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4276号 鮒谷が高いカネを払ってまで、第三者目線での評価を求める理由


■岡目八目、という言葉があります。


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 岡目八目


 【読み】  おかめはちもく

 【意味】  岡目八目とは、当事者よりも第三者のほうが、
       冷静で客観的に物事を見れるということ。


 【注釈】  「岡目」は、脇から見る、第三者の立場で見ることを
       意味し、「傍目八目」とも書く。

       他人の打っている囲碁を傍から見ている者は、
       対局者よりも八目も先の手が見えるという意から。


       囲碁も将棋も打っている者同士は勝つことに必死だが、
       傍観者は局面の全体を見渡す余裕があるということから、

       当事者よりも局外にいて冷静に観察している
       人のほうが的確に判断できるということ。

       その他、「八目」には、多くの数を表す「八」と「目」
       からなる「やつめ」が本来の形で、多くの目の意味とする説や、

       八目分得する手がわかるといった意味など諸説ある。


           http://kotowaza-allguide.com/o/okamehachimoku.html

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 このことわざの通り、
 案外、理解されていないことですが

 「自分自身が思い込んでいる姿」

 と

 「外部から見た自分の姿」

 には大きな相違があるものです。


 さらに言えば、

 相違があるだけではなく、
 より真実に近いのは、

 「第三者視点からみた姿」

 ということが往々にあるものです。



■実は今朝方も、

 エグゼクティブ・コーチングを受けていたのですが、
 いろいろ対話をしている中で、


 「鮒谷さんは、決めつけが強い」

 「狭い世界に生きている」

 「思い込みが激しい」

 「知情意の知ばかりが走っている」

 「もっと人情を大切にするように」


 といったアドバイスを受けました。

 (一部、個人的解釈が入っていますが)



■それを聞いて、瞬間的に


 「いやいや、いやいや、

  出来る限り、決めつけや思い込みから離れて
  冷静、かつ客観的に物事を捉えているつもりだし。


  知が先行?情が先行、の間違いじゃないの??

  人情も人並み以上に持っているつもりやで」


 みたいなことを思ったわけですが、

 「ちょっと、待て」

 と。



■相手にそのように見えている、
 ということは、実際にそれが本当の姿なのです。


 自分がどのように考えていようと、

 どんな言葉を発していようと、

 そのつもりで振る舞っていようと、


 「伝わっている姿こそが真実」


 です。


 そう見ているということは、
 私がそういう人間である、

 ということ。



■こういった客観的な視点をもらい
 自分を相対化することができるから、


 コーチをつけたり、

 コンサルを依頼したり、

 顧問をお願いしたり、

 異業種、異分野の人も含め、
 できるだけ多くの人と対話をしたり、

 といったことが大事だし、


 私(鮒谷)もときに高いお金をお支払いしてまで、

 そういう場を確保し、
 そういう時間を天引きしてるわけなのです。



■もとより、

 狭い世界に閉じこもっているつもりは
 全くないと思っていましたが、


 深く顧みると、たしかにそういった側面が
 ないわけではない、

 というよりも、間違いなくありました。



■今、自分が生きている世界のみに
 安住していれば、

 そんな姿に気付かされることはなかったし、
 だからこそ、

 第三者から、自分のことを客観的に見てもらい、
 率直なところを語ってもらう必要がある、


 そんな風にも思われる次第です。



■日々、個別コンサルをしている中で

 「その人に見えていない世界をお渡しする、
  気づいて頂くのも、一つの大きな価値提供」

 と思っているわけですが、


 自分自身を日々、
 他者からの視点に晒しているからこそ、

 ただ知識を渡すだけではなく、

 「その人の決めつけ、思い込みを
  取り払うことこそが、最大の価値」

 だと体で理解されるのです。


 ※余談ですが、

  そういった意味でも
  経営者や営業に携わるものは

  自分が売っている商品やサービスの
  売り手になるだけではなく、


  ときに買い手側に立つことによって、
  何が真の価値なのかを体感することが、

  ほんとうに大切です。



■ということで、

 ぜひ自分を内面も含め、
 積極的に他者の視点に晒してみてください。


 無意識の囚われから開放され、
 新しい世界へ雄飛できる機会を手に入れる、

 そんなきっかけとなるかもしれませんよ。



■ただ知識を詰め込んでいるだけでは、

 自分の持っている世界観を前提として、
 自身知識に、外部の知識をくっつけているだけだから、

 ビジネスにもキャリアにも
 たいしたイノベーションは起こせません。


 つまり

 「知識の輸入 < 外部の評価に己を晒す
              (自身のパラダイムの客体化)」

 です。



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■岡目八目、という言葉があるとおり、    自分の姿を自分で正確に捉えることはできない。   ■特に自分がどんなパラダイムで生きているかは、    他人の目を通して評価されなければ、    なかなか自分だけでは気づけない。   ■しかしながら、イノベーションはパラダイムの転換によって    もたらされるものだから、    「知識の輸入 < 外部の評価(自身のパラダイムの客体化)」    を念頭に、積極的に第三者との対話を求める必要がある。

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