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4712号 他者を断罪することによって起こる「ドーナツ化現象」と、その末路


■何ごとにも斜に構えて見る

 「批評家然とした人間」

 にはならぬようにと、
 常に自らを戒めています。


 批評という行為を中心に持ってくると、

 (絶対に、とまではいいませんが)

 往々にして実践の絶対量が
 欠乏するもの。



■体を動かさなくても、頭と口さえ動けば、

 「批評(≒断罪)」

 することは難しくありません。

 そして自尊心が満たされます。


 体を動かさなくても
 (≒傷つかなくても)

 自己重要感を感じられるのだから、
 悪くない活動、


 といっても良いかも知れませんね、
 批評という行為は。



■こうして、ひとたび、

 体を動かさず、
 傷つくこともなく、


 「安全地帯から他者を批評する
  (≒断罪する)喜び」


 を覚えてしまうと、


 ただでさえ体を動かす習慣が
 ないところに、

 ますます体を動かすことが
 億劫になるから、

 ますます動けなくなる。



■それと反比例するかのように、

 リアルな対人関係が減少し、
 一方でお勉強する時間は増えるから、

 語彙が増え、脳の回転数も早くなり、
 口も文章も、どんどん達者になる。



■反対に、

 自ら動く人(実践者)は、

 座り続けている人よりは
 座学の時間が取れないから、


 知識の面からいっても、
 頭の回転具合からしても、

 討議、討論すると
 負けてしまうことがあったりする(汗)



■こういうことが続くと、

 ますます批評家然の人の
 自尊心は満たされるから、

 「さらに、その先へ!」

 と、

 ますます断罪化キャラ(?)の
 方向に突き進むこととなるのでしょう。



■すると、

 それまでに近い距離にあった人から
 そっと、そして、順番に、

 人間が離れていくのです。

 ※普通の人は「断罪癖」が付いている人の
  近くにはいたくないものだから。



■けれども逆に、遠くにいる人は、

 その博識ぶりと切れ味の良い
 (小気味良い)断罪ぶりに喝采し、

 どんどん集まってくる。


 こうして付き合う人の新陳代謝が
 起こり始めます。



■最終的には、

 (身近な、仲の良い人たちは
  離れていなくなっていったけれども)

 遠くから喝采を浴びせ、

 (けれども、何かあったら
  すぐに手のひらを返す)

 そんな、浮動票的な人たちが
 集まってくるのです。


 そしてこちらの人の方が、
 人数的には圧倒的でしょう。

 なぜなら、雰囲気で判断する母集団のほうが、

 (物理的な制約上)
 現実に、身近に、付き合える母集団より、
 圧倒的に多いから。



■こうして

 「ドーナツ化現象」

 は古今東西、よく起こる現象となるのです。

 これはメディアを駆使している人ほど、
 陥りやすい罠。



■知識を多く持ち、あるいは、
 多いが故に体を動かせなくなった人、

 それでも頭と口が動けば、
 自尊心が満たされるし、

 その道を極めると、
 限りなくドーナツ化が進んでも、

 それはそれで
 食えるようになってしまうから、

 恐ろしい。



■こうしたことが長期に渡り、
 続けられると、

 人格やキャリアが固定され、
 その延長線上にある道を歩むことになる。


 でも、本当のところを言うと、

 多分、心の中はいつも不安だし、
 殺伐としているし、

 常に演じている感覚が拭えないし、
 だからこそより一層、上手に演じようとし、

 それがうまくいくと
 さらなる喝采を浴び、


 、、、けれども、あるとき、

 何かがきっかけとなって
 歯車が逆回転したとき、

 社会から抹殺される、

 というのが、


 世の中を斜に構えて見て、
 見える人を断罪し続けることを売りにする、

 たとえば、ある種の批評家、
 たとえば、ある種の批評的政治家、

 などに起こりがちな定番の流れ。



■こんなことを書いている、

 お前(鮒谷)もまた、気づかぬ間に
 世の中を断罪する

 「批評家」

 になってはいないか。


 そんな自問自答に対して
 否定形の答えを与えるために、

 常に身近に、生身の人間を
 感じておきたいと思うから、


 個別コンサルや会食を絶やさず、

 誰よりも多く、体を動かし、
 誰よりも多く、人と会い、

 誰よりも多く

 「肉体労働(個別コンサルや少人数セミナー)」

 を行っているわけです。



■それもこれも

 (「ドーナツ化現象」の逆であるところの)


 身近な人にこそ、
 信頼され、信用されているという

 「アンパン化現象(!?)」

 を志向するところから来る取り組み。



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■他者を断罪することは心地よい。    同時にそれは人間関係の    「ドーナツ化現象」をもたらし、    その末路は必ずしも、望ましいものでは    ないことが多そうだ。   ■ドーナツ化現象の反対であるところの、    「アンパン化現象」    とでもいうべき、近しい人にこそ、    信頼され、信用される状態を志向したい。   ■そのためには体を動かし、生身の人間を    リアルに感じることが大切ではないか。

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