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4757号 「一貫性と朝令暮改の間」に存在する矛盾を統合する、不易流行の精神


■よく、

 「経営者は、一貫性を大切にせよ」

 と言われます。


 と、同時に、

 「経営者は、朝令暮改を旨とせよ」

 と聞くこともあります。



■この二つ、


 すなわち、前者(一貫性の勧め)は、

 経営者は首尾一貫した考えを持ち、
 安易に軸をぶらすことなく、

 確固たる信念を持ち、
 断固、一つの道を貫け、

 ということであり、


 後者(朝令暮改の勧め)は

 その場の状況に応じて、
 臨機応変に新しいことをはじめてみたり、

 あるいはうまくいかないと思えば
 それを引っ込める、

 という形で小回りよく、
 機敏に動け、

 ということ。


 一見、両者は矛盾するように見えますが、
 実は一切、矛盾はしない、

 と思っております。



■私(鮒谷)自身、

 仕事をするにあたって、
 大切にしている、

 「一貫した価値観」

 があります。


 たとえば一つの例としては、


 「関わるお客さまに驚きをもたらす」

 「頂戴した金額の10倍返しを心掛ける」

 「短期ではなく、長期での縁を考える」

 「他責ではなく、自責で考える」

 「成果は線形(単純な因果関係)で現れるもの
  ではなく、複雑系の世界から、と理解する」

 「形のあるものよりも、形のないものを
  大切にする」


 などといったこと。



■人生における、ある時点から、

 こうしたことは、
 自らの内に打ち立てた

 「一貫した価値観」

 としてブレることなく、
 実践してきた、

 そんな自信や自負もあります。



■と、同時に、

 あれを始めたと思ったら、
 すぐにこれを止めたり、

 ということは頻繁に行ってきました。


 ただし、それは、

 あくまで上に記したような
 確固たる方針のもと、


 その実現のために必要だということは
 取り入れるし、

 一度試してみたけれど、
 それは必要なかったということであれば、

 すぐに取りやめた、

 ということ。



■自らの価値観に忠実に、

 それでいて、

 目の前の一つ一つの意思決定は
 機敏に、そして小回りよく、

 を意識して行ってきましたから、


 そうした観点からみれば、
 私の行動は

 「朝令暮改を旨とする」

 と見えるのかもしれません。



■深いところでは首尾一貫、
 浅いところでは朝令暮改といった形で、

 この両者が混然一体となり、

 私の人生、あるいはビジネスのスタイルは
 形成されているのだと考えています。


 別の言葉でいうと

 「不易流行」

 ということになるでしょう。



■こんなことを考えると、


 さまざまなビジネスにおいて

 「経営者は一貫性をもって、
  事に当たらねばならない」

 という教えと、


 「経営者は朝令暮改を旨とせよ」

 という教えは、
 決して矛盾することなく、

 むしろ、それらをハイブリッド化することで、

 ひとりひとりにおける、人生、
 あるいはビジネスのスタイルが、

 より、ハッキリ、クッキリしてくる
 のではないか、

 そんな風にも思われます。



■これからも私(鮒谷)は、

 一貫性をもって事に当たるとともに、
 朝令暮改をもって旨としつつ、

 不易流行の精神で毎日を生き、
 日々の仕事に取り組んでまいります。



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■「経営者は一貫性を重視せよ」という    教えと、    「経営者朝令暮改を旨とせよ」という    教え、    一見、矛盾する二種類の教えが存在する。   ■しかしながら、けしてこれらは矛盾する    ものではなく、    根本的な価値観は不変でこそあれ、    それを実現するための方策は状況に応じて    千変万化させても良いもの。   ■この点を意識し、ハイブリッド化させる    ことによって、    経営者それぞれに応じた最適なスタイルが    見えてくることになるだろう。   ■不易流行の人生、不易流行のビジネスが    確立されていく、ということ。

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