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3513号 寛容さを涵養する「非ノウハウ系の」書物

■小学生に上がり、活字の本を一人で読めるように
 なって、たくさんの本を読むようになりました。


 当時読んだ物の中でも特に印象に残っているのは、
 たとえば、


 【今日のお薦め本 ガラスのうさぎ】

 【今日のお勧め本 あのころはフリードリヒがいた】

 【今日のお勧め本 アンネの日記】


 といった作品。


 いずれについても読後の感覚を
 今でも鮮明に思い出すことができます。



■両親の庇護のもとで、毎日、

 無邪気に、難しいことはなんにも考えず、
 楽しく幸せな日々を過ごしていた私は、

 これらの作品を通して、

 「ほんの少し(数十年)前に、自分とさして年齢の違わない
  少年・少女の身に、こんなことが起きていた」

 という事実を知り、言葉を失いました。



■思えばこのとき、生まれて初めて、

 自分が見たこともない世界を生きている人が
 存在することを自覚させられたのでしょう。


 それは私に、世の中の見え方が変わるほどの
 大きな衝撃を与えました。



■省みると、このあたりから、

 (7歳くらいまでの、
  夢の中に生きていた時代が終わり)


 知らない世界に触れては、
 都度、ショックを受ける経験とともに、

 「この世の中には、自分が経験したこともなければ、
  窺い知ることもできない世界が存在している」

 ことに気づき始めたようにも思えます。



■以上のような過程を、大人になるまでに何度も
 繰り返すことによって世の中は

 「自分を中心に回っている世界」

 から

 「自分と異なる他人が同じ時空を生きている世界」

 であると、認識が書き換えられていったのです。



■とはいえもちろん、

 いまも多くの場面において

 「自分の生きている世界」

 からのみ、世界を眺めてしまうことに変わりなく、

 それゆえ注意されることもあるし、批判される
 こともあるし、非難されることもあります。



■でも、それこそは

 「自分と他人が生きている世界」

 で生活していることを気づかせてくれる
 きっかけなのだなあ、

 と、(少なくとも頭の中では)納得できる
 ようにもなりました。



■それもこれも、

 自分の知らない世界を見せてくれる人、
 ならびに、「非ノウハウ系の」書物、

 によって、

 多様な世界観を受け入れられる寛容さが増したから、
 このことだけは間違いないと思われるのです。



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■人は子どもから大人になる過程において、    「自分を中心に回っている世界」    から    「自分と異なる他人が同じ時空を生きている世界」    へと認識が書き換えられる。   ■人や書物を通して、知らない世界に触れる機会が増える程、    多様な世界を受け入れられる寛容さは増すだろう。

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