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3475号 あるものの価値に気づくのはいつだって事後


■昨日は

 「読書や出会いは、食事のようなもの」

 であり、


 美味しくバランスに富む食事を取る習慣は

 (一食、二食で何かが変わるわけでは
  ないけれども)

 長い時間を経ると、

 健康に大きく影響を及ぼすでろうし、
 精神の形成にも少なくない影響をもたらすように、


 読書や出会いも習慣化し、数を重ねていくと、
 時間の経過とともに

 「何かが変わった」

 ことに気づくはず、


 そんなお話をいたしました。

 今日も続けます。



■読書にせよ、出会いにせよ、

 そこから得られる価値を価値だと気づくのは
 あくまで

 「事後的」

 なものであって、
 事前に理解できるものではありません。



■美味で滋養のある食事を日常的、継続的に
 摂っている人は、

 食事が身体や精神に与える影響について
 いまさら説明を受けるまでもなく、

 その価値を十分に理解しているはず。

 (だから引き続き、良質の食事を摂ろうと
  するはずです)



■しかし、その価値を解することのできない人は、

 栄養価に乏しいファーストフードや清涼飲料水を
 暴飲暴食してしまうかもしれません。


 あとになってから、その愚に気づくことになる
 でしょうけれども、

 栄養素や食事バランスといった価値を
 身体を通して理解していない段階では、

 「たとえ知っていたとしても、
  実践しようとは思わない」

 わけです。



■同じように、読書や出会いの価値を
 すでに理解している人であれば、

 誰かに言われなくたって、

 勝手にいい本を探し、いい本を見つけ、
 いい本を読もうとするでしょう。


 あるいは

 誰かに言われなくたって、

 勝手にいい人を探し、いい人を見つけ、
 いい人とお付き合いしようとするものです。



■けれども、


 食事や読書や出会いがもたらす真の価値を
 知らない人は、

 そもそも知らないのだから、
 自ら行動を取ることもなく、したがって

 「今いる世界」

 で生き続けるより仕方がなく、


 (あるとき)

 どういうきっかけかによって
 その価値に気づかされたとき、初めて

 「夢から醒める」

 ことになるのです。



■この覚醒がいつのタイミングで起きるのかが、
 人生に大きな影響を及ぼすと考えられますが、

 「あるものの価値に気づくのは
  いつだって事後」

 であるわけですから、


 その価値に気づいたとき、

 すでに流れていった過去は取り戻せないことにも
 同時に気付きます。

 (暴飲暴食して健康を害した時、
  後悔するのと同じです)



■ここまでの話を総括すると、
 こんな風になるでしょう。


 食事、読書、出会い、
 あるいはその他さまざまなことについて、

 価値を価値であると実感されるタイミングは

 「すべて事後」

 であり、


 価値が実感された後は、
 それまでの過去における、いわば

 「不作為の罪」

 を後悔とともに感じてしまうことになるのかも
 しれません。



■深いところでは、


 -------------------------------------------------


 「今、価値あることを行っている人は、

  過去、価値あることを実践し、
  その果実や喜びを既に享受しているがゆえに、

  ますます価値あることを実践し、
  その喜びを増幅させようとする」


 =====(永遠の断絶)=====


 「今、価値あることを行なっていない人は、

  過去、その行動を実践したことがないゆえに
  その価値を体感したことがなく、

  今現在、その価値を理解していないのだから、
  これからも実践することはなく、

  従ってこれからも理解することもできない」


 -------------------------------------------------


 という矛盾の構造が内包されているわけです。


 この矛盾(=永遠の断絶)を

 (どういうきっかけを通してであれ)

 乗り越えられるか否かによって、

 新しい生が切り開かれるかどうかが決まることが
 お分かり頂けるかと思います。



■さらに、読者諸賢は、この構造は

 「食事」「読書」「出会い」

 といった分野にとどまらず、

 「(それ以外の)すべての価値あると思われるもの」

 においても同様の構造があることに
 気づかれるはずです。



■このような矛盾の構造における、

 私(鮒谷)なりの考え、対案、処方箋は
 もちろんあるわけですが、

 今回は問題提起するだけに留めておきます。


 あなたはこの矛盾を乗り越えるために
 どのような方策を考えるでしょうか。



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■食事にせよ、読書にせよ、出会いにせよ、    その価値はすべて事後に理解されるものである。   ■事前にその価値を実感として感じられることはない。   ■「夢から醒める」タイミングの早い遅いが人生に大きく    影響を与えることになるだろう。   ■分かっている人は実践しつづけ、理解できない人は永遠に    実践できない。    そんな矛盾の構造は「食事」「読書」「出会い」といった    分野にとどまらず、あらゆる分野に存在している。   ■この矛盾を乗り越えるために、どんな対案、処方箋が必要か、    各人、考えてみてはどうだろう。

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