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4265号 「人生を予習する」ための格好の教科書とは


■先ほど、今、巷で話題の


 【今日のお勧め本 ドキュメント パナソニック人事抗争史】


 を読み終えました。

 (内容に引き込まれ、
  ついつい夜更かししてしまいました 汗)


 実名がバンバン登場する、
 生々し過ぎる話のオンパレードで

 「こういったところでコメントするのが恐ろしい」

 という感じなので、
 内容について触れることはいたしません。


 が、いろんな教訓が汲み取れるように
 思われましたので、

 それについて備忘として以下に記しておきます。



■一つには、

 「複数の人間が集まると必ず派閥が生まれる」

 ことは抑えて必要があるな、と。


 派閥の弊害を述べたて、
 派閥は良くない、問題だ、といったところで、

 やっぱり可愛がっている人間や、
 気心の知れた人物を引き上げよう、

 という気持ちが生まれるのは、
 人情でありましょう。

 それが良いか悪いかはともかくとして。



■それゆえ人事の話、派閥の話については
 太古の昔から無数のエピソードが残されているわけだし、

 だからこそ、良いとか悪いとかではなく、

 「人間集まると、
  そういうことが起こるのが現実」

 と理解しておく必要があるのでしょう。



■そういう世界について、

 自分を安全地帯に置いたまま、
 『正論』をぶつのは簡単ですが、

 少なくとも私は声高に正論をぶつ勇気はありません。

 当事者になったら、どんな振る舞いをするのか、
 自分にも自信がないから。


 恐る恐る、こういう振る舞いをしたいもの、
 くらいのことはいおうとするかもしれませんが。



■補足して、正直にいうと、

 現実を無視して、「きれい事」だけをいう人は
 信用しないことにしていますし、

 自分自身もそんな人間にだけは絶対にならない、
 と心に決めています。


 理想と現実を折衷させる「政治力」は
 社会を変える駆動力でもあるから、

 絶対に身につける必要がある、とも。



■話はそれましたが、


 組織が大きくなり、
 利害関係が対立する人間が増えるほど、

 派閥が生まれるのは人間の性(さが)。


 わずか数年やっただけで、
 とっとと卒業したサラリーマン時代にあってさえ、

 「派閥っぽいもの」

 に迷惑したことがありますし、


 上長の寵愛を受ける者がいる一方で、

 その人間と同じことをやっているだけなのに
 上長に疎んじられ、叱責された、

 といったことも(そういえば)ありました。



■そんなことを思い出しては、

 (サラリーマンをやめていろいろなくしたものは
  あるのかもしれませんが)

 面倒な人間関係から完全に離脱できたのは
 本当に良かった、

 と改めて思いました、、、



 なんていうのはどうでもいい話で、


 「人間同士が深く交われば交わるほど、

  より一層の生々しい人間関係が形成されていく中で、
  自身はどのように身を処するべきか、

  (そんな状態に入るよりも前から)

  自分の信念、信条、価値観について
  固めておく必要がある」


 ことが肝要ではないか、とも考えました。



■そのためにも、

 (昨日、記したことにもつながってくるのですが)

 若いうちから良質の随筆(エッセイ)を読むのは
 人生の疑似体験を行うという意味で、

 後々、効いてくるでしょうし、


 ※改めて、すぐれた随筆を読むことを
  故・森信三氏の勧めた出典を探してみたところ、

  この本

  【今日のお勧め本 森信三 訓言集】

  の66ページ、

  「卓れた随筆に親しむ」

  の項に出ておりました。



 随筆以外にも、歴史書やノンフィクションも
 同じく人間の真実の姿を教えてくれる格好の教科書になる、

 そんな風に思われます。


 言葉を換えれば、これらに触れることによって

 「人生を予習する」

 ことになるのでしょう。



■予習、というくらいですから、それらいずれもが、

 「遅効性」

 のものであって、


 年齢を重ね、経験が増えていくに従って、

 「あ、あそこに書かれていたことは
  このことだったんだ!!」

 と思い出す機会も増えていきます。



■ぶっちゃけ、

 ビジネスのノウハウとかテクニックなんかよりも、
 こういった

 「人間そのもの」

 についての学びのほうが本質的で、
 より波及効果も大きいものだと確信しています。


 若き日の濫読の効用、効能は、こうした側面からも、
 時間の経過とともに、じわじわと現れてくるものです。



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■人間社会について「きれい事ではない部分」まで含め、    どのような場所であるのか、知っておく必要がある。   ■きれい事抜きの、良質の随筆、歴史書、ノンフィクション等は    人生予習のための有効な教科書となってくれるだろう。   ■若き日の濫読は、予期せぬ形で果実をもたらしてくれることが    ある。    そして、今、あなたが何歳であれ、これからの人生において、    「今が一番若いとき」なのである。    学ぶのに遅すぎるということはない、とも言われる。

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