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4534号 優秀な経営者に「テキトーな人」が多いのには、わけがある


■本日は、

 主として、経営者、起業志望の方への
 メッセージをお届けいたします。


 自らの責任でビジネスを行っていない人は

 「経営者は原則しっかり。
  (たまに抜け・漏れがあっても)」

 と思っている方も少なくないように
 思われます。



■しかしながら、
 結果を出している経営者を観察していると、


 「経営者は原則、適当。

 (ここぞというところでのみ、
  うるさく、細かく、徹底する)」


 といった方が、

 むしろ正確に(結果を出す)経営者の特性を
 言い当てているように思います。



■どういうことかというと、成果を上げる人は


 「何が大切で
  (=何が波及効果が大きくて)

  何が大切ではないか
  (=何が労力の割に大した結果も生み出さないか)」


 を明確に峻別し、


 相対的に大切でないことに対しては、

 必要以上のコスト(認知コスト)
 をかけることを無意識に省略しようとして、

 万事において適当になりがちです。


 一見、物忘れのひどい経営者など、
 その典型。



■実はしかし、そういう人に限って、

 自らが波及効果の高い考えることに対しては
 徹底したこだわりを見せるもの。


 それは、長期視点から捉えた全体最適を
 つねに考えているからに他なりません。


 意識的にせよ、無意識的にせよ、
 こうした姿勢になるのは、

 人間の認知能力には限界があるのだから
 至極当たり前のことなのです。



■大切なところに集中しながらも、

 大勢に影響ないところにも
 目配り、心配りできる、

 そんな器用な芸当ができる人
 (=脳内メモリの大きな人)

 は、世の中にそんなに多くはないように
 思われます。



■したがって、


 この人は凄い、
 という経営者に近づくと、

 案外、抜け・漏れだらけで
 驚かされることもしばしばです(笑)


 でも、考えたら当たり前のことですね。

 どんなことでも細大漏らさず、
 懇切丁寧、完全無欠、

 なんてことを目指している経営者や起業志望者は
 むしろ、大した成果を残せないもの。



■それができる能力を持つ人であれば、
 目指せばいいと思いますが、


 ほとんどの人は、

 認知のキャパ的にも、
 物理的(時間的)にも、

 残念ながらそれは不可能です。



■私(鮒谷)が、


 毎日、周囲の人に同じことを3度も4度も
 聞いては忘れ、聞いては忘れを繰り返し、

 「3歩歩くと、
  すべてを忘れてしまっているニワトリ」

 を呼ばれているのは、つねに

 「限られた脳内メモリを有効活用し、
  (部分最適ではなく)全体最適を図っているから」

 なのであると、
 この機会に言い訳しておきます。



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■結果を出している経営者は、    波及効果の大きいものと、そうでないものを峻別し、    後者への認知コストを省略することに長けている。   ■そのため、万事に対して、一見、適当に見えるが、    ここぞというときには徹底したこだわりを見せるもの。   ■この姿勢は、長期的視点で見た、    全体最適を追求しているところから来るものである。

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