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3979号 0から1への立ち上げを支援してくれる名伯楽


■昨年からヨットを始めているのですが、

 「何ごとにおいても面白くなってくるまでには
  一定の時間がかかる」

 とつくづく思います。


 振り返ってみるとヨットを始めた
 初期の頃は


 何回も沈する(転覆する)わ、
 切り傷、打ち傷、たんこぶだらけになるわ、

 秋口以降は、めちゃくちゃ寒いわ、

 もちろん、東京から愛知県までの交通宿泊で
 お金はかかるわ、時間もかかるわで、


 (今だから言えますが)

 なんでこんなところまで来て、
 こんな苦行をしに来ているのだろう、

 「いつ止めてやろうか」

 と思っていたものです(汗)



■ところで、

 私がヨットを教えてもらっている
 玉山貴章さんは、

 学生時代、名門日大ヨット部で
 個人戦、団体戦とも日本一になった経験を
 持たれた方。


 そんな玉山さんが、

 血だらけ、アザだらけになり、
 萎えそうになる私に向かって、

 元体育会系らしからぬ優しさで


 「いや~、鮒谷さん、
  ヨットを嫌いにならないでくださいね」

 「そのうち、だんだん楽しくなってきますから」

 「いつかはレースに出ましょう!」


 などの優しい声をかけていただくたび(笑)、


 「いやー、ヨット面白いですね!」

 「危険と隣り合わせだからこそ、
  生命力が内側から湧いてくるようですよ!」

 「早く上手くなってレースに出られるように
  なりたいですね!」


 などと、前向き発言を繰り返していたものでした。



■しかし、もちろんこれは、

 そんなことはまったく思ってもいない
 前向き発言(=社交辞令)であって、

 内心は


 「いつやめてやろうか」

 「なんでカネと時間を使って、
  こんなに痛くて危険な目に遭わなければ
  いけないんだ」

 「そもそも、なんで俺は
  こんなところにいるんだろう」

 「っていうか、寒いし!!」


 など、ヨットを始めてからも、かなり長い間、
 そのように思い続けていたものでした。

 (玉山さん、今だから告白します。
  ごめんなさい!!)



■ところが、練習を重ね、
 ある程度、操船出来るようになり、

 一緒にヨットを始めた友人たちとレース仕様で
 勝敗を競ったりすると、がぜん面白くなってきて、

 技量を高めようと自ら積極的に練習時間を
 増やそうとするようになってきたのです。

 (今月末も山口県光市に
  ヨット修行しに行きます)



■こんな出来事を通して、

 この過程は何かを身につける過程において
 必ず通るプロセスであった(!)

 と改めて確認することができました。



■考えてみれば、

 全く営業が出来なかった私が
 ある程度、モノが売れるようになるまでに、

 あるいは、

 まったく知らなかったマーケティングを
 ある程度理解するようになるまでに、

 あるいは、

 全然触れたこともなかったWebマーケティングが
 面白くなってきたこと、

 さらには、起業当初、ビジネスそのものについて、
 不安で不明なことしかなかったところから、

 収益が上がるようになったこと、

 教育思想、教育哲学に関心を持ち、
 大学院受験を始めたときも、

 全くわからなかったところから
 体系だった理解ができるようになったこと、


 そして最近はヨットもそうですけれど、

 それらが面白くなってくる(=成果が出る)
 ようになるには、

 いずれも、ある程度の時間がかかっているのです。



■その面白みを理解する、ある段階に至るまでに
 脱落してしまっては何ごとも身につきません。

 したがって何かを身につけようと思うならば、
 そこに至るプロセスは

 「そういうもの」

 であると理解するほか、ありません。



■このハードルを乗り越えさえすれば、
 その向こう側には新しい境地が広がり、

 新しい能力、新しい世界、新しい人の繋がり、
 新しいパラダム、新しい知識、

 などが一気に手に入るのです。



■こんな風に、

 「そういうもの」

 であるとわかった人は、

 次々と様々な違う分野にチャレンジしていっては、
 自らのモノにしていくでしょう。


 反対に、これが理解できなければ、
 少しかじっては次、少しかじっては次、

 といった風に、

 いつまで経っても
 誇れるものを何にも手に入れられない、

 という結果になるかもしれません。



■補足すると、

 ある分野において、
 一定水準に達しさえすれば、

 それ以降は、当該分野に対して、
 多少触れなくてもゼロに戻ってしまうことはありません。

 「むかし取った杵柄の法則」

 が発動するからです。



■しかし、一定水準に達しないところで
 やめてしまうと、

 せっかくそこまで築き上げてきたものも
 あっという間に雲散霧消してしまいます。


 だからこそ、これはと思うものがあれば、
 時間をかけて取り組み、

 面白くなってきて、少なくとも一定水準に
 達するまでは、それをやめてはならないのです。



■こういったことを理解し、

 「自らの世界を次々に広げていく人」

 と、

 「自らの世界が広がるどころか、
  どんどん狭まっていく人」

 の差は、自ずから開いていくものです。


 だからこそ、
 なんとしても前者の人間になりたい、

 と私は思っているわけです。



■ちなみにこれは、
 ビジネスや商売においても同じで、

 「能力の身につけ方」

 が一旦体得できれば、
 どんどん成果が出せるようになり、

 楽しくなってくるものです。



■実のところ、

 この世界をどうしたら体感いただけるか、
 ということも、

 年間プログラムを始めた、

 あるいは長期間のコンサルティングという
 メニューを用意させていただいている、

 大きな理由です。



■話をヨットに戻すと、

 玉山さんという名伯楽にお会いできたからこそ、
 0から1を、紆余曲折はあれども
 なんとか立ち上げていただくことができた、

 と思っています。

 (ほかの人に教わっていたら、
  速攻で敵前逃亡していたと思われます)



■何ごとにおいても、
 何かをゼロから始めるにあたっては、

 「0から1への立ち上げを支援、応援してくれる
  名伯楽」

 を探すことが一番大切、
 と言えるのではないでしょうか。


 そして私も、

 そんな「名伯楽」を目指して、日々、
 修練、鍛錬、練磨、錬成しています。



 <今日の格言>


 ▼千里の馬は常に有れども伯楽は常には有らず

      (韓愈(かんゆ)・雑説(ざつせつ)・四首・其四)


 ▼玉磨かざれば光なし(礼記)



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■人生を生かしてくれる    「0から1への立ち上げを支援してくれる人」    が見つかると、人生は簡単に、楽しく、なってくる。   ■反対に、多くの人にとって「0→1」は未体験ゾーンであるが    ゆえに、そのカベを乗り越えられず、死屍累々となる。   ■一度、カベを乗り越えて「そういうもの」と身体で分かった    人は、二度、三度、四度、、と何度もカベを乗り越えていき、    一度もカベを乗り越えたことのない人は、どうすればカベを    越えられるかが身体で理解できないから、    挫折経験のみが身体に染み付き、永遠に、    そこ(ゼロ地点)から逃れられなくなってしまうのだ。   ■そのカベを越えさせる、強力な助っ人となってくれるのが    当該分野における「名伯楽」である。   ■だからこそ名伯楽との出会いは、なによりも大切にすべき    ものだし、そんな出会いのチャンスがあったら、    躊躇なく、その機会に飛び付くべし、なのだ。   ■「名伯楽を探し求め、見つけたら即座に飛び込む」ことこそ、    始めている人は、もう始めている、人生を激変させる習慣。

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