毎日20万人が読んでいるビジネスコラム 平成進化論

日本最大級・毎日20万人が読んでいるビジネスメルマガ
「平成進化論」のバックナンバーをご紹介しています。

メールマガジン「見本」はこちら

4252号 どのようにして「モラトリアム卒業宣言」の日が訪れるのか


■ある種の人にとって、あまり認めたくないのが、

 「人生は、どこかの段階で、
  広げることを終わらせ、閉じていかねばならない」

 という厳粛な事実。


 人生における可能性の無限の広がりを感じつつ、
 来るべきときのために準備をする期間が

 「モラトリアム期間」

 だとするならば、

 当然のことながら、いつかの段階で

 「モラトリアム卒業宣言」

 をしなければならないわけです。



■こうして卒業宣言をした後は、ある種、

 「諦念を伴う覚悟」

 とでもいうべき、

 「人生における可能性(選択肢)を閉じていき、
  一つの道を歩むことを決める」

 という現実を自らに選び取らせなければなりません。



■自らに選び取らせなければなりません、
 なんて書くと、

 「人生の可能性を閉じる」

 ことについてマイナスのイメージを持たれる方が
 いらっしゃるかもしれませんので、

 大急ぎで補足すると、


 「何者かになることとセットになっているのが
  別の何者かになることを捨てること」

 であり、


 むしろ、

 納得も得心もいったうえで、
 他の道(選択肢)を捨て、その上で、

 「自分の道を踏み固めていく」

 これこそが

 「自らに圧倒的な自信を持って生きていける人生」

 なのではないか、

 そんな風に考えているわけです。



■自分自身が納得も得心もいくような道を考える、

 とは、大げさに言えば

 「人生を哲学する」

 という風に言えるかもしれません。


 自分自身の来し方行く末について哲学する、

 それによって、過去の経験、一切合財を編集し、
 点と点をつなぎあわせて線にする、

 さらにその線を未来に向かって、
 どんな方向に伸ばしていこうか、


 そんな主体的な意思、そして企図を持って
 思索し、行動する。

 これが

 「実践を伴った哲学」

 です。



■このプロセスを高速で回転させるほど、早く


 「人生において、所を得る」

 「照らすべき、一隅が確信される」

 「何によって憶えられたいのか、が明確化される」


 のではないかと考えています。



■そのためにも

 「書く」

 という行為は極めて有効です。


 朝から晩まで、

 脳内を巡り続ける、
 無数の人生に対する悩みや疑問について、

 (脳の外にある)紙に書き出せば書き出すほど、
 脳内メモリに余剰が生まれます。



■書き出した課題について客観視することが、
 問題解決まで至らしめる

 「知的能力ならびに忍耐力」

 を増加させるのは、

 ひとえに書くことによって脳内メモリを開放し、
 余剰を与えたからであり、

 これによって初めて、

 脳内の混乱を収束させるための思索を行うことが
 できるようになるのです。


 この繰り返しによって、ある日、

 「モラトリアムを卒業」

 する日を迎えられるようになるでしょう。


 その日とは

 「自分が何者であり、何者ではないか」

 について、明確に理解された日。



■毎日、たくさんの個別コンサルを行っていると、
 表面的には

 「仕事で成果を出せないのでどうしたら」

 とか

 「カネがないので稼げる方法を教えてくれ」

 とか

 「独立したいけど、何をしたらいいか分からないので
  ヒントを求めたい」

 とか、

 さまざまなお悩みに対する解を求められている
 ようにも見えるのだけれども、


 突き詰めれば、


 「自分は何者であるのか、知りたい」

 「自分が何をしたいのか、分かりたい」


 こうした根源的な問いに対して答えを求めている、

 そんな方も少なくないわけです。


 そんな方々にこそ、


 「実践を伴った哲学

  (実践と書くことによる内省を
   リアルタイムで回し続けること)」


 をお勧めしたいと思います。



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■どのようにして「モラトリアム卒業宣言」の日が訪れるのか、    知りたい人は、思いの外、多いもの。   ■選択肢を広げることから、閉じる方向に向かうのは、    「実践 → (書くことによる)内省」    によって、脳内メモリに余剰を与えつつ、    自らの人生を客観視するところから始まる。   ■限りなきリアルタイム性を追求しつつ、このプロセスを    高速回転させていくことにより、あるとき晴れて    「モラトリアム卒業宣言」    を行える日が訪れることだろう。

カテゴリ:



※現在、20万1602名が購読中。