毎日20万人が読んでいるビジネスコラム 平成進化論

日本最大級・毎日20万人が読んでいるビジネスメルマガ
「平成進化論」のバックナンバーをご紹介しています。

メールマガジン「見本」はこちら

4810号 福岡伸一さんに訊く、学びを血肉化させるための読書術

■今日、日経読んでいたら、
 下記のような記事を見つけました。

 ※2016年11月13日付日経新聞
  生物学者、福岡伸一氏のコラム

  『半歩遅れの読書術』


 このコラムは昔から愛読していて、

 各人皆、それぞれ、読書法(術)には
 工夫を凝らしているんだなあ、

 と楽しみながら読んでいたのですが、
 前回より、福岡伸一さんの連載がスタート。


 以下、一部抜粋。

 (ここから)
 --------------------------------------------------


 読書のひとつのコツとして、

 「専門家が、優秀な学生・生徒を前にして
  行った講義録を読む」

 ことを今回も提案してみたい。

 講義録は、著者が自ら学んできたことを
 惜しげもなく開陳してくれる場である。


 同時に、どれほどのプロフェッショナルであっても、
 相手が超一流の頭脳を持つ若者となれば、

 自分のすべてを使って講義をするから、
 内容は必然的に精錬・充実したものになる。


 ひとりの個人の勉強史に触れる経験は、
 ネットの中にはおいそれとない。

 やはり本の中にこそある。

 なぜなら、本の中には時間軸があるからだ。


 --------------------------------------------------
 (ここまで)


 これを読んで、

 「なるほど!」

 と思いました。



■考えてみれば私(鮒谷)も、

 「専門家が、優秀な学生・生徒を前にして
  行った講義録」

 は、これまでにたくさん読んできましたし、
 メルマガでも紹介してきました。


 もちろん、

 専門外の人間(=私)にとっても面白く、
 有益で、学びになる、

 と思ったから手に取ったわけだし、

 さらには読んで面白かったから、
 メルマガでも紹介したわけです。


 ※以下の本は、実際に
  メルマガ上で紹介した記憶があります。


 <脳を鍛える (東大講義 人間の現在1)>


 <進化しすぎた脳>


 <海馬>


 <現代の地政学>


 <君たちが知っておくべきこと:
  未来のエリートとの対話>


 <松井教授の東大駒場講義録─
  地球、生命、文明の普遍性を宇宙に探る>


 <東大駒場連続講義 知の遠近法>


 <それでも、日本人は「戦争」を選んだ>



■これらの本が面白かった理由は

 (言われてみて気付く、
  コロンブスの卵ではありませんが)

 「専門家が、その分野を専門に学んできたわけ
  ではない若者を前にして行った講義録」

 だったからですね。



■また、


 「ひとりの個人の勉強史に触れる経験は、
  ネットの中にはおいそれとない。

  やはり本の中にこそある。
  なぜなら、本の中には時間軸があるからだ。」


 という一文にも痺れました。


 実のところ、
 私(鮒谷)はネット上で語られている

 「あれやこれやの言説」

 には、ほとんど追随できておりません。


 ツイッターとかフェイスブック等で
 拡散され、話題を呼んでいる記事にも、

 まったくついていけていないのです。



■でも、それでいいと思っています。

 「これだけ読まれている、
  拡散されている」

 といった情報は、むしろ、
 意図的に見ないようにしてきたし、

 意識して追随しないようにしてきました。


 ※それでも、

  本当に拡散されてきたものは
  どのみち放っておいても目に入るから、

  それを見ておくくらいでちょうどいい、
  と考えてきました。



■拡散されてくる記事の何十本に
 目を通すよりも、

 「どっしりとした」

 という形容が正しいかどうかは
 分かりませんが、

 そのような感覚を持たせてくれる
 重厚な一冊の本を読み通したほうが、

 深いところで自分の血となり肉となる、
 そんな感覚を覚えていたからです。



■それはあくまで感覚的なものでしたが、
 その感覚は、なるほど、

 「そうした本の中に
  時間軸を感じていたから」

 だったわけですね。


 これまで通り、いや、これまで以上に、

 「ネットでの情報収集」

 の時間を削ぎ落とし、

 「真に血となり肉となる読書」

 に時間を優先的に投入しようと思います。



■そんなこんなで、せっかくの機会なので、

 「専門家が、優秀な学生・生徒を前にして
  行った講義録」

 を探してみました(以下に紹介)。

 とりあえず、全巻一気買いですな。


 あとは興味が持てたり、読みやすそうな
 ものから、順番に読んでいく。



■その中には、当然、

 分からないものや、興味をかきたてられない
 ものも多々あるはず。


 でも、分からなくてもいいし、パラパラ、
 数分、眺めるだけでいいのです。

 そうした小さな、けれども何年にもわたる
 継続した取り組みが、

 「将来の学びの種」

 となり、いずれ芽吹いてくれることがあるから。



■以下、

 「専門家が、優秀な学生・生徒を前にして
  行った講義録」

 のご紹介。

 興味を持たれたものは
 手を取って見られても良いのでは。


 <危機を覆す情報分析 知の実戦講義
  「インテリジェンスとは何か」>


 <危機を克服する教養 知の実戦講義
  「歴史とは何か」>


 <東大講義録 文明を解く I>


 <東大講義録 文明を解くII─
  知価社会の構造分析>


 <アウグスティヌス『告白録』講義>


 <加藤周一最終講義─>


 <科学の科学
  〔コレージュ・ド・フランス最終講義〕>


 <遺伝子が明かす脳と心のからくり─
  東京大学超人気講義録>


 <生命に仕組まれた遺伝子のいたずら─
  東京大学超人気講義録 (file2))>


 <遺伝子が処方する脳と身体のビタミン─
  東京大学超人気講義録file 3>


 <新訳 ソシュール 一般言語学講義>


 <尾崎行雄・咢堂塾 政治特別講座講義録>


 <書き文字から印刷文字へ─
  活字書体の源流をたどる>


 <アミューズメントの感性マーケティング─
  早稲田大学ビジネススクール講義録>


 <アインシュタインの東京大学講義録─
  その時日本の物理学が動いた>


 <解剖学の抜け穴─
  解剖学教室の講義余録から>


 <山上敏子の行動療法講義
  with東大・下山研究室>



■それからこれも。


 <東大関連の講義録書籍一覧>


 <京大関連の講義録書籍一覧>



■他にはこんなのもありました。


 <東京大学講義録>


 <丸山真男講義録一覧>


 <微生物学講義録>


 <物理学講義録>


 <代数幾何学 : 初学者のために>

 (日本人で2人目のフィールズ賞受賞者数学者
  広中平祐京都大学名誉教授による講義ノート)


 <大学の理工系講義ノートPDFまとめ>



 ご参考までに!


 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■一つの読書論として、    「専門家が、優秀な学生・生徒を前にして     行った講義録を読む」    ことは極めて有効なことだと思われる。   ■また、    「本の中には時間軸がある」    がゆえに、お手軽な情報のインプットでは    なく、    しかるべき書籍と向き合い、対話する    ことが自分の成長を促すのだろう。   ■各人、自分なりの読書法を試行錯誤しつつ    編み出していくべきであろうけれども、    まずは先人が薦める読書法を素直に    受け入れ、実践してみるのも良いのでは。

カテゴリ:



※現在、20万1602名が購読中。