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4419号 「制宙権」まで確保しなければ、ビジネスに勝てない時代となった


■昨日のメルマガでは、


 「未だ誰も気づいていない需要と供給の間の
  ギャップを埋める、

  すなわち、

  顧客の潜在ニーズを発見し、
  それを満たすサービスを提供するところにこそ、

  ビジネスの醍醐味がある」


 というお話をいたしました。

 今日も続けます。



■さて、上に記したような

 「未だ誰も気づいていない需要と供給の間の
  ギャップを埋める」

 ためには、潜在的な需要を見つけることが
 必要不可欠ですが、


 問題は、

 「いかにしてそれ(潜在的な需要)を
  見つけることができるのか」

 です。



■いうまでもありませんが、


 一日中、部屋に籠り、机に向かい、
 どれほど苦悩呻吟していても、

 解を見つけることは絶対にできません。


 どこまでいっても答えは

 「お客様の中にしかない」

 のですから。



■私(鮒谷)でいうならば、

 クライアントへのコンサル、
 あるいはセミナー中のやりとりは当然ですが、


 案外、むしろ、それ以外の

 セミナーの休憩中の雑談、懇親会中、
 お客さまとの会食中、

 といったような、


 「裃を脱ぎ、胸襟を開いた状態で
  顧客と接する場こそが大切」


 だと捉えています。



■そこでなされる話は、

 「単なる世間話」

 といった風に軽く受け流すのではなく、


 本音が吐露されることの多い場でも
 あるからこそ、気を入れて、


 「顧客も最初から実現不可能だと諦めている
  潜在的欲求」

 あるいは、

 「ご本人も気づいていらっしゃらない、
  潜在的不満」


 といったものの

 「タネ」

 を見出すことに力を入れる必要があるのです。



■もちろん、
 その中で汲み上げられるタネのほとんどは、

 「ノイズ」


 すなわち、


 「これまで誰も気づかなかったけれども
  より大きなマーケットがあると思われる、

  標準化されたサービスまでは
  推し広げられないもの

  (特定個人にしか適用されないニーズ)」


 なわけですが、


 例外的に、


 「このアイデアを推し拡げれば、

  これまで誰も気づかなかったけれども
  より大きなマーケットがあると思われる、

  標準化されたサービスへと
  一気に推し広げることができるもの」


 が見つかることがあります。



■これが大きな飛躍のチャンスとなるのであり、


 「いまだ世間的には気付かれていなかった

  潜在的欲求、あるいは不満の最大公約数を
  抽象化した形で見出し、

  言語化し、可視化させ、提唱する

  (結果として、ビジネスが大飛躍!!)」


 となるための

 「シグナル」

 が見つかることが往々にしてあるのです。



■顧客と日常的に接し、
 雑談、世間話を注意深くする行なうことによって

 「顧客の潜在ニーズを抽象化した形で捉えるための
  大いなるヒントをもらえることがある」

 ために、決しておろそかにしてはなりません。


 それどころか、むしろ、

 細心の注意を払って気持ちを込め、
 会話の間、思考をフル回転させることによって

 「次世代ビジネスのタネ」

 が見出されることがあるわけです。



■こうしたシグナルを拾い上げ、
 自社のビジネスに展開することが出来れば、

 あなたのビジネスを模倣困難、
 さらには代替不可能、

 といったレベルに引き上げることが
 できるでしょう。


 こうしてビジネスの果実(利益)を
 手に入れることができ、

 さらにはそこでの地歩を固め、
 独占のレベルまで持っていくことができれば、

 「圧倒的な成約率」

 ならびに

 「圧倒的な利益率」

 まで約束されることとなるのです。



■補足すると、

 こうしたステルス的なビジネス設計が
 素晴らしいのは、

 「高い成約率ならびに利益率をもたらす構造が
  外部から見たとき、極めて分かりにくい」

 ところにあります。


 こうして模倣困難、代替不可能のレベルに
 持っていくことで、独占が継続されやすくなるのです。



■経済が成熟してくると、
 お客さまの要求もシビアになるから、

 以上のようなプロセスを通して
 お客さま自身が気づいていない欲求を見つけ、

 満たして差し上げる必要が生まれてきます。


 こうして戦いは

 「地上戦から空中戦」

 に入ることとなり、


 より高く、もっと高く、さらに高く、

 の競争が行き着く先には、

 ただの空中戦から、
 高高度での戦闘に入ることとなるでしょう。



■やがて、さらに抽象レベルを高めた、

 「宇宙空間における戦い」

 になってくるのも時代の必然であり、
 それはいま、

 現実に起きている軍備拡張競争のみならず、
 現実のビジネス環境の中でも起きている、

 といったら言い過ぎでしょうか。


 すでに地上戦だけでは戦(=ビジネス)はできず、

 制空権、さらには制宙権まで確保しなければ
 勝てないところに来ているのです。



■どこどこまでも高度を引き上げた世界で
 (=限りなく抽象度をあげた世界で)思考しなければ、


 「血で血を洗う塹壕戦」

 「血で血を洗う空中戦」


 から逃れることはできない、ということですね。


 「悠々と勝つためには、

  目に見える世界から抜け出し、
  目に見えない世界で優位性を確保しておく必要がある」


 ということになるでしょう。



■(たとえは不適切かもしれませんが)

 そういった観点から捉えれば、

 現代の戦争と現代のビジネスは、
 なんら変わるところはありません。



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■見えている世界の背後に隠れている「見えていない世界」を    捉えるため、顧客と接する時間を大切にしなければならない。   ■その際、重要なのは現象を現象として捉えるのではなく、    現象の裏側に潜む構造に着目することだ。   ■経済が成熟し、ますます高度化するビジネスにおいて    勝ち続けるためには、    地上戦を戦うだけでなく、空中戦、果ては宇宙空間までの    優勢さを維持、確保するための、    「高度な抽象思考」が欠かせなくなった。

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