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4539号 その昔、駆け出しのビジネスパーソンだった鮒谷からの「愛(と反省)を込めたメッセージ」


■たまに


 就職して数年、20代半ばくらいの人から、
 教養を身につけるために

 「無用の用」

 を大切にして、
 古典を徹底的に読みたいと思います、


 という人に出会います。



■その姿勢は素晴らしいことですね。


 ただし、

 その方がモラトリアム期間中の、

 (たとえば)学生さんとかなら、
 まだあり?かとも思いますが、


 然るべき会社に就職して、
 すでにお給料をもらっているのであれば、

 今、まず行うべきは

 「仕事」

 でしょう。



■仕事で成果を出してから、

 その後で徐々に、
 そのような学習にシフトすればいいのです。


 仕事も出来ず、成果も上げられないのに、
 教養が云々、

 とか言っていても、


 会社からすれば、

 それは素晴らしいことではあるけれど、
 まずは成果を出してくれ、

 こっちはカネを払ってるんだから。


 それが嫌なら、会社をやめて、
 違うところで勝手にやってくれ、

 という話。



■(極論かもしれませんが)

 会社は、
 あなたの成長を促す場ではありません。

 あくまで外部に向けて成果を出す
 (顧客に対する貢献を行う)場。


 その取り組みを
 自らの成長につなげられるか否かは、

 当人の心がけ次第であり、

 然るべき心がけを持っていれば、
 必ず成長につなげられますよ、


 というだけの話。



■したがって、

 「この会社は私を成長させてくれない」

 という問いは愚問。


 あなたを成長させるために
 会社はカネを払ってるわけじゃないのです。

 カネをもらってるんだから、
 結果を出せよ、

 その過程の中で、勝手に成長してくれよ、


 という話。



■言い過ぎ?かもしれませんが、でも、

 成長できる人はどこにいても成長するし、
 成長しない人はどこにいたって成長しない、

 そういうもの。

 分かりますよね。



■会社はあなたを成長させるために
 雇っているわけではないのです(当たり前)。

 成長させるために雇ってもらっているのなら、
 むしろあなたが会社にカネを払え、

 という話。


 けれども、

 その辺のことを誤解しているとしか思えない
 (特に若手の)ビジネスパーソン、

 結構、見受けられるのです。



■こうしたことを理解し、

 まずは自分の本分であるところの仕事に
 没頭、邁進し、結果を出せるようになると、

 ようやくそこで、

 「次のステージに向けての取り組み」

 を行うことが許されます。


 今の延長線上の学習や経験からは
 もはや伸びしろがほとんどない、

 と思われるようになったとき、


 ここで初めて

 「無用の用、的学習、経験」

 が(逆説的に)必要になってくるのです。



■時間軸としては、

 こうした取り組みが結果につながるのは
 数年後、十数年後、あるいはそれ以降、

 ということになるでしょう。


 けれども、

 そこまでに短期の成果をしっかり残し、
 さらに蓄積していれば、


 「無用の用」に取り組むための
 多少の回り道が許される、

 「社会的、経済的、精神的余裕」

 が既に手元にあるはずです。



■いまだ、

 そこに至っていない
 (=成果も出していない)

 段階で、

 「無用の用が大事ですから
  仕事をほっぽり出してでも取り組みます」

 と言っていても、

 「寝言は寝て言え」

 と言い返されて仕方がない話。



■若手ビジネスパーソンは、

 「無用の用の大切さ」

 に思いを馳せつつ、


 それが大事だからこそ、むしろ今は、

 「短期視点で大きな成果を残す」

 必要があるのです。


 いま、目の前の課題(義務)を果たさずして、
 やりたいこと(権利)だけを主張する者は、


 「自分勝手」

 「わがまま」

 「社会不適合者」


 と言われます。



■自分の思いも大切だけど、

 周りが自分をどのように見ているか、
 について思いを馳せるのも大事だと思いますよ。


 その昔、

 駆け出しのビジネスパーソンだった
 私(鮒谷)からの、

 「愛(と反省)を込めたメッセージ」

 でした。



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■「無用の用」が大事だからこそ、今、やるべき仕事に    打ち込み、結果を残さなければならない。   ■やるべきこともやっていないのに、    やりたいことだけをやるのは、ただのわがまま。    それなら別のところでやればいい。お金をもらっているなら、    その分の責務は当然、果たさなければならぬのだ。   ■結果を残せるようになってくれば、徐々に時間軸を長期に    シフトさせ、「無用の用」への取り組みを加速させればよい。   ■そのときには、それが許されるだけの    「社会的、経済的、精神的余裕」    が、きっと手元にあるはずだ。

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