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3901号 シンプルで豊かな人生を約束する「Less is more」の考え方


■誤解を生むかもしれませんが、一般論として


 「卓越性を身につけるには、
  ネット環境から極力遠ざかるべきである」


 と思っております。

 (あくまで個人的な意見です)



■パソコン・ノートパソコン・タブレット・
 スマートフォン、

 といったデジタルツールを持ち歩いたり、
 頻繁にネットにアクセスしたりしても、


 「それらを活用して得られる利益」

 よりも、

 「それらに振り回されて被る不利益」

 の方が圧倒的に多い、


 と、あるとき、気付きました。



■どんな情報をどんな意図をもって
 ネットから収集するか、

 という意識の持ちようにも大きく左右されますが、


 もしそれが明確ではなく、単にネット接続して、
 ちょろちょろ巡回しているだけなら、

 「日々、消費されていくだけの情報」

 に出会う確率が、比率しては圧倒的に高くなるのでは、
 と思います。



■それに引き換え、

 たとえばある種の書籍は、
 立ち止まって精読し、思索する必要に迫られます。


 先日読んだ、外山滋比古さんの

 『乱読のセレンディピティ』

 という本には、


 「読書には

  『(ほとんど何も考えることなく読み進められる)
   アルファ読み』

  と

  『(精読と思索を必要とする)ベータ読み』

  の2種類があり、

  訓練しなければ、ベータ読みの能力は
  永久に鍛えられない」


 といった趣旨の話が書かれていましたが、
 まさにその通り、と思わずにおれませんでした。



■そして、


 「(無意味にネット巡回、徘徊するのではなく)

  そういう本をこそ読んでいきたいし、
  そのための時間を天引きして確保しよう」


 とも思われた次第です。



■繰り返しになりますが、

 あくまで一般的な傾向として、
 ネット上で流通する情報の大半は、

 「アルファ読み対応の文章」

 であろうと思わざるを得ないから。


 (このメルマガもその一つであることは
  潔く認めましょう)



■息抜きに気軽な文章に触れるのも悪くないですが、
 それだけだとどうしても

 「脳が劣化する」

 ように思われるのは、私の偏見でしょうか。


 いずれにせよ、
 私は脳みそが衰えるのは嫌なので、

 たとえ触れる絶対的な情報量は少なくなっても、
 考える訓練のできる文章に触れる時間を増やしたい。



■そうすると、手に入る見かけの情報量は
 少なくても、

 「思索が深くなる」

 ことの帰結として、

 より本質的な解を手に入れられる確率が
 高められるのではないか、

 そんな風に思われるのです。


 世に

 「Less is more」

 とも言われるではありませんか。



■これまでメルマガで何度も

 「現象に振り回されず本質を掴みたいもの」

 と書いてきましたし、
 世間一般にもよく言われることですが、

 そのためには何よりも、

 「本質をつかむための訓練」

 が必要なのではないでしょうか。



■その訓練のためには、外山さんの言われる


 「ベータ読み」

 (=背伸びしてでも、
   難度の高い書籍にチャレンジしてみる)


 が良いのではないかと思います。


 とはいえ、もちろん、

 ウェブ上から得られる情報を一概に否定するのではなく、

 「今の時代をつかむ」

 という意味において、

 時々刻々流れていく情報ももちろん重要で、
 必要に応じて摂取していく必要はあるでしょう。



■ただし大切なのは、


 まずは、考える力を鍛え、

 その上で、流通する情報を効率よく摂取し、
 自らの人生や仕事に役立てる、


 という順序付けではないかと考えているのです。



■古いと言われても、古くて結構。

 自分の人生において、より満足度の高い成果が
 残せればそれでいい、と思います。


 あー、自由っていいなあ。

 Less is more.

                   (別府温泉にて)



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■ネット断ちから生まれる「Less is more」人生、とでも    いうべき、快適ライフスタイルがあるのではないか。   ■日々流れてくる、どこまでいっても処理しきれない種々雑多な    情報に忙殺されるくらいなら、    心静かに、精読しつつ、思索にふけらなければ読めない本を    数少なくでも丁寧にあたりたいもの。   ■いったん本質を掴む力さえ身につければ、現象の意味も    容易に汲み取ることができるようになる。   ■現象を現象と捉える限り、脳内の混乱を収束させることは    永遠にできないだろう。    「Less is more」の精神だけが、シンプルで豊かな人生を    約束してくれる。

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