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4305号 「閑中忙あり」「常時閑あり」では、決して味わえない世界がある


■「忙中閑(ぼうちゅうかん)あり」

 という言葉があります。


 私(鮒谷)はこの言葉がとても好き。

 日々、スケジュールが詰まっている中、
 ホッと一息つける

 「閑(かん)」

 の存在によって、その

 「閑」

 を楽しむことができます。



■同時に(少なくとも私は)

 「閑中忙あり(ヒマな中でたまに忙しい)」

 あるいは

 「常時閑あり(常にヒマ)」

 という状態では、


 本当の意味で

 「閑」

 を楽しむことはできません。



■そもそも人は、

 潤沢に存在するものに対しては
 価値を見出しにくい生き物のようであり、

 反対に、希少であればあるものほど、
 その価値を高く感じるもの。


 とするならば、皆が求めてやまない

 「閑」

 も、ゆとりがあり過ぎると、むしろ、

 せっかくの価値を価値だと感じ取れずに、
 ジャブジャブ浪費してしまう

 (そして後悔してしまう)

 ことになるのかもしれません。



■そうではなく、

 常にフル回転で活動している中、
 ふとした拍子に

 「閑」

 が生まれると、

 その「閑」はこれ以上なく貴重なものとなり、
 悦楽、歓びを感じられるようになるのです。



■そんなことを考えるほどに、

 出来る限り早くリタイアし、
 南の島に移住して、日がな一日のんびりしたい、

 という人の心境は、理解できなくなるのです。


 (私なら多分、南の島に移り住んでも
  一週間、持たないと思います)



■別に考え方は人それぞれ、
 趣味嗜好の問題なので、

 何がいいとか正しいというのはありませんが、
 ただ、


 日々、猛烈に予定を詰めて、
 すべての予定をやり遂げた後、

 「ほっと一息つける、わずかな時間(閑)」

 を得られたときにのみ感じられる
 至福の瞬間が存在することを、

 未だその歓びを知らぬ方があればお伝えしたいと思い、
 記させていただいた次第です。



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■「閑中忙あり」「常時閑あり」では、決して味わえない世界が    ある。「忙中閑」にこそ、至福の歓びあり。   ■ヒマが溢れていると、ヒマなことが歓びに感じられなくなる    のである。   ■人間は過剰にあるものに対しては、有り難みが薄れるようで    ある。   ■ヒマを求め、ヒマを得られた瞬間から、ヒマであることに    苦痛を感じるようになる。    人間とは、実に矛盾に満ちた生き物であるようだ。

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