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4809号 原価ジャブジャブ、品質向上、説明責任、価格を上げる


■一昨日、昨日と、
 中小企業(あるいは個人事業主)が

 「値上げ一択であるべき」

 その理由について、
 お伝えしてきましたが、

 今日も続けます。



■ここまでお話させて頂いた事例は
 主として

 「私(鮒谷)とお客さまとの関係性」

 について述べてきたものですが、


 この考え方は、どんなビジネスにおいても
 当てはまるものである、

 と確信しています。



■つまり

 「売り手と買い手は、
  価値創出の共同作業を行っている」」

 ということです。


 売り手が

 「原価+未来に向けた研究開発費」

 を賄うことができないくらいの
 安値で販売したり、


 反対に、買い手が、売り手に対して

 「もっと値下げせよ」

 の大合唱で安く買い叩いたりすれば、
 どうなるか。



■もし、そんな姿勢が継続されたら、

 (それなりの長い時間軸で捉えれば)

 質を高めるために必要な仕入れも開発も
 行えなくなり、

 徐々にビジネスは劣化していくでしょう。


 その延長線上には

 「安かろう、悪かろう」

 の商品・サービスしか顧客には届かないことに
 なるでしょうし、


 販売者側も倒産、廃業するしかなくなるから、
 誰も幸せになれません。



■だからこそ、

 売り手側はきちんとした代価を頂戴できる
 商品開発に原価をかけて、全精力を注ぎ、

 さらに、そこから生まれた価値を、
 価値だと伝えるための説明責任を果たし、

 「それならば、
  その値段でも仕方ないよね」

 と顧客に納得してもらう必要があるのです。



■つまり、


 「しかるべき価値提供 → 値上げ

   → 原資確保 → 商品開発への資源投入

   → さらなる価値提供→ 顧客満足の向上

  → 再び値上げ」


 というサイクルを繰り返す、
 善循環モード入りを目指すのか、


 あるいは逆に、


 「顧客の期待を下回る価値提供 → 値下げ

   → 原資不足 → 商品開発力の低下

  → 顧客満足の低下 → ジリ貧 → ドカ貧

   → ついに倒産」


 といった最悪の道を歩むことになるのか、


 経営者はいずれの選択を取るのか、

 明確な意図と意志と覚悟と決意を
 持つ必要がある、

 ということになるでしょう。



■私(鮒谷)は、

 すべからくビジネスに携わる者は皆、
 前者(値上げ志向)であるべきだ、

 と思いますし、

 ひいてはそれが世のため、人のために
 なるのではないでしょうか。



■(値下げは、値段を下げても引き続き、潤沢な
   資本の力で開発を続けられる大企業に任せ)


 中小零細個人企業は、

 ただひたすらに提供価値の向上に
 血道を上げ、

 その姿勢に理解を示して下さる、

 (奇特!?、かつ、少数の)お客さまから
 お預かりした原資をジャブジャブ投入して、

 より一層の還元を行うことによって
 顧客に報いる、


 そんな姿勢を持ち、
 邁進すべきであると思っています。


 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■売り手が値下げしたり、買い手が安く    買い叩くことが常態となると、    商品の質を高めるための投資ができず、    提供できる価値が徐々に劣化し、    ビジネスが立ちいかなくなってしまう。   ■そうならないためにも、質を高める努力を    惜しまず、顧客への説明責任を果たし、    値上げ(あるいは価値相応の値付け)に    納得して頂く必要があるだろう。   ■そのためにも、提供価値の向上のために    ジャブジャブに原価をかけ、    その取り組みの実際について理解を求める    ために積極的に発信していく必要がある。

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