.jp/items/7839881


 【2】鮒谷周史の、圧巻!『物語』を自在に操れる者だけが、
    人生を思い通りに生きられる」放談会音源
   https://shinkaron.buyshop.jp/items/6536488


 【3】鮒谷周史の圧巻!「転落続きの人生を、
   日記を書いて蘇生させた話」放談会音源
   https://shinkaron.buyshop.jp/items/5955812


 【4】鮒谷周史の「圧巻!目標設定&目標達成」放談会
   &<フォローアップ編>&<Q&A>音源3本セット
   https://shinkaron.buyshop.jp/items/5162715


 【5】鮒谷周史の、圧巻!
   「極小リスク、ミドルリターン起業」放談会音源
    https://shinkaron.buyshop.jp/items/4931004


 【6】ブックライター上阪徹さん音源<聞く力&書く力編>
   https://shinkaron.buyshop.jp/items/5362691


 【7】鮒谷周史が16時間、語り続けた
   セミナーフォロアップ音源集(全6巻)
    https://shinkaron.buyshop.jp/items/5005270


  ▼その他の音源はこちらからお求め頂けます。
   https://shinkaron.buyshop.jp/

  ▼音源ダウンロード等でのご不明な点、トラブル、
   その他どんなことでも、どうぞご遠慮なく

   http://www.2nd-stage.jp/contact/

   あて、お問い合わせ下さい。

 -------------------------------------------




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■ネガティブな感情に晒されたときが    改善のチャンスである。   ■人間、満たされているときに    改善の気持ちは出てくることはなく、    「これ、二度と経験したくないよね」    といった感情になり、    「二度あったことを、三度は起こさない」    と決めたときから、改善プロセスが駆動    していくこととなるのである。   ■日々の改善が積もり積もると、    現状の数十倍、といった単位の生産性改善    も無理な話ではなくなるだろう。

カテゴリ:



※現在、20万1602名が購読中。