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4819号 久しぶりに「小室プロデュース楽曲」に触れ、20年前の心象風景を思い出す

■今でもときおり、

 「人生のどん底期」

 について思い返すことがあります。


 その頃、毎日、私が何を考え、
 どんな心境で生きていたのか、

 いつか克明に、全てを記し、
 明らかにしたいと思っているのですが、


 どんな人にもきっと、

 「誰にも言えないし、
  言いたくもない」

 そんな最悪期があったのでは
 ないでしょうか。


 あるいは、

 今がまさに、その時期なんだ、

 という人もあるかもしれませんね。



■私にとっての最悪期は、ちょうど

 「小室哲哉全盛期」

 に当たりました。

 つまり90年代の半ば、です。


 バブル弾けたり、とはいえ、
 まだまだバブル期の余韻は残っており、

 突如、とてつもないブームとなった

 「小室プロデュースの楽曲」

 から想起される、

 華やかで楽しげな世界が、
 世の中で注目を集める一方、


 私(鮒谷)は、

 そんな賑やか、きらびやかなところから
 最も離れた世界の片隅で、

 見えない未来への不安やら、恐怖やら、
 焦りやら、がないまぜとなった心境に、

 陥っておりました。



■でも、今になって思うのが、

 そのときに人生を投げてしまって、

 「これが私の人生だ」

 と諦めてしまっていたら、
 今の人生は間違いなくなかったであろう、

 ということ。



■そんな中ででも、

 未来にほんのわずかであっても
 希望を持っていたからこそ、

 「今、持っている時間の幾ばくかでも、
  未来のために差し出そう」

 という思いだけは残っていました。



■考えてみれば、

 私が未来に希望を持てたのは
 間違いなく、

 「幅広い読書体験
  (知らない世界の疑似体験)」

 からでした。


 特に、

 「どうしようもない
  前半生を送ってきた」

 「取り返しのつかない失敗をしでかした」

 「悲惨な境遇に生まれ育った」

 といった話が記されている、

 自伝やエッセイ、回顧録、人物伝を
 好んで読んでは、

 勇気や力をもらったものでした。



■彼ら、彼女らが、そうした
 (不遇の時代の)話を赤裸々に書けたのは、

 もちろん

 「それがもはや過去のこととして
  完全に自身の内側で消化されたから」

 であり、

 もし自らのうちで処理しきれないうちは、
 決して書けなかったであろうことも、

 多々記されていたのです。



■そういう文章に触れるたび、私も

 「いつか、今の状況を赤裸々に語り、
  笑い飛ばせる日が来るまで頑張ろう」

 という思いが醸成されましたし、


 当時においては、
 そうした力を与えてくれるのが

 「読書の、なによりの効用」

 であると思ったものでした。

 (そして今も思っています)



■こうして自らの未来に思いを致し、
 来るべき未来への準備を、

 小さく、でも着実に、
 行い始めたのです。


 具体的には何を始めたかというと、
 当時の私は、

 乏しいお金の中から、一本、また一本と、
 モンブランの万年筆を集めることが、

 ほとんど唯一の趣味であり、


 また、そうして手に入れたモンブランの
 万年筆を使って、

 読んだ本の中で感銘を受けた箇所を
 丁寧に一字づつ、一文づつ書き写すことで、

 不遇、無聊の自分を慰めていたのです。



■そんな取り組みによって鍛えられた、

 「文章を読んだり書いたりする筋肉」

 が、まさか、やがて、

 こうして日々のメルマガ執筆&発信に
 役立つようになるとは、

 当時の私には想像もしないことでした。



■ただ、そうした営みが、

 何につながっていくのかは
 分からなかったけれども、

 何かにつながっていくことだけは
 どういうわけか、確信があったのです。



■どんな人であれ、

 「このままで人生、
  終わってしまうのでは」

 という危機感や恐怖感や焦燥感に
 さいなまされる時期があるのでは、

 と思います。


 でも、そんなときにこそ、


 「自らの可能性を押し広げてくれる本を読み、
  未来に希望を持ち、

  目の前の、何につながるかは
  分からないけれども、

  きっと何かにつながり、
  どこかに連れて行ってくれるに違いない」


 そう思える、
 小さな行動を起こしてみて下さい。



■何もしなければ、
 何も起きませんが、

 何かをすれば、

 (何が起きるかは分かりませんが)
 きっと何かが起きるのです。



■たまたま今日、

 来月頭に広島の呉にある、

 「呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)」

 に行くので、予習のため(?)に、

 戦艦大和関連の動画を探そうと思い
 youtubeのサイトを覗いたことがきっかけで、

 「小室プロデュースの楽曲」

 を久しぶりに聞く機会を得て、


 当時の心象風景が、ふわぁ~とよみがえり、

 「苦しくとも、希望を持って、
  必死でもがいていた、懐かしい時代」

 を思い出し、
 本日のメルマガを執筆した次第。



■そして、

 「不遇の時代があったからこそ、

  長いトンネルを抜けた先にあった、
  今の恵まれた環境を喜べる」

 ことも改めて理解できました。


 生まれてこの方、ずーっと順風満帆で
 生きていたら、まず、間違いなく、

 こうした感懐を覚えることもなければ、
 感慨を味わうこともなかったはず。



■今、不遇の状態にある人は、
 そこに喜びを見い出せと言われても

 「勝手なことを言うな」

 と怒られるかもしれませんが、
 でも、本当にそうなのです。


 長い苦しみをくぐり抜け、
 新しい世界に出られたとき、

 その世界を、しみじみと深く、心から
 喜び、味わうことができるはず。



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■不遇の時代は、長いトンネルを抜けた際の    喜びを倍加させてくれるから、    その時代の苦しみは存分に味わうと良い。    苦しんでいるときには、とてもそのような    心境にはなれないだろうけど。   ■不遇の時代にも希望だけは持ち続け、    将来につながる取り組みを行い続ければ、    何がどこにつながるか分からないが、    何かがどこかでつながることとなる。   ■いずれにしても、何もやらない人には    何も起こらないことだけは間違いない。

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