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4407号 幸福も不幸も淡々と、そんな達観の内に、しみじみとした幸福感が生まれる


■逆説的ですが、

 「苦悩を経験したことのない人は不幸」

 だと思います。


 なぜならば、


 「苦悩と苦労の時代における思い出こそが、

  その状態から抜け出せたときの
  喜びを倍加させてくれるもの」


 であるからです。



■私(鮒谷)も、


 「自分には能力も取り柄も強みもないように思え、
  未来に焦りや悲観しか持てなかった時代」


 「有り余るエネルギーのぶつけ先が見つからず、
  欲求不満で鬱々としていた時代」


 「カネがなく、未来も見えず、
  深夜バイトを繰り返していた時代」


 「公私に渡り、大きなトラブルを抱え、
  解決策もなく、絶望感しか持てなかった時代」


 があります。


 そのときには

 「不安、不満、心配、恐怖、焦り、悲観」

 といった感情しか持てなかったわけですが、


 考えてみれば、


 「その時代に、その感情を経験したことこそが、

  ちょっとした嬉しい出来事に対しても、
  大きな喜びや感謝の念をもたらしてくれる」


 源(みなもと)となっていることに気づきます。



■日常生活における、
 ありきたり、あるいはささやかな喜びを、

 内側から溢れてくる、大きな喜びに
 転換させてくれるものこそ、


 「不遇の時代の、苦悩や苦労」


 なのだと思われるのです。



■ですから、

 もし今、あなたに悩みごとや困りごとがあって、
 どうにもならない、

 そんな状態にいらっしゃるのであれば、


 その状態こそが、

 「未来の幸せのタネ」

 と有り難く受け止めればいいのです。



■もちろん、

 そのように心がけようと思っても、

 そんなに簡単に心が転換されるはずが
 ないのは百も千も承知です。


 「無責任なことをいいやがって」

 と言われるかもしれませんね。


 でも、心の片隅にでもおいておかれるだけで、

 目の前の難問についての取り組み方も、
 少しは変わってくるのではないでしょうか。



■私(鮒谷)自身を振り返ってみても、


 以下に記したことあるような、

 「屈辱的な、貧乏生活」

 を過ごした経験があるからこそ、


 独立して、事業が軌道に乗り始め、

 一人、近所の居酒屋に入って、
 2,000円ほどの夕食をとれる身になれたときに、

 「ようやく、ここまで来ることができた」

 と、しみじみ、

 ささやかな喜びを味わえたものでした。


 ※以下、屈辱的な貧乏人時代の思い出話(↓)


 <1776号 酷暑の労働を経て強化されたこと>


 <1777号 単調さという悲惨の中で気づくこと>


 <1778号 貧は世界の福の神>


 <1779号 小さな仕事も積み重ねれば大仕事に>


 <1780号 マイナスの記憶を成長エンジンとする>



■これがもし、


 私が金持ちの子どもに生まれ育ち、
 潤沢な資産に恵まれ、

 何の苦労もなく、自由にミシュラン星付きレストランで
 会食三昧できるような生活をしていたら、

 どうだったでしょう。


 おそらくは、
 たとえ嬉しい出来事があったとしても、

 麻痺してしまい、
 喜びも感謝も生まれてこない、


 そんなことになっていたのではないかと思います。



■だからこそ、


 「現在の幸福のタネは、(かつての)不幸」

 であり、


 (さらに補足すると)

 「現在の不幸のタネは、(かつての)幸福」


 と言えるのです。



■今、不幸の底に沈んでいるからといって
 悲観する必要もないし、

 同時に、

 今、幸福感に満たされているからといって
 安心している場合でもない、


 そんな風に世界を達観できるようになったとき、

 「今、幸福であろうが、不幸であろうが、
  淡々と」

 という、枯れた境地に到達することができるので
 ありましょう。



■おかげさまで、
 いろんな経験をさせてもらえたことによって、

 徐々に枯れつつある(=成熟しつつある)ことを
 感じている、今日この頃。


 そんな自分になりつつあることを感じることで

 「しみじみとした幸福感を得られている」

 という二重構造になっているわけですが。



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■「不幸も幸福も、ほんの一時的なものであるから、     現状を淡々と受け入れ、未来に期せば良い」    そんな達観が生まれたとき、一周回って、    「一層、深いところから、しみじみ湧き上がる幸福感」    に満たされる。   ■いずれにしても、    今、不幸な人は将来の幸福のタネを持っているわけであり、    今、恵まれれている人は将来の不幸のタネを持っている、    といった基本的な認識くらいは、持っておいたほうが良い。

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