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4364号 目線を「己の基準」から「世間標準」に書き換えよ


■昨日は


 <「仕事遂行能力」を高める前に、身につけておくべき力とは>


 というタイトルで、


 「仕事を実行する能力も大切だが、

  それよりも先に好かれ、愛される力を
  磨くほうが大切」


 といったお話をいたしました。

 今日も続けます。



■仕事を遂行する力を身につけるのは
 確かに大切ですが、


 仕事を依頼してくれる人

 (それは雇用先かもしれないし、
  発注元かもしれないし、

  いずれにしても仕事を与えてくれる人)


 に好かれなければ、仕事は与えられません。


 これは当たり前の話で、

 (良い悪いではなく)


 「発注権限を持っているのは、カネを払う発注者であり、
  選択権は発注者側にある」


 からです。



■だからこそ、


 「仕事が欲しい、チャンスが欲しいのであれば、

  発注権限を持っているのは誰か、を考え、
  その権限を持っている人に好かれる必要がある。


  その努力を怠り、仕事がない、チャンスをもらえない、
  というのは、

  ボタンの掛け違い、あるいは己の怠惰ゆえ」


 ということになるのです。



■そんな話を聞くと


 「雇用主(経営者)はやりたい放題じゃないか」

 「発注者は横暴だ」


 と思われるかもしれませんが、とんでもありません。


 実は

 雇用主、発注者ほど、
 好かれなければ仕事をもらえない、

 この冷徹な現実について骨身に染みて、
 理解している種族はありません。


 朝から晩まで、

 「お客さまに好かれなければ、
  一夜にして干される(仕事を引き上げられる)」

 そんな緊張感とともに仕事をしているのです。

 (もちろん、私(鮒谷)もそう)



■こちら側にどれだけ高い能力があったって、
 少しでも

 「こいつ嫌い、憎い、腹が立つ、うっとおしい」

 と思われたら、
 誰が仕事を頼みますか、

 という話。


 お客さまからすれば、


 「カネを払うのだから、然るべき能力を持った人間に
  仕事をやってもらうは大前提で、

  その上で、仕事を、最も気持よくやってくれる人に
  発注したい」


 わけですから、

 そこのところにまで思いを致すことが出来る人にのみ
 仕事やチャンスが舞い込んでくるのです。



■それが分かっているからこそ、
 もちろん私(鮒谷)も、

 「どうしたら、お客さま、ならびに見込みのお客さまに
  好意を持って頂けるだろうか」


 さらに

 「くれぐれも、お客さま、ならびに見込みのお客さまに
  反感や敵意や憎悪を抱かれぬように」

 と思いながら、日々、仕事をしているわけなのです。


 それがどれほどできているかはともかくとして。



■もしあなたが、

 「職が欲しい、仕事が欲しい、
  自分(と自分の能力)を見出してくれる人と出会いたい」

 と思うのであれば、


 自分の能力、専門性を磨くのは当然のこと、

 同時に、いや、それ以上に、


 「いかにして雇用主、発注者、
  チャンスを与えられる立場にある人、

  といった人たちのお心を頂戴できるか」


 について、四六時中、考える必要があるでしょう。



■そんなことすら考えることなく、

 「仕事がもらえない、
  正当な評価をしてもらえない」

 といった世迷い事を連ねている人があったとすれば、


 「己の目線(評価基準)のみが正しいと考え、
  自分にとって都合の悪い対象を論評することの愚かさよ」

 ということになりますね。


 激しく自戒を込めながら。



 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■雇用主、発注者は能力よりもまず、姿勢(態度、振る舞い)を    観察しているもの。   ■どうせカネを払うなら、能力があるのは前提で、その能力を    気持ちよく行使してくれる人にカネを払いたい。(当たり前)   ■上手に商売をもらえたり、各社から引く手あまたの人材は、    そのあたりの機微をよく分かっているからこそ。   ■能力さえあれば愛想はいらない、コミュニケーションも不要、    というのは、ただの自己満足にすぎない。   ■その自己満足から生まれる運命は自らが引き受けるしかない。    (雇用主や発注者が引き受けるはずもなく、その責任もない)

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