毎日20万人が読んでいるビジネスコラム 平成進化論

日本最大級・毎日20万人が読んでいるビジネスメルマガ
「平成進化論」のバックナンバーをご紹介しています。

メールマガジン「見本」はこちら

4727号 「自分がバカである」ことを素直に認めるところから開かれる活路


■どれだけ頑張っても、
 100メートル18秒でしか走れない人

 (=そのくらいのポテンシャルしか
   持たない人)

 は、

 どれほど厳しいトレーニングを
 積んだとしても、

 10秒、どころか、おそらくは
 12,3秒を切る速さでも走ることはできません。



■それと同様、

 そもそもポテンシャルのないバカが
 利口な人の真似をしようとしても、

 絶対に利口な人が生きている世界に
 出ることはできません。


 なぜならば、
 足が速いか遅いかは、

 おおよそ生まれた瞬間に規定されて
 しまっているものであるのと同様、


 利口か、バカか、についても、

 かなりの部分まで
 持って生まれたものだから、

 (と、誤解を恐れず、
  あえて言い切ってしまいますが)

 これまた、ある程度のところまでは
 あらかじめ規定されてしまっているのです。



■だから、たとえば、

 学習したことを一瞬で、
 記憶することができる人もあれば、

 どれほど時間をかけても
 記憶が定着しない人もあるのです。

 努力でどうにかなるものではありません。


 一を聞いて十を知る人もあれば、
 十を聞いて一しか知れない人もあるのです。

 努力でどうにかなるものではありません。


 悲しいかな、
 そういうものなのです。

 そして残念ながら、
 私(鮒谷)は後者だったわけですが(泣)



■そんな当たり前の、

 (そして認めたくない)

 不都合な真実に、

 あるとき私(鮒谷)は
 気づいてしまったわけでした。


 では、

 「自分がバカであった」

 と気づいてしまった
 私はどうすればよいのか、

 ここに新たな悩みが
 生まれることとなりました。



■こうして

 「じゃあ、バカはバカなりに、

  この世でどんな生存戦略を立てて
  生きていけば良いのだ」

 という問いが
 必然的に生まれたわけですが、


 その後、長い長い、悪戦苦闘の末、
 たどり着いた結論は、


 「自分は利口である、と信じたい願望」

 を捨てるところからのみ、
 開かれる活路がある、


 ということでした。



■言葉を換えれば、


 バカなのに、利口そうに振る舞おうとしても、
 無理があるから、

 いい加減、あきらめて、


 「自分はバカだと素直に認め、

  バカだからこそできる
  (バカにしかできない)

  バカなりの道を見つけられれば、
  バカではなくなる」


 ということでありました。



■要は、

 「利口な人が勝つことになっている
  土俵に、わざわざ自ら上がりにいかない」

 (飛んで火に入る夏の虫、にはならない)

 ということです。


 「(本当は)バカなのに、
  利口であると振る舞いたい」

 という気持ちは

 (私自身がそうだったので)

 よく分かりますが、


 その思いを捨て、

 利口な連中のいる舞台から
 外れなければ、

 永遠に勝ち目のない土俵で
 戦い続けなければなりません。



■MBA取りにいける能力がない人が
 MBAを目指してもダメなのです。

 (どうせ、受からないから)


 外国語を操る能力を持たないのに、

 3ヶ国語、5ヶ国語を
 ペラペラに操れる人になろうとしても無駄。

 (どうせ、話せるようにならないから)


 論理的な思考のできない人や、
 考え続けることに喜びを感じられない人が、

 戦略コンサルになりたいと思っても、
 止めておいたほうが身のためです。

 (どうせ、採用されないから)



■そんな当たり前のことに、いい加減、
 気付きましょうよ、ということ。

 確かに利口な人は格好よく見えるし、
 その存在に憧れることもあるかもしれません。

 けれども、

 「どれだけ頑張っても
  バカは、利口な人にはなれない」

 という厳然たる事実が存在するのです。

 (私も長い時間をかけて、
  この不都合な真実について、

  ようやく身体で理解いたしました汗)



■こうした現実を潔く認め、
 そこから導き出される戦略であるところの

 「バカでも勝てる
  (あるいはバカだからこそ勝てる)

  土俵で戦う」

 ことに徹すれば、


 「陰極まりて、陽に転ず」

 ではありませんが、

 (限られた、ごく一部においてのみでは
  あるとはいえ)

 「バカが、利口に転ずる
  (さらには利口をブチのめす)舞台」

 を見つけられるようになるのです。



■つまり、

 利口な人に倣うのではなく、
 利口な人の行かないところに行く、

 という意思決定基準を持つことこそが、

 「バカな人間にとっての生存戦略」

 ということになるわけです。



■利口な人は、

 往々にして格好よく見えるし、
 影響力も持つから、

 ついつい、影響されて、

 その人が推奨していることを
 模倣したくなるものです。



■けれども私(鮒谷)は、

 彼らの舞台に乗っても、
 どうせ瞬殺される、

 とあるとき、
 ハッキリと分かったがゆえに、


 あえて、彼らが推奨することとは
 逆のことばかりを行なうことによって、

 (関ヶ原の戦いにおける、
  島津義弘ばりの)

 「死中に活」

 を求めることといたしました。

 それが奏功したように思っています。



■ということで、

 このことについては稿を改めて、
 さらに詳しく記そうと思っていますが、


 今後、私は、実体験から導き出した

 (お利口な人向けではない)

 「バカの、バカによる、バカのための、
  活きた(実証済みの)生存戦略」

 を、より力強く、
 世の中に訴えかけていくつもり。



■新会社(ことば未来研究所)設立も、
 その流れにあります。


 バカは言葉(特に物語とメタファー)に
 意識を向けることによって、

 その気になれるし、

 (というか、物語とメタファーによってしか
  その気になれない)

 言葉によって、

 「起死回生の一撃」

 を放ち、未来を切り拓くことが
 できるようにもなるのです。



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■バカは利口な人を真似してはいけない。   ■わざわざ利口な人の土俵に上がるのは    利口な人からすれば    「飛んで火に入る夏の虫」    である。   ■バカにはバカなりの戦い方があるのだから    決して利口な人のいうことを聞いては    ならない。   ■バカは一刻も早く、    「私は利口である、と信じたい願望」    から離れ、真実を見つめ、受け入れる    必要があるだろう。   ■それこそが、逆説的ではあるけれども、    「バカが、バカでなくなる」    ための、唯一の道。

カテゴリ:



※現在、20万1602名が購読中。