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4548号 士業、コンサルタントは、カネもくれない人に会ってはならない


■メルマガをお読み下さっている中の
 少なくない方が、


 士業やコンサルタントをはじめとする、

 「知識やスキル、ノウハウをお渡しする仕事」

 に従事されているように思います。


 そうした方の中でも、

 特に駆け出しの人が
 往々にして対応に悩まされるのが、

 「(タダで)専門知識を下さい」

 と言ってくる人。



■八百屋さんや果物屋さん、肉屋さんに

 「(タダで)野菜や果物や肉を下さい」

 という人はいないのに、


 どうしたわけか知識やスキル、ノウハウに
 ついては

 「(タダで)下さい」

 という人の多いこと、多いこと。



■それらの習得にも原価

 (=知識やスキルを習得するのにかかる
   金銭的、時間的、精神的コスト)

 が発生しているわけですし、


 そういう人は、

 「売るものが知識しかない」

 わけだから、

 それを売ってカネに替えなければ
 生活すら成り立たないのに、


 想像力の乏しい人には、

 (さすがに野菜や果物や肉には
  仕入れコストが発生することは分かっても)


 目に見えない知識やスキルにコストが
 かかっていることは、とても理解できず、

 (何の悪気もないのでしょうが)

 「タダでちょーだい」

 と言われることが、しばしばあるのです。



■そして、

 特に駆け出し期にあって、
 どれだけ多忙を極めている人であっても、


 「せっかくなので今回だけは教えてあげよう」

 「無償であってもこれも価値提供の一つ」

 あるいは単に、

 「断りづらいから、、」


 という理由で内心、勘弁して欲しいと思いながら
 頼みを聞いてしまう人が現実にいるのです。



■けれども、実のところ、


 こうした頼みをしてくる人は、

 せっかく時間を取り、
 丁寧に伝えて価値を渡しても、

 たいていの場合、
 無形のものの価値を感じられないがゆえ、

 感謝してくれることさえありません。


 これが、こうした方に無償で
 価値提供したときに起こる典型的な事象です。



■いうまでもありませんが、

 親子、親族、親友とか、
 プライベートのお付き合いにおいては、

 適用されない話ですよ。


 上記の分かりやすい例としては

 「過去に一、二度会ったくらいの
  (お客さまになってくれたことのない)知人」

 から、

 タダで教えてくれ、
 と言われたときは要注意、

 ということです。



■そういう人に限って、感謝もせず、
 教えるのが当たり前のように振る舞い、


 ひどい場合には、


 (起業直後の繁忙を理解することもなく、
  こちらの好意、善意を当て込んで)

 「タダで教えてくれる人だと分かったし、
  これ幸いと、平然と追加質問までしてくる」


 ことになるわけだから、
 たまったものではありません。


 だからこそ、そういう系の人は、

 (もし、どうしても対応したいのだとしても)

 「最後の最後の最後」

 でいいのです。



■そもそも、


 仕事として知識を提供している者にとって
 再優先すべきは、

 既に代価をお支払い下さっている
 既存の顧客であるわけで、

 特に駆け出しの人であるならば
 それだけでも手一杯になっているはず。



■そこを疎かにしてまで、

 無償で教えてもらおうと思っている人に
 会っている場合ではありません。


 たいして(というか、まったく)
 親しくもない、無償でくれくれ言ってくる人に、

 構っている義理もヒマもないのです。


 (まして、当座、生活するカネすら
  ままならぬ場合は、

  なおのこと、生きていくためにも
  稼ぎに集中する必要があるのです)



■だいたいにおいて、

 「分かっている人」

 は、

 八百屋さんや果物屋さん、肉屋さんに

 「(有償で)野菜や果物や肉を下さい」

 というのと同じように、


 知識(等)を売っている人にも
 コストが発生していることを知っているから、

 「(有償で)あなたの持っている知識を下さい」

 と言ってこられるもの。



■この感覚を持てない方とは、

 (プライベートにおいては勝手ですが)

 少なくともビジネス上で
 お付き合いするべきではありません。


 お付き合いしたら、

 (たとえ相手にその自覚がなかったとしても)

 結果として食い物にされ、


 カネは貯まらないのに、
 ストレスが溜まるだけ(汗)

 となりかねません。



■こういう話を聞いて、

 「いくらなんでも、
  それは言い過ぎ、やり過ぎ、厳し過ぎ、冷た過ぎ」

 と思われる人のほうが多数派かも
 しれませんね。


 そう思われた方は、

 私(鮒谷)と違って、
 とても「いい人」なのだと思います。

 ひょっとしたら
 「人がいい」だけなのかもしれませんが(爆)



■でも、

 「言い過ぎ、やり過ぎ、厳し過ぎ、冷た過ぎ」

 と思われた方が、もし、

 自ら、知識(等)を販売するビジネスを
 立ち上げられるとするならば、


 その人は早々に

 「私が間違っていました。
  鮒谷さんの言うとおりです。

  前言を撤回します」

 と言われるであろうことを、
 ここで断言しておきます。


 それくらい、世の中には

 「分かっていない人」

 が多いということです(あ、言ってしまった、、)



■本日のメルマガは、

 知識、スキル、ノウハウを販売することを
 生業とされている、

 あるいは、これからしようとされている、


 特に個別コンサルのクライアントさんへの
 フォローアップを兼ねて、お届けいたしました。

 ご参考になりましたら。



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■野菜や果物や肉を買うときには代価を支払うのに、    専門知識や能力については、無償でサービスを受けようとする    人の如何に多いことか。   ■必要以上に、それら「クレクレ星人」に関わると、    本来、価値提供しなければならないお客さまへのサービスの    品質低下につながりかねないこととなる。    そうなってしまっては本末転倒だ。   ■そもそも「分かっている人」は、    専門知識や能力といった無形のものは、    むしろ形のあるものより、はるかに価値が高い、    と理解しているから、それらのものに対して正当な対価を    お支払い下さるもの。   ■ビジネスとして知識や能力を提供しているのであれば、    正当な評価、正当な対価を下さる人のみを対象として    商いをすべきだろう。   ■良かれと思い、力を尽くし、それが結果として食い物に    されてしまっている例は、枚挙に暇がない。

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