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4932号 「模倣する気も起きない絶対差」を作り出せれば一人勝ち


■先日、


 <野村證券第2事業法人部>


 という本を読みました。


 私(鮒谷)の父親は、

 日本の高度成長期から、幾たびかの不況期を経て
 バブル期、そしてバブル崩壊後に至るまで、

 およそ半世紀にわたって
 株式投資を行なっており、


 物心ついたときから
 その姿を傍らで見ていたこともあって

 「バブル期の狂騒」
 「当時の証券会社の営業マンの生態(?)」

 についても、良く覚えています。


 当時の雰囲気を思い起こしながら、

 息もつかさぬほどの臨場感溢れる筆致で
 記された同著を一日で読了いたしました。



■著者の横尾宣政氏は、

 バブル期からバブル崩壊期を通して、
 圧倒的な営業力を以って、

 圧巻のセールス記録を
 次々に打ち立ててきた人物。


 原則としてほぼ全員、実名登場、

 個性豊かな野村の役員や社員の振る舞いが
 赤裸々に記されているわけですが、

 特に前半は生々しすぎる
 刺激度の高い記述に驚かされ、

 あるいは、度肝を抜かれました。

 そういう意味で、読み物として非常に
 面白かったです。



■そして同書の後半では、

 オリンパス粉飾事件の指南役とされて、
 地裁、高裁での実刑判決を受け、

 現在上告中の身である筆者自身の主張が
 縷々、記されています。


 こちらについては真偽を判断する術が
 ないためコメントを控えますが、

 そんな同書の内容は、Amazonでは
 以下のように紹介されていました。


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 トヨタを上回る約5000億円もの経常利益を叩きだし、
 日本一儲けた会社だった野村證券。


 その黄金の日々を克明に描く。


 厳しいノルマで次々と社員が辞めていくなか、
 飛び込み営業で新人トップの成績を上げ、

 「コミッション(手数料収入)亡者」

 とまで呼ばれるようになった著者。


 後に社長になる「小タブチ」こと
 田淵義久氏に抜擢され、第二事業法人部へ。


 待っていたのは個性派でアクの強い先輩たち。


 彼らとぶつかり合いながら、順
 調に出世していった著者は、

 役員の登竜門でもある新宿野村ビル支店長を
 最後に退社、独立する。


 ところが、第二事業法人部時代に付き合いのあった
 オリンパスと仕事をするうち、

 巨額粉飾決算事件に巻き込まれ、刑事被告人に。


 「飛ばしの指南役」

 などと名指しされた著者が、
 激しくも懐かしい野村時代と

 人生を暗転させた事件のすべてを実名で書いた。


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■さて。そんな本の中に

 (この本の主題とはあんまり関係ありませんが)

 商売人としては
 読み過ごすことの出来ない、

 面白い一節がありましたので、
 以下にご紹介いたしましょう。


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 上場しているある流通大手のトップが

 「同じ品物を並べているのに、
  なぜカインズの方が

  うちより上等に見えるのだろう?」

 と不思議がっていたので、

 私が土屋会長に同じことを尋ねると、
 会長の答えは実に具体的だった。


 「できるだけ光の反射率が高い商品を
  通路側に並べる。

  タバコなら白か銀。
  黒や灰色は奥に並べる。

  もう一つは蛍光灯。

  少し天井を高めにして、
  蛍光灯の数を1.5倍にするんだ」


 優れた経営者は常識を積み重ね続けている。

 話が分かりやすい。


 私は、

 「この人たちと対等に話せるようになるには、
  野村證券のトップになるくらいではダメだ」

 と思った。


 彼ら創業者は最初から自ら創意工夫して
 社員を食べさせている。


 いくら野村でトップに立ったところで、
 所詮は他人が作った会社に過ぎない。

 第2事法で数多くのトップに会ったが、
 ここまで刺激を与えてくれる人はいなかった。


 土屋会長から与えられた刺激も、
 私が野村を辞めて独立する理由になっていく。


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 いかがでしょうか。この創意工夫力。



■きっとこれは、ほんの一例であって、


 (ボーっとしている人であれば
  思いもよらぬであろう)

 けれども問題意識を持った人であれば、
 何か思いついたら即実行し、即検証を行う、

 そんなを繰り返している間に、

 とてつもないレベルに己が引き上げられて
 いったのではないでしょうか。



■おそらく勝ちを重ねている企業は

 こうした取り組みを
 営々と行い続けることによって

 「他を圧する力量」

 を手にしてきたのでしょうね。



■私(鮒谷)もこの箇所を読んで、

 (意識していたつもりではありましたが)

 来る日も来る日も、
 常に問題意識を持ち、

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 1、課題を抽出し

 2、仮説を立て

 3、実行して結果を見る(検証する)

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 という一連のサイクルを回す速度を、

 もっと、もっと、もっと、もっと、
 早める必要があると反省させられました。



■早く、そして速く動くから、
 大量行動になる。

 大量行動は微差の積み重ねになるから、
 絶対差につながっていく。


 時間を味方につけて、こうした取り組みを
 模倣できないレベルで重ねていくから、

 徐々に

 「模倣できそうには思えるけれども、
  完全に真似るのは難しそう」

 という差別化が図られるようになる。



■その延長線上に

 「模倣する気も起きてこないという
  絶対差

  (=戦意喪失を促すことによる独占)」

 へとつながる世界があるのでしょう。



■ここまでいけば、必然的に
 高収益が約束されるはず。

 さらに、より大きなビジネスチャンスを
 手にする機会にも恵まれる。

 、、、などと思った次第。


 お互いに

 「模倣する気も起きない絶対差」

 づくりに邁進してまいりましょう。



■次回、東京にて開催する

 「鮒谷式・実証済み・
  圧巻レベルの日記の書き方放談会」

 では

 「日記を活用することによって、

  超速の仮説検証を行い、絶対差を
  確立するための環境を整える」

 といった話についても、
 言及するかもしれません。


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 【 鮒谷式・実証済み・
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 楽しみにしております。



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 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■常に高い目標を掲げ、目的意識を持ち、    1、課題を抽出し    2、仮説を立て    3、実行しては検証する    ことを繰り返すことによって、    事業は強化・進化・深化されていくもの。   ■このサイクルを超速で回すことで、    差別化や競争優位性を確立し、    最終的には代替不可能性を手に入れる、    そのような世界を目指して、日々の行動を    重ねていきたいものである。

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