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3459号 知識は蓄えている間に腐るもの


■今日は、

 お勉強ばかりして、いつまで経っても行動に移れない方への
 アドバイスをいたします。


 「お勉強ばかりして、いつまで経っても実行しない」

 と聞いて、ギクッとされた方は、

 「考えてから動くのではなく、
  まず動いてから、考える」

 という順番で進んでいく必要があることを
 知るべきでありましょう。



■もちろん、おおよその向かうべき方向は
 決めておく必要がありますが、

 ある程度まで学び、考えたら、
 後は動いてみないと分からない、

 という段階に、やがて必ず至ることとなります。

 (いわゆる「煮詰まった」状態)


 その段階に到達しても行動しないと、
 例えるなら

 「知識が腐っていく」

 ことになります。



■この表現については「なんとなく」、

 あるいは人によっては「生々しく」理解できる
 のではないでしょうか。


 今はもちろん違うでしょうけれども、
 その昔、海戦にあたっては敵艦に対して

 「第一射 ⇒ 弾着確認 ⇒ 弾道修正 ⇒ 挟叉(命中精度向上)」

 という順序を経て、

 「主砲一斉砲撃」

 する、という話を聞いたことがあります。



■上述の知識が腐っていくとは、
 この話でいくと、


 一度の試射をすることもなく、

 彼我の艦の速度ならびに距離を計算して、
 照準を合わせ、


 そうしている間にも
 さらに彼我の速度と距離が変化し、

 再び、照準を合わせ、


 そうしている間にも
 さらに彼我の速度と距離が変化し、

 三度、照準を合わせる。


 (その間に敵艦の砲撃に直撃され、
  一度も主砲の門を開くことなく撃沈)

 というようなものではないでしょうか。



■そんな情けないことにならないよう、

 「敵艦見ゆとの警報に接し、
  連合艦隊はただちに出動、これを撃滅せんとす」

 のあとは、

 取り急ぎ仮の照準を合わせ、まずは敵艦に向け
 第一発目の砲撃を行う必要があるのです。



■もちろん、一発目が命中することなど、
 ほぼありえないことでしょう。


 けれども第一弾を試射し、
 敵艦と一発目の着弾点との距離が測れれば、

 次回以降の砲撃においては、敵艦と着弾点の距離を
 徐々に詰めていくことができるはずです。



■このようにして敵艦隊(目標)の位置を捉え、
 弾道を修正し、挟叉の状態に至れば、

 あとはその方位と距離に向けて、
 砲塔が焼き切れるまで一斉砲撃を繰り返す

 (=確立された成功方程式にのっとり
   持てる資源一切を一つの行動に叩きこむ)

 ことによって、

 完膚なきまでに敵艦隊を一艦残らず、
 撃沈、轟沈、撃滅させることができる

 (=目標達成する)

 ことになりましょう。



■なにか行動する際には、

 このようなイメージを持たれると
 分かりやすいのではないでしょうか。


 上述の通り、行動して失敗しても、

 次の行動はより目標に到達する可能性の高いものに
 順次、切り替えていくことができるわけですから、

 最初の失敗行動は無駄打ちになりません。



■反対に

 「行動せず、考えすぎて何にもしない」

 というのは一番タチが悪くて、
 未来に向けて、何らの発展性もないのです。



■ひたすらより高い精度を求め、
 照準を狙い続け、一発の弾も撃っていない間にも、

 敵の砲弾は徐々に自艦に接近しています。


 これがまさに冒頭で記した

 「知識を蓄えている間に腐ってしまう」

 という現象。



■ここまでのことを理解することができれば、

 何ごとを行うにせよ、
 ある程度のところまでまで学び、考えたら、

 それ以上照準を合わせることは止め、

 「第一射 ⇒ 弾着確認 ⇒ 弾道修正 ⇒ 挟叉(命中精度向上)」

 という順序を経て、

 「主砲一斉砲撃」

 というステップを踏むのがよい、


 とお分かりになられることでしょう。



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■昔の海戦においては    「第一射 ⇒ 弾着確認 ⇒ 弾道修正 ⇒ 挟叉(命中率向上)」    のあと、    「主砲全開」    するものであったそうだ。   ■我々が目標を掲げ、達成を目指す際にも、この方法論は    使えないか。    まずは砲撃(=行動)しないことには、着弾点も分からず、    軌道修正も出来ず、したがって命中率の向上は望めず、    いつまでたっても敵艦を撃滅できない。    (そうこうしているうちに自艦が撃沈されてしまう)   ■考えすぎて動けないというのは、高い精度の測量精度を    求めるがあまり、一発の砲撃も行うことなく撃沈されるような    もの。    「知識を蓄えている間に腐ってしまった」と言われても文句は    いえぬだろう。

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