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4746号 ご縁は「広げる」ものではなく「広がる」もの


■このところのメルマガは

 「縁」

 づいておりますが、今日も続けます。



■縁についての話をしていると、

 「どうしたら
  ご縁を広げていくことができますか」

 という相談を受けることがあります。


 これ、実はそんなに難しいことでは
 ないと思っています。


 こんなことを書くとアレですが、
 私(鮒谷)自身、

 「どうにかして縁を広げる」

 などという感覚など持ったことがなく、
 むしろ

 「勝手に縁が広がっていく」

 といった感じを持っています。



■では、なぜ、

 人の紹介をお願いしなくても、
 つながりが勝手に広がってきたのか、

 を考えてみると、


 (口幅ったいことをいうようですが)

  「お会いする方のお役に、
  どうすれば立てるか、

  それだけを真剣に、徹底して考える」


 ことを尽くしてきたからではないか、
 と思うのです。



■もちろん全力を尽くしても、

 能力不足、資源不足、などによって、
 お役に立てないことは多々あります。


 ただし、それでもなお、

 「お役に立とうとする姿勢」

 があれば、その姿勢について
 疎んじられることなどあるはずがありません。



■そしてそこに、

 「分かりやすい利害・打算・計算」

 を入れないこと。

 そんな下心など、
 すぐに見透かされてしまいます。


 そうではなく、

 「お役に立てること、
  そのものの喜び」

 に焦点を合わせるべきでしょう。



■何かをお手伝いすることによって
 先様に喜んで頂くことができたなら、

 「それだけの能力や資源が
  自分にはあるというセルフイメージの向上」

 につながるし、


 よしんば、結果的に能力不足のため、
 そこまでできなかったとしても、

 喜んで頂くために力を尽くしたという
 自覚が持てたのであれば、

 「そんな自分を褒めてやりたくなる」

 ことにつながり、
 これまた自尊心が高まります。



■だからこそ、


 「これをやったから、

  仕事がもらえるかもとか、
  カネが儲かるかもとか、

  そんなくだらないことは
  考えるべきではない」


 ということ。


 そんなさもしい精神で生きていたら
 当人も気づかぬうちに

 「小利のために、
  もっと大きな、さらには大切なものを失う」

 こととなるのです。



■むしろ、

 人さまのために一肌脱ぐ機会を頂けたなら、

 「自分の力が評価されている」

 「お役に立つためのチャンスを頂けた」

 と解釈し、その評価をこそ、
 なによりのご褒美と理解すべきでしょう。



■そしてそのご褒美を最大限、
 頂くためには、

 「そこまでやるのか、というレベルの、
  お相手の度肝を抜く価値提供」

 を心がけることが大切です。


 それがうまくヒットすれば
 サプライズ成功!で驚いて頂けるし、

 その喜んで頂く姿そのものが
 さらなる褒賞となるわけです。



■そういう心境になれば、

 「それ以上の何か」

 を求めようとする気持もなくなるし、
 見返りを期待する必要もなくなります。


 上に記したように

 「わずかな分かりやすい利益」

 などとは比べ物にならない見返りを
 もう既に、頂戴しているのですから。



■もちろん、

 こうした取り組みを行っていると、
 そこから

 「副産物」

 として何かお返しをいただくことも
 あるでしょう。


 ただし、あくまでそれは、
 こちらが求めてのものではなく、

 「たまたま、そういうこともある」

 という程度のの話であって
 期待するようなものではないのです。


 つまり、縁は

 「広がる」

 ものであって、

 「広げる」

 ものではないというのが本稿の結論。



■こうした心構えでお会いする
 お一人お一人と接していけば、

 自ずからご縁は広がっていくでしょう。


 ただし、一つだけ、気をつけなければ
 ならないことがあります。


 何ごとにも例外はあって、
 こちらが

 「いい人」

 であると分かると、

 「そこに付け込んでくる者がいる」

 のです。



■そういう人に食い物にされるのは

 「いい人」

 なのではなく、(悪い意味で)

 「人のいい(=お人好し)」

 であって、


 そこは相手を見極めて、

 「足元を見てくる人」

 には、とっととお引き取り願うべき。



■ただただ優しいだけだと
 良いようにやられます。

 「優しさの中に厳しさあり、
  厳しさの中に優しさあり」

 こそが成熟した大人の取るべき姿勢です。


 このあたりの機微が
 難しいところではありますが。



■以上、

 「ご縁が広がっていかないけれども
  どうすれば」

 という悩みを持たれる方に対しての
 私(鮒谷)なりのご回答になります。


 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■ご縁は広げるものではなく、広がるもの。   ■短期的視点、下心アリアリ、で広げようと    思っても、見透かされるから広がらない。   ■長期的視点を持ち、尽力の場を頂けたこと    そのものに感謝すべし。    なぜならば、自分の価値を自分に再認識    させるための貴重な場を与えてもらった、    ということだから。   ■そんな姿勢で尽くしていくと、自ずから    ご縁は広がっていくもの。   ■ただし「いい人」にはなっても、    「お人好し」にはなってはならない。

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