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4345号 「敗北(の運命)を抱きしめて」生きていく


■コンサル、会食、その他の機会を通して、
 毎日、多くの方とお会いする機会があります。


 その際、必要以上に、こちらから積極的に
 プライベートについてお聞きすることはありませんが、

 (特にコンサルにおいては)

 どうしてもその特性上、
 そういったお話を伺うことも多くなります。



■そんな日々の中でつくづく思うのは、

 「人生は、儚(はかな)い」

 という現実。


 合わせて

 「幸福は、長く続かない」

 ということも。



■特に

 病気、老い、そして死については、

 どれだけ頑張ったところで、
 絶対に逆らえないし、逃れられないわけだから、


 「人生はそういう場所である、と諦観した上で
  どんな生を送るか」


 について、真剣に考えるべきなのでしょう。


 目を背け、見ずに済ませようと思ったところで、
 強制的に直視させられるときが必ず来るわけです。



■自分、そして近親者に限定すると、

 「異変」

 はそれほど頻繁に起こるものではありませんが、


 多くの方とお会いしていると、
 少なくない頻度で、そういったお話を聞くのです。



■もちろん、


 日常の場で、あるいは、通常の人間関係においては、

 決して口外されないでしょうし、
 口外できないような話を

 「こういった場だからこそ」

 と打ち明けて下さる方があり、


 もちろん、私もそういった話を伺うときには
 墓場まで持っていくつもりで、

 お聞きするわけですが。



■それらの話の向こう側には

 「お一人お一人の苦悩」

 が感じられ、


 それは決して人ごとではなく、

 「明日の自身の姿」

 と思わずにおれないこともしばしばです。


 トルストイの『アンナ・カレーニナ』の冒頭に、
 有名な


 「幸福な家庭はどれも似たものだが、
  不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである」


 という言葉がありますが、


 「人それぞれに不幸の形があり、次の瞬間、
  自分にどんな不幸が襲いかかってくるか分からない」


 ことを覚悟して生きていく必要があるとも
 思わずにおれません。



■きっと


 「今の当たり前は、決して当たり前ではない」

 ですし、


 「いまの状態がいつまでも続くと思うのは
  大いなる思い違い」

 なのです。



■こんなことを日々、考えることが常態となり、

 さらには、良くも悪くも、私自身、
 共感、共鳴する力が人よりも強いようで、


 さまざまな人生の擬似経験、追体験のようなことを
 数多く、重ねているとどうしても


 「浅薄な幸福論

  (=これをこうしたら幸せになれますよ的、
    マニュアル的な幸福論)」


 に与することができなくなってきていることにも
 気づきます。


 人生はもっと奥深いものであり、
 その複雑さを自分の言葉で表現したい、

 という欲求も強まります。



■だからこそ、


 「敗北(の運命)を抱きしめて」

 せめて今の一瞬一瞬を愛で、味わい、
 生きていきたい、


 そんな風に考え、こうして毎日、
 メルマガを書いているわけなのです。



■とはいえ、

 単なる個人の独白を公共の場に
 垂れ流すわけにもいかないので


 こうした思索の

 「外に出せる、ごく一部分をメルマガに、
  外に出せない部分を日記に」

 という形で切り分け、
 記録に残し続けているわけです。



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■決して幸福は永続するものではなく、次の瞬間には    潰えてしまう可能性を内包した世界に生きているのが我々。   ■「浅薄な幸福論」に与することなく、現実を直視し、    敗北(の運命)を抱きしめながら、一瞬一瞬を大切に愛で、    味わい、生きていきたいもの。

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